路面電車に新しい自動券売機が登場

ウィーンは世界で5本指に入る公共交通機関の営業距離数を持っています。

地下鉄、路面電車、路線バス、国鉄を全てウィーン市は共通券で乗れるシステムです。

個人旅行でウィーンに滞在される方は必ず公共交通機関のお世話になると思います。

公共交通機関のチケットは地下鉄の自動販売機、多くのTrafik(タバコ屋)、路面電車やバスの車内で買うことができますが、車内では初乗り券のみで0.2ユーロの手数料が追加されて販売されています。

この路面電車の車内券売機が新しくなりました。

 

以前の券売機はこちらからご覧下さい。

かなり細長く、シンプルで時代を感じさせます。

右の写真は新しい券売機です。

以前と比べるとかなり大きく、目立ちますね。

しかも標準で利用されている自動券売機と同じタッチパネルスタイルとなっていて、現金だけでなく、クレジットカードでも購入が可能となっています。

ディスプレイを見ると、路線図やクレジットカードの種類が表示されていて、視覚的にも分かりやすくなりました。

以前の券売機はユーロの小銭のみ利用でき、しかもピッタリの金額を入れないと、おつりも出てこないというスタイルでした。

思い出せば、地元の人はそれでもしっかり小銭を入れて、利用している人が多くいました。

車内の乗り込んだら真っ先に券売機に行くというスタイルでしたね。

旅行者の皆さんにも常に御案内はしていましたが、たいていの皆さんは地下鉄の自動券売機で購入されたと思います。

さて、チケットの購入方法は簡単で、ディスプレイを触ると画面が変わります。

 


 

するとこのような画面に変わります。

言葉の切り替えもできますが、日本語はありません。

非常にシンプルな画面で、選べるチケットは大人通常の1回券か、子供や犬の割引1回券のみです。

 


 

大人1回券を選ぶと次は何枚買いますか?というお決まりの画面になります。

希望の数字を押して、後は右下の緑のボダンを触ると支払いモードになります。

料金は2.60ユーロと、以前同様20セントの手数料が追加されています。

 

上の写真を見ると、"sofort entwerten"が選ばれています。

これは今からすぐチケットを利用するということなので、時間が刻印されて発券されますが、"später entwerten"のは後で利用する場合です。

車内券売機を利用するほとんどの人は、チケットを今持ってないのでここで購入するわけですから、購入したそのチケットですでに乗車している路面電車を利用するわけです。

車内券売機は通常"sofort entwerten"が選ばれているはずですが、利用する方は念のため確認しましょう。

 

 

 

 

 

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