レインボーパレード(2018年)

昨日は毎年恒例のRegenbogenparade(レインボーパレード)が行われました。

今年で23回目となるこのレインボーパレードは同性愛者が主役となる大イベントです。

昨日の午前中はちょっと長い半日の仕事があり、皆さんと昼食を食べてお別れしました。

午後の仕事がちょっと遅く始まるので、間に時間がありましたから、私もレインボーパレードを見に行きました。

その模様をお伝えします。

 


 

このレインボーパレードはウィーンのリンク道路を時計の針とは逆方向に同性愛の方々が色々な姿で行進するもので、同性愛者も一般同様の権利を主張します。

パレードは市庁舎から14:00に始まりますが、11:30頃からがリンク道路が徐々に閉じられて準備が始められていました。

昨日の午前中の観光はシェーンブルン宮殿から始まって、ベルヴェデーレ宮殿でクリムトを見て、その後中心に入った時には11:30になっていたので、もうリンク道路には入れませんでした。

午前中は青空が広がっていたのですが、午後は雲が多くなり、少し涼しくなったでしょうか。

 



 

今年このパレードに参加した人は200.000人と主催者側の発表がありました。

去年は180.000人でしたからかなり上回っています。

とにかくリンク道路沿いはうるさくて、何台もの大型トラックが日本のお祭りの山車のようにゆっくり通過していきます。

歩いている人も無数にいました。

ウィーン大学ですらシンボルであるレインボーの旗を掲げていますね。

 


 

ウィーンは昨日、ヨーロッパでの同性愛者の街と化したわけです。

参加者はヨーロッパ各地からが主流です。

様々な同性愛者の団体がプラカードなどを掲げて歩いていたり、同性愛者の店なども参加して宣伝をしていました。

2004年からはウィーン市もこのレインボーパレードに協力しています。

メイン会場が市庁舎ですからね・・・。

路面電車も一時的にルートが変わり、路面電車自らトレードマークのレインボーを掲げています。

 

様々に仮装したり、裸で歩く人なども多くいましたが、皆さんとにかく陽気で気軽に道端で見ている私達にも話しかけてきました。

人生を楽しんでいるということが伝わってきます。

 

"Wien ist anders"....ウィーンは違う・・・というロゴはよく見られますが、このような光景を見るとそれも理解できるような気がします。

 

 

 

 

 

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