ウィーンによく見られるこの時期の花 168(キバナセツブンソウ)

今年の1月は例年と比べるととても寒く、朝は1月4日が一番気温が高く、それでも0℃、それ以外は全日マイナスでした。風も冷たい日が多かったですから体感的にはもっと寒く感じました。

2月に入って日中はプラスになり、先日2月23日は日中18℃まで上がりました。

徐々に春の兆しを感じます。

さて、今年最初のウィーンによく見られるこの時期の花を今日は取り上げます。

 


 

左上の写真では冬らしい地面に黄色い小さい花がいっぱい咲いています。

これはドイツ語でWinterling(ヴィンターリング)、学名でEranthis hyemalis、日本語ではキバナセツブンソウで

キンポウゲ科セツブンソウ属です。

オオバナキバナセツブンソウと呼ばれるかもしれません。

今年の冬は寒かったので、花が咲くのも少なくとも1ヶ月は遅いです。

2015年の時にはこの花はすでに1月半ばには咲いていました。

右上の写真ではまだ花は開いていませんね。

 

 

キバナセツブンソウは多年草で、高さ5cm~15cmぐらい、開花時期は2月~3月です。

たいていの場合花が出た後に、5~7つの部分に分かれた、花を円形に囲むような形で葉が出て来ます。

花は濃い黄色でつやがあり、2cm~4cmぐらいの幅で、花が開く前は右上の写真に見られるようにコップのような形をしています。

原産は南東ヨーロッパで、茂みや森などに多く見られます。

キバナセツブンソウは16世紀後半にはすでに薬草の本に登場しています。

 

このキバナセツブンソウは、2月26日の11:15頃,ベルヴェデーレ宮殿の隣にある植物庭園で撮影したものです。

 

 

 

 

 

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