ウィーンの街は23区で成り立っていて、415km²とかなり広い街です。
"ウィーン"を外から見ればかつての帝国の都というイメージが強いですが、ウィーンの中でもそれぞれローカルな空気が漂っていて、住んでいると同じウィーンの中でもかなりの違いを感じます。
時としてStraßenfestというその地域だけのお祭りがあります。
Straßenfetは直訳すれば"通りのお祭り"です。
日本の伝統的なお祭りとは全く比較になりませんが、Straßenfestは年間を通してウィーンの色々な所で行われています。
先週土曜日にウィーン旧市街のWollzeileでStraßenfestがありました。
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先週の土曜日はウィーン旧市街の一角に車を駐車して仕事に行きました。
私は週末はよく車で仕事に行きます。
午前中の仕事が終わって街中をぶらぶら歩きながら車の方に向かって行く途中、Wollzeile(ヴォルツァイレ)という地元で知られた通りを経由しました。
本来は車が一方通行で走っている通りですが、車は全く入れず歩行者天国になっていて、とても賑やかな状況でした。
"REMASURE"というこのWollzeileのStraßenfestは今年7回目です。
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このWollzeileで営業している店がそれぞれの物を紹介したり、試食したりすることができます。
行って見ればWollzeileという商店街なので、ここを歩けば様々な品物や食を知ることができます。
左上の写真にはフィアカー(馬車)が見られます。
フィアカーは2台用意されていて、無料で乗車することができます。
私がここを通った時にはかなりの行列ができていて、順番を待っていました。
子供達のためのイヴェントもありました。
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ストリートオルガンの音色も素晴らしい演出です。
Wollzeileはバーべンベルク時代からあった通りで、現在のリンク道路の外側のウィーン川へと通じていて、さらにずっとハンガリーまで通じている重要な商業通りという歴史を持っています。
13世紀半ばにはWollezeilという名称で呼ばれていましたが、1827年から現在のWollzeileという呼び方になっています。
毛織工や毛織業者がここにあったことが通りの名前の由来となっています。
このようなStraßenfestは中々おもしろいです。