ウィーンによく見られるこの時期の花 300(キバナフジ)

5月1日からは全ての店舗,ショッピングセンター,理髪店の営業も始まっています。拡大防止規制が徐々に緩和されていき、社会が普通に戻り始めていて開放感が漂う、そして人々の明るさが戻って来ているウィーンの街ですが、油断は禁物です。

第2の波が来ないよう個人が責任を持って行動してもらいたいです。

そんなこととは無関係に季節はめぐり、緑が多くなったきたウィーンは5月の香りが楽しめます。

 

さて、今日は色々な場所に見られる花をお届けします。

 

こちらはドイツ語で

Goldregen (ゴルトレーゲン),

学名ではLabumum anagyroides、

日本語ではキバナフジとかキングサリと呼ばれています。

 

マメ科のキングサリ属です。

 

ドイツ語のGoldは金、Regenは雨なので "黄金の雨"なんていう直訳です。

 

背丈がかなり高いのもあり、黄色の花がまとまってたくさん咲いていますから遠くからでもよく目立ちます。

 

先日シェーンブルン宮殿のフジをお届けしましたが、花が咲いている時の形は色が違うだけでよく似ています。

 

 

 

 

 

 

 

 


 

原産はヨーロッパ南部で、開花時期は5月~6月です。

高さは3m~7mぐらいに達し、ぶら下がっているひとつの房が10cm~30cmぐらいで、ひとつひとつの花は蝶のような形をしています。

花が咲いた後、8月ぐらいにできる実は豆果です。

 

キバナフジはたいへんな毒性があることで知られています。公園や庭などに多く見られ、ウィーン川沿いやウィーンの森南方面の高速道路沿いにもたくさん見ることができます。

 

 

 

こちらはライラックとのコラボです。

左手前には紫のライラック、正面奥にはキバナフジがたくさん咲いています。

 

この写真は全て2020年4月23日15:00頃、Auer-Welsbach-Parkでの撮影です。

 

 

 

 

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