アーチの奥に見える風景 19

今日は久しぶりにアーチの奥に見える風景です。

このタイトルもすっかりお馴染みになりました。

オーストリアにはアーチ構造を持つ建造物ががたくさん見られ、そのアーチの奥に見えるアーチ越しに見える風景は中々情緒があります。

前回のアーチの奥に見える風景18では、ウィーンリンク道路沿いの国会議事堂とヴァッハウ渓谷のSpitzの一角を話題にしました。

今回もヴァッハウ渓谷から取り上げます。

 

こちらは粗い石が積み上げられている印象的なアーチ構造で、人がやっとすれ違えるような細長い通路です。

奥の方には緑が見えていますが、そこはプライベートの庭となっています。

でもこの通路は公道で、誰でも通ることができます。

 

この上にはNÖVOG(Niederösterreichische Verkehrsorganisationsgesellschaft)が運営するKrems~Emmersdorf a.d.Donauの34km区間を走る"Wachaubahn"というヴァッハウ鉄道が走っています。

 

この場所はヴァッハウ渓谷にあるSpitzの街の外れにあり、船着き場からは結構歩きます。

このアーチをくぐって左に曲がって行くとよく知られたヒンターハウスの廃墟のお城に行くことができます。

 

ここはうちのお気に入りの場所のひとつで、ヴァッハウ渓谷に出かける時にはたいていここに上ります。

地面も情緒ある大きな石畳となっています。

 

 

 

こちらのアーチは自然の岩肌をくりぬいたようなアーチですね。奥に見える景色はのどかなぶどう畑が広がっていて、右にほんの少しだけ見えているのはドナウ河です。

この場所は1枚目の写真の所からさらに上に登って行ったところにあるヒンターハウスの廃墟のお城の入口界隈です。

写真では分かりづらいですが、この道はかなりの坂になっています。

アーチの形も外側とこちら側とではちょっと違っています。

 

このヒンターハウスの古城は1243年に最初に登場したことが知れらていて、1500年頃まで実際に住まれていたお城です。

このような中世のお城にはたくさんのアーチ構造が残っています。

街中にあるアーチの奥に見える風景とはかなり違い、郊外にある中世のお城であること、ちょっと小高い場所にあることなどで、自然の美しい風景がアーチの奥に楽しめます。

 

 

 

 

 

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