ウィーンによく見られるこの時期の花 55 (セイヨウバクチノキ)

復活祭も終わり、日がどんどん長くなっているウィーンです。

最近の天気は不安定で、晴れたかたと思うと、突然雨が強く降ることが多く、

肌寒い日も続きました。

 

花が早く咲き始めましたが、寒さが続くと植物にも悪影響を与えます。

 

こちらはLorbeerkirsche (Kirschlorbeerとも言われます)

・・・ロァベーアキルシェ、

ラテン語では

Prunus laurocerasus,

日本語名ではセイヨウバクチノキ

です。

 

バラ科のサクラ属で、常緑の小高木です。

高さは1~5mぐらいで、しっかり

した強い枝がまっすぐに伸びます。

 

原産は南西ヨーロッパから

西アジアで、日本では国産の

"バクチノキ"があります。

 

開花時期は4~5月で、

垂直に10cmぐらい、ブラシ状のように白い花をたくさん咲かせます。

 

葉は5~15cmぐらいと

大きく、濃い緑で光沢が

あります。

 

こちらでは庭の生垣や観賞用としても多く見られ、野生化したものもあります。

 

日本産のバクチノキは幹が太くなると樹皮が剥げ落ちるそうですが、

こちらのセイヨウバクチノキは剥げ落ちません。

 

ドイツ語のLorbeerは月桂樹です。葉が月桂樹に似ていることから名付けられたそうです。

 

 

 

 


 

 

 

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