ウィーンによく見られるこの時期の花 329   (セイヨウサンシュユ)

昨日ウィーンからのLIVE配信に御参加頂いた皆様、どうもありがとうございました。

話す内容、カメラのポジション、周囲の状況などを1人で注意しながら御案内するのは結構大変でしたが、思っていた以上に上手く行ったので、定期的に続けて行きたいと思います。

是非、次回も御参加下さい。

 

ウィーンの花をテーマにした内容ではここ最近、春の訪れを感じるポピュラーな可愛らしい小さな花を紹介しましたが、今日は木です。

ウィーンの街中にこの時期黄色い小さな花をたくさんつけた、少し背丈が高い木が多く見られます。

 

こちらはドイツ語でKornelkirsche

(コルネルキルシェ)とか

Dirndlstrauch(ディルンドルシュトラウホ)や

Gelber Hartriegel

(ゲルバー ハルトリーゲル)

とも呼ばれています。

学名ではCornus mas,日本語ではセイヨウサンシュユです。(西洋山茱萸)

ミズキ科のミズキ属の落葉小高木です。

 

ドイツ語のKornelkirscheから想像できますがコーネリアンチェリーとも呼ばれています。

 

原産はヨーロッパ南部ですが、アルメニアやトルコなどにも広がっています。

 

高さは3m~6mぐらいで、樹齢50年ぐらいのものは8mに達するのもあります。

幹の直径は15cm~20cmぐらいと結構太くなります。

 

 

 

開花時期は2月~4月です。

2cm~4cmの黄色い小さな花をひとつの場所に10~25個ぐらいまとめて咲かせます。

7月以降に赤い実が熟し、食べることができますがかなり酸味があります。

Kornelkirscheは環境の適応によっては樹齢100年を超えるものもあるそうです。

 

こちらでは公園や庭などに多く見ることができます。

 

写真は2枚共2021年3月13日15:10頃、ベルヴェデーレ宮殿横にあるBotanischer Garten (植物庭園)で撮影したものです。

 

 

 

 

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