ウィーンによく見られるこの時期の花 341(ライラック)

4度目のロックダウンが解除され、5月3日から商店なども営業を再開しています。

街中は多くの人が見られますし、シュテファン広場やスウェーデン広場などの主要広場でのマスク着用義務もなくなりました。

そんなコロナ禍ではありますが、春の空気を至る所で感じるウィーンです。

今年は冬があまり寒くなかった割には、4月は雨が多く、また風も冷たい日が多かったこともあり花の咲き始めが少し遅いです。

さて、今日もウィーンの至る所で見られるこの時期の花です。

 

こちらはドイツ語では

Flieder (フリーダー)、

学名ではSyringa vulgaris、

日本語ではライラックとかリラ、紫丁香花(ムラサキハシドイ)などとも呼ばれています。

モクセイ科、ハシドイ属の樹木で、原産はバルカン半島と言われています。

 

1560年から中央ヨーロッパでは知られ、全体に広がりました。

日本には明治中期に入って来たそうです。

 

こちらは2019年4月21日17:00頃、うちの近所で撮影しました。

 

 



 

高さは2~6m程で、低木もあれば、小さな木であることもあります。

開花時期は4~5月で、花全体では10cm~20cmぐらい、薄紫、濃い紫、白などがあり、一重咲きもあれば八重咲きあり、強い香りを放ちます。

ライラックは20~25種類程あるそうです。

 

紫のライラックは2021年4月30日11:20頃、王宮で

白のライラックは2021年5月1日13:50頃、国民庭園で撮影しました。

 

ウィーンでは圧倒的に紫や薄い紫が多く見られますが、白のライラックを好きな方も多いようです。

 


 

上の2枚の写真はうちの庭に咲いているライラックです。

今年もとても大きく、写真に見られるのは25cmぐらいはあります。

美しい色で数多く咲きました。1枚目の背景に見られる白い花はリンゴです。

 

2021年5月7日18:30頃の撮影です。

 

 

 

 

 

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