うちのそばのウィーンとは思えない長閑な風景

今年のウィーンは6月13日に日中の気温が初めて30℃を越え、6月は合計3日、7月は30℃を越えた日が8日あり、8月は10日ありました。

7月28日が今年に入って一番の暑さとなり、日中の気温が35℃を越えました。

こちらは日差しが強いですから、太陽の下にいると20℃ちょっとでもかなり暑く感じます。

梅雨もなくカラッとした気候なので、日本のあのジト~っとした湿気がある暑さとは全然違いますが、私がウィーンに住み始めた頃と比べたら明らかに湿気を感じる日が多くなっていると思います。でも振り返って見るとあまり暑くならず過ごし易かった今年の夏です。

9月に入ると朝夕と日中の気温の差が開いてきて秋が感じられるようになりました。

今日の朝6:00の気温は8℃です。

 

今日はお気に入りの散歩コースを少しお届けします。

 


 

ここはうちのお気に入りの場所のひとつであるStammersdorf界隈です。

この界隈は"Stadtwanderweg 5"があり、ぶどう畑が広がる長閑な風景に出会えます。

Stadtwanderweg (シュタットヴァンダーヴェーク)はウィーン市が管理しているウィーン市内のハイキングコースで全部で9コース(11コース)あります。

直訳すれば街のハイキングコースです。

Stammersdorfは観光化された有名なGrinzingなどのホイリゲ街とは違い、昔ならではの本来のホイリゲがたくさんあり、ぶどう畑が広がる長閑な自然の中にテーブルを設けている店が多くあります。

Stammersdorfはメイン通り界隈とStammersdorfer Kellergasse界隈に大きく分けることができ、特にStammersdrofer Kellergasse界隈の雰囲気は情緒があり、とてもウィーンとは思えません。

 


 

Stadtwanderweg5はウィーン21区のStammersdorfからNiederösterreichに入るBisamberg、Langenzersdorf、Hagenbrunnの全長10.3kmです。Bisambergは標高358mのちょっとした山で、このStadtwanderweg5号線の代表名となっています。

Stammersdorf界隈にはコースから枝分かれした情緒ある石畳の迷路のような小路が多くあり、ここを歩くだけでも本当に楽しいです。

"Kellergasse"という名前の通り、古いワインKellerがたくさんあります。

ホイリゲ、ぶどう畑の中を貫く石畳、農家、長閑な自然、背景に見えるウィーンの中心部・・・繰り返しますがここはウィーンとはとても思えません。

 

中心部からはかなり遠いですが、Schottenringから出ている路面電車の31番の終点がStammersdorfなのでそう不便ではありません。

この終点駅からこの界隈の散策を始める地元人が非常に多いです。

散策をしている時、またはその後はもちろんホイリゲでくつろぎます。

ウィーンに住んでいる方でここを知らない方は是非、少し時間をとってこの界隈を歩いてみて下さい。

 

 

 

 

 

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