休暇に飛行機で行く時のストレス

こちらは7月、8月が休暇シーズンで地元オーストリアの人は一番地元にいない時期でしょうか。でもそんなオーストリアにはヨーロッパの他の国々からたくさんの方が訪れます。

 

こちらは9月から新年度が始まり、6月終わりで学校も7~8月は長い休みです。

学校が休みですから、学校に通う子供達がいる親御さん達はこの時期に休暇を楽しみます。オーストリアは美しい国ですが、海がないというのが残念です。

そのためこちらでは圧倒的に海に行く人が多いんですね。地中海には魅力的な島がたくさんあり、ウィーンからどこも2時間強で飛んでいくことができます。

 

先日ある新聞記事にそんな休暇に飛行機で行く時に、「やめてくれよ!」と思うことが掲載されていました。

この記事は Chckfellix が700人のお客さんにとったアンケートの結果です。

 

 

 

休暇に行く飛行機で本当に頭に来ること、やめて欲しいこと  割合 (%)

飛行機が着陸した直後、急いで行動すること

73%
シートをリクライニングすること 70%
太り過ぎの人が隣に座ること 63%
匂いが気になる(体臭・香水等) 61%
子供達がうるさい 53%
荷物が出て来るまでの待ち時間 47%
着陸直後の拍手 40%
シャトルバスへの強引な乗り込み 32%

 


この結果は個人的に休暇用フライトを象徴していると思いますね。

 

日本からではトランジットも多くしなければ行けない地中海の島々には、

シーズン中ウィーンやオーストリア主要都市からダイレクトで何便も飛んでいます。

 

地中海と言ってもとても広いですが、経験上から書かせて頂くと・・・

車で手軽に行けるイタリア、クロアチアのアドリア海沿岸、安い所ではトルコ、エジプト、チュニジア、金額的に高くなりますがこちらではノーブルと見なされているギリシャエーゲ海の島々、イタリアサルディニア島など・・・

シチリア島、コルシカ島、キプロス、ポルトガルのマデイラ島・・・等がとても好まれているようです。

 

1箇所滞在型が主流で、平均的に2~3週間です。こちらは年間5週間の休暇が普通です。

しかも企業によってはそれを丸ごと取ることもできるので、日本から比べれば羨ましい話です。そのためたいてい1箇所滞在で、気に入った所は毎年同じ場所に繰り返して行く人も

非常に多いです。

 

 

 


以下は完全な番外編でおまけです。

休暇の話題を書いていたらちょっとギリシャの島々が見たくなりました。

 

個人的にギリシャエーゲ海のクレタ島とサントリー二島が好きで休暇でよく行きます。

ウィーンよりももっとゆっくりした生活パターン、何となくいい加減な面があり、

でも厳格なギリシャ正教が根付き、エーゲ海の青い海についつい惹かれてしまいます。

ここに住もうとは思いませんが、休暇では足を運びたくなります。

またキリスト教的に見てもとてもおもしろい教会、修道院が数多くあります。

 

何と言ってもヨーロッパ文化の始まりもギリシャのクレタ島文明やキュクラデスからです。

 

 

 

 

1枚目はサントリー二島のフィロステファニにある教会です。

2枚目はサントリー二島の夕日で有名なイアの街です。

3枚目はクレタ島のハニアに向かう途中のエーゲ海です。

 

 

こちらではギリシャというと1枚目と2枚目の写真がよくバカンスの宣伝で

登場するでしょうか。アテネやテサロニキといった都市で休暇を過ごす・・・という話は

まず聞きません。もちろん地元の人は平均的に3泊4日ぐらいでヨーロッパの様々な都市に行きますが、「休暇」というよりも都市観光で、時間ができたからちょっと行って来ようか的な感覚です。

 

ウィーンというヨーロッパのほぼ中央に位置している立地条件から、ヨーロッパ内であれば飛行機で簡単にどこでも行けるわけなんです。

 

 

 

 

 

 

 

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