Freyungの復活祭市(2019年)

ウィーンの街中を歩けば復活祭の空気を至る所で感じます。

今年の復活祭は4月21日とかなり遅いです。

去年は4月1日でした。

キリストが復活したことを祝うものではありますが、実際には春の訪れを祝っているといった空気の方が強く感じます。

クリスマス市ほど多くはありませんが、この時期のウィーンは数か所で復活祭市が開かれています。

今日はそのひとつをお届けします。

 

こちらはFreyungの復活祭市です。

ここの復活祭市は"Altwiener Ostermarkt"(アルトヴィーナー オスターマルクト)と呼ばれ、今年でちょうど30回目となります。

ちなみにここのクリスマス市も地元ではとても人気があります。

遠くから見ているとクリスマス市を思い起こさせますが、気候が違ってますし、春の訪れを意識しますからやっぱり復活祭市です。

中に入れば屋台で売っている物や、デコレーションなどが全く違い、復活祭の時期なんだな・・・という気持ちになります。

復活祭についてはまたその時に触れますが、ドイツ語ではOstern(オステルン)と言われています。

 

 


 

Freyungはショッテン教会横にあるウィーン旧市街地一角の歴史的に重要な美しい広場です。

ショッテン教会はバーベンベルク時代、ウィーンに宮廷を移すことになるハインリヒ2世がアイルランドからベネディクト会の修道士をここに呼んだ1155年から存続している歴史ある付属教会です。

左上の写真ではショッテン教会が奥に見えます。

この日は4月7日・・・つまり昨日ですね。

日曜日の12:20頃で気温は20℃には達してませんが、それなりに暖かくいい天気でした。

 

決して広くはないこの場所は美しい建物に囲まれていて、その限られた細長い二等辺三角形の空間にはたくさんの屋台が並び、広場から閉ざされた独自の空間を演出しています。

売られているものは復活祭関係の物が多いですが、フード系もあります。

舞台も作られていて、その前はテラスのようになっていて、多くの人が座ってくつろいでいます。

 

 


 

ここで毎年売られるイースターエッグはヨーロッパ最大規模と言われ、個性的、芸術的な物が多く出されます。

特に右上の写真は広場の中央部分にあるイースターエッグの倉庫みたいな雰囲気ですね。

 

 

毎年、ここに登場する大きなOstereiです。

このたまごは暖かさを感じるレトロな絵柄で、ゆっくり回転しています。

 

個人的には後にここで紹介するシェーンブルン宮殿の復活祭市よりも、こちらの方がウィーンらしいと思います。

Freyungの復活祭市は訪れる価値大です。

オープン時間は4月5日~4月22日 10:00~19:30 です。

 

 

 

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