ぶつかっている路上駐車 2

ウィーンの中心部は道路も狭く一方通行もたくさんあって複雑です。そんなせまい道でもたくさんの路上駐車がされていて、それが街の風景に溶け込んでいます。でも構わず路駐していいかというと違います。

ウィーンは、Kurzparkzone(ショートパーキングエリア)制度が導入されています。

23区で成り立っているウィーンの街の、1~9区、12,14,15,16,17,18,20区が該当し、平日朝9~22時(区によっては19時)まで、一か所に、2時間まで(区によっては3時間まで)駐車できます。もちろん有料で、駐車券を事前に購入し、車を降りる時に、日にち、時間を記入します。

今は携帯電話で事前に登録をすれば駐車券なしで携帯電話経由で駐車できます。

街中を歩くと路駐の嵐ですから、お客様から「よくこんな狭い所に縦列駐車ができますね~」ということをよく聞きます。確かに日本の感覚からすれば縦列駐車をする機会は少ないでしょうし、路駐の規制が多いですからちょっと考えられない状況ですね。でも路駐はウィーン車社会の日常茶飯事のことです。

これは実際にこちらで車に乗るとわかりますが、縦列駐車は"慣れ"の何者でもありません。

縦列で駐車する場所が数え切れない程多く、縦列ができないと駐車できる場所が限られます。

普通は前後の車に気を付けて縦列しますが、やはりぶつかっている路駐を見かけることにも稀ですが遭遇します。

以前ぶつかっている路上駐車を話題にしたことがありましたが、今回は別のぶつかっている路上駐車です。

 

これはウィーンの縦列駐車されているある通りの一角ですが前の赤い車に後ろの黒い車が完全に接触していることがわかります。この2台の前後にもかなりギリギリに他の車が駐車していたので、この状況ではどちらが後にここに駐車したか判断するのは難しいです。

 

車の持ち主がちゃんとその場で見ていれば、当然ぶつかるよ~・・・という注意をするわけですが、たいてい持ち主は車を離れていますからね。最もぶつかっていたとしても傷がついていないかもしれませんが、この状況を車の持ち主が見れば決して気持ちいいものではありません。

 


 

上の2枚の写真はこの状況を左右から撮影してみました。明らかにぶつかっていることがわかります。お互いのナンバープレートが接触しているようにも見えますね。

流石にここまで接触させてもこの場所に駐車したかったのでしょうか?

ここまで極端な路駐はウィーンでもそう多くは見られません。

 

 

 

 

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