美術史博物館の準備中の部屋

今年はブリューゲル(父)の没後450周年で、それに伴ってウィーンの美術史博物館では去年10月より人生で最初で最後のブリューゲル特別展が開催されました。

後半からはもう入場券が打ち止めとなって、入れない方が続出した特別展でした。

さて、今年10月15日からはカラヴァッジョ&ベルニーニ展が始まります。

カラヴァッジョも好きな方は多いですが、ブリューゲル展と比べるとどうでしょうか。

美術史博物館は日に日にその準備を進めていて、入るたびに展示の配置が変わっていると言っても過言ではありません。

 

こちらはイタリア・スペインウィングの一番角にあるベラスケスの部屋です。

ここは現時点では準備中の部屋で、立ち入ることはできません。

実はこの日の前日までマルガリータ王女が別の部屋で見られたのですが、それが次の日は外されていて、残念がっていた私とお客様を見た美術史博物館の顔見知りの係の好意で中に入れてもらいました。

喜んで立ち入り禁止の部屋に入りましたが…そこで見られたのはこの2枚でした。

左がマリア・テレサ王女、右がマリア・アンナ王女です。

右側のマリア・アンナ王女はもう2~3年展示されていなかったと思います。

本当に久しぶりに見ました。

 

この部屋の別の壁にはこのように3枚の絵に布が掛けられて展示されていました。

この3枚は有名なマルガリータ王女・・・と係が言っていましたが、私は実際に布の下の絵は見てないのでどうかわかりません。

ただ、この場所に3枚の王女の絵がずっと掲げられていたことは確かです。

3枚の王女の絵は、この時までこのウィングの別の細長い空間に一時的に展示されていました。しかし、窓からの光りの劣化があったことからそこから外されて、本来のベラスケスのこの空間に戻されたということです。

いつもでこの布が掛かっているのかはわかりませんが、カラヴァッジョ展の開始と共に再び見られるような気がします。

 

 

 

 

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