まるでリゾート感覚

ウィーンの街はかつての帝国の都で、様々な様式から成る荘厳な建造物が至る所に見られ、

帝国の都であったことを今でも十分に伝えてくれます。

同時に森の都ですから緑が本当に多い街であることが実感できます。

ウィーンの街には多くの公園があり、それらが多くの街路樹の緑と合せて荘厳な建造物と

見事に調和しています。

ウィーンのリンク道路界隈には多くの公園がありますが、どこの公園でもたいていのんびりとくつろいでいる人がいます。



 

この写真を御覧下さい。

ここはリンク道路沿いの建築のひとつであるヴォティーフ教会前にあるフロイト公園です。

精神分析学の大家であるジークムント・フロイトに因んで名づけられています。

フロイトは、彼がイギリスに亡命するまで長く診療所を開いていた場所がここから歩いて

行ける近い所にあります。

 

この公園にはくつろげるLiegestuhl (リーゲシュトゥール)・・・いわゆるデッキチェアがたくさん置かれていて、まるで地中海の島々のビーチのような感覚です。

とてもウィーンの中心部とは思えません。

このすぐそばにはウィーン大学のメインキャンパスやウィーン大学の別館もいくつかあるので、そのせいかここでくつろいでいるのは若者が意外と多いんですね。

 

 

これはウィーン市が提供しているデッキチェアで、"Wien liegt gut!"と大きく架かれています。

ウィーンはじょうずに寝転がっている

なんて意味でしょうか。

その上にはリラックスできる時間を楽しんで下さい・・・などと書かれています。

日常生活の中で、ほんの少しでもいいので、現実を離れて精神的にリラックスしてもらおうというウィーン市環境課からの提供です。

 

Wien ist anders・・・ウィーンは他とは違うんだ・・・というロゴをよく見ますが、

このような光景を見るとまさに肯けます。

 

 

 

 

 

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