ウィーンによく見られるこの時期の花 334(ベニバスモモ)

4月12日の月曜日の午後16:00ぐらいから急激に天気が崩れたウィーンです。

それまでは青空が広がるいい陽気で日中20℃ぐらいはありました。

今週はずっと雨マークですね。

またウィーン、Niederösterreichに限ってロックダウンが5月2日まで延長されました。

学校はそれよりも1週間ほど早く始まるということに今の所なっています。

 

さて、今日はウィーンにこの時期非常によく見られる私が個人的に好きな花をお届けします。

 


 

こちらはドイツ語では一般的にBlutpflaume(ブルートプフラウメ)、

学名でPrunus cerasifera、日本語では紅葉スモモ(ベニバスモモ)です。

バラ科のサクラ属です。

 

BlutpflaumeはKirschpflaume (Prunus cerasifera)の葉が赤いものを指し、Kirschpflaumeとの交配から生まれたもので、Blutpflaumeと呼ばれているほとんどがPrunus cerasifera 'Nigra'に属するそうです。

Kirschpflaume はチェリー・プラムとかミロバランスモモとも呼ばれていて、ケルト人達にすでに知られていました。

Kirschpflaume自体の原産はバルカンや中央アジアで、5~8mぐらいの高さです。

 

日本には古い時代に中国から来たそうですが、日本ではここまでピンク色になるものはおそらくないそうです。

(自分で調べたわけではないので自信がありませんが・・・)

 

左上は2021年3月31日15:00頃、家の近所で、

右上は2021年4月3日13:30頃、ウィーン23区の一角で撮影しました。


 

開花時期は3月~4月初めでサクラよりも10日程早く開花し、サクラよりも小さめの花です。

花の大きさは1cm~2cmぐらいでしょうか。

高さは15mぐらいにまでになるものもあります。

花と一緒に濃い赤い葉が現れますが、最近のウィーンのBlutpflaumeは、緑が赤っぽく見える葉も多くあるような気がします。

ちなみにソメイヨシノは、花が散る頃に緑色の葉が出て来ます。

 

ベニバスモモは街路樹、公園、庭にとにかくよく見られ、こちらでは大変ポピュラーなこの時期の樹木です。

うちの庭にも咲いていて、個人的にも大好きですね。

 

 

こちらは2021年4月3日13:30頃、ウィーン23区の一角で撮影しました。

 

 

 

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