ウィーンによく見られるこの時期の花 258(キバナフジ)

5月の半ばと言っても天気が不安定なウィーンです。

去年から今年にかけての冬は日中の気温がマイナスになったのはたった3日しかなく、それもマイナス1℃ぐらいで暖冬であり、花の咲き始めも早かったにもかかわらずです。

天気予報を見ると、雨マークが続いていて、気温も10℃前後となるようで、今週は天気が悪いです。

 

さて、今日は色々な場所に見られる花をお届けします。

 

こちらはドイツ語で

Goldregen (ゴルトレーゲン),

学名ではLabumum anagyroides、

日本語ではキバナフジとかキングサリと呼ばれています。

マメ科のキングサリ属です。

 

ドイツ語のGoldは金、Regenは雨なので "黄金の雨"なんていう直訳です。

背丈がかなり高いのもあり、黄色の花がまとまってたくさん咲いていますから遠くからでもよく目立ちます。

一般的なフジと色が違うだけでよく似ていますね。

 

 

 

原産はヨーロッパ南部で、開花時期は5月~6月です。

高さは3m~7mぐらいに達し、ぶら下がっているひとつの房が10cm~30cmぐらいで、ひとつひとつの花は蝶のような形をしています。

花が咲いた後、8月ぐらいにできる実は豆果です。

 

キバナフジはたいへんな毒性があることで知られています。公園や庭などに多く見られ、ウィーン川沿いやウィーンの森南方面の高速道路沿いにもたくさん見ることができます。

 

写真は2019年5月7日朝7:00頃、うちのそばの民家の庭に咲いているキバナフジを撮影したものです。

 

 

 

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