ウィーンのちょっと珍しいアングル 83

8月も後半に入り休暇シーズンも終わりに近づいて来ました。

今年はオーストリア国内で休暇を楽しむ人が多く異例の夏となりました。

 

夏至から2ヵ月が経ち、日がかなり短くなってきたことがわかります。

ウィーンはこの時期は朝5:30頃から明るくなってきます。

 

 

さて、今日はちょっと珍しいアングルシリーズです。

前回のウィーンのちょっと珍しいアングル82では国立オペラ座から見た光景を取り上げましたが、今回も国立オペラ座を登場させたいと思います。

 

今回は珍しいアングルというよりも、珍しい光景と言った方がいいでしょう。

右の写真は何でしょうか?

国立オペラ座なのですがそのオペラ座のどこでしょうか?

ここはParkettという1階客席ですが椅子が全く見当たりません。

係が歩いているこの白い床には細くて短い棒がたくさん突き出ていて、マスのようになっていますがそれぞれ1人分の客席スペースです。観客席が全て取り外されている状況です。

 


1枚目の写真で見られる状況を離れた所から見るとこんな感じです。

奥には舞台、その手前にはオーケストラピットがあり、そこにはガイドツアーが入ってますね。

今年は異例ですが、本来であれば7月、8月は国立オペラ座は休暇シーズンに合わせてお休みになりますので、その時に国立オペラ座内では様々なメンテナンスが行われます。

国立オペラ座では年間約300回という想像を絶する公演数で、毎日違った演目が上演されるわけですから普段の日にはできないことがたくさんあります。

ガイドツアーはクローズ時期でも毎日頻繁に行われるので、その時期に入るとメンテナンスの色々な場面に遭遇することがあります。

このような光景はまず目にすることができません。

 

国立オペラ座は9月4日よりマーラの間での特別プログラムから始まり、7日より蝶々夫人をもってオペラが開始されます。

 

 

 

 

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