ウィーンによく見られるこの時期の花 59 (キリ)

例年通りこの時期のウィーンの街は様々な花が咲いています。

「森の都」とも言われるウィーンですから街の至る所に緑があり、庭園、公園がには多くの花が植えられています。

 

 

こちらはBlauglockenbaum

(ブラウグロッケンバウム)とドイツ語で

呼ばれ、学名ではPaulownia tomentosa,日本語ではキリです。

 

ゴマノハグサ科で、キリ属です。

 

原産は中国の中央や北側で、落葉広葉樹

です。

 

日本には古く中国から入って来たようで、

北海道の南西部以南直裁され、もしくは

野生化して山地に生育しているそうです。

 

背丈が20mぐらいまでとかなり高くなり、

薄い紫の花を咲かせます。

高いので遠くからでもよくわかります。

 

 

 

開花時期は5月ですが、ウィーンの中心部では、今年4月の終わりには

もう咲いていました。

 

花は薄い紫の円錐形で、花弁は長さ4~6cm、

上に向かって30cm

ぐらいまでの高さに

たくさんの花を

咲かせます。

 

 

 

Glockeは"鐘"という意味のドイツ語ですが、そんな形をしています。

 

日当たりのいい場所が好まれ、ヨーロッパの、冬にそこまで寒くならない場所にも

多く見られ、観賞用として人気があります。

 

古くから良質の木材として使われ、軽く、柔らかく、木目も美しいです。

 

 

 

 

 

 

 

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