5月2日でロックダウンが終わり、博物館なども開き始め、17日からは学校も毎日になり、19日からはカフェ、レストランも営業を再開し、コロナ禍でもだいぶウィーンの街の空気も普通に感じるようになりました。
3G・・・getestet（検査結果が陰性）、genesen（コロナから復活）、geimpft（ワクチン接種）である人がレストランやカフェ店内に座れ、街中では開放的な空気が少しずつ漂い、一昨日6月10日より規制も少し緩和されています。
ウィーンでは検査施設が充実し、インターネット上から（電話も可能）簡単に個人情報登録をして検査を受ける証明書を発行させたり、各検査場所での日時の予約が入れられるようになっています。
何の症状がない場合は以下の場所と指定された街中の薬局で もAntigen-Test（抗原検査）を無料で受けることができます。
もちろん症状が無い場合のPCR検査、症状がある場合のPCR検査もしっかり場所が決まっています。
また、オーストリア国家ガイド協会のオルガナイズにより、私達国家ガイドだけがPCR検査を、週1回毎週木曜日に無料で受けられる場所も2月初旬から確保されていて、そちらも私は利用していましたが、これは6月初めをもって終了しました。
現在ではウィーンの街中24ヵ所で手軽に検査することができます。
https://app.wien.gv.at/covidregistrierung/testLocation/all/cb0dd13b-b054-4730-b549-08d8cea54ce7
昨日はあるレストランで懇親会があり、また今日から週末ザルツブルクに行くこともあり、急いで抗原検査を受けてきました。
ウィーン市のサイトにアクセスして、18:45にウィーン中心部のWollzeile（Aula der Wissenschaften）に予約を入れました。
ここは登録済みのQRコードの提示を求められ、先に進んでQRコードをスキャンしてもらい、身分証明を見せます。
次の場所で係が例の金属綿棒を鼻の奥まで突っ込みます。
今回は右の鼻のかなり奥まで突っ込まれました。
検査したその金属綿棒を次の係が特殊な液体に入れてかき混ぜ、使い捨ての検査スティックに3～4滴その液体を垂らしました。
多くの人が並んでいますが、私は予約していたので優先されて先に行けました。
写真が検査スティックです。
このスティックの右側の丸い所に液体を垂らすと、試験紙に浸み込んで右から左へと色が変わって行きます。
やがて線が現れるのですが、右の写真のように線が1本の場合はNegativ・・・陰性ですね。
先が2本だと陽性となります。
19:08まで待って窓口で身分証明を提示すると書面で結果がもらえます。
よくオルガナイズされていて、快適に検査が受けられました。
ウィーンのこの検査システムは凄いとお思いますね。
PCR検査は72時間有効、Antigen Testは48時間以内の陰性証明ですから、検査することが日常生活では完全に普通になって来ています。
