オーストリアはキリスト教ローマカトリックが全体の80%以上と圧倒的にカトリックの国です。
これはハプスブルグ家がカトリックをずっと守って来たことも影響していると思われます。
明日の11月1日はそのカトリックの重要なAllerheiligen(アラーハイリゲン)という祝日で、日本で言うとお盆にあたります。
最近この同じ時期にはハロウィンの習慣も見られ、うちにも毎年近所の子供達が何人かでやって来るのでお菓子をあげています。
秋が深まるに連れて朝方は霧が立ち込めることが多くなったウィーンです。
毎年そうですがこの時期は霧がよく発生します。
昨日のウィーンは強風警報が出ていて、午前中は強い雨も降り、観光も大変でした。
シェーンブルン宮殿の庭園を始め、Bundesgärtenはクローズされました。
午後には青空も見え始めましたが大気が不安定で、夜中にも雨が降りました。
10月半ばにずっと続いた秋晴れが懐かしく思えました。
さて、ウィーンの街中を歩けばこの時期色々な木々の葉が黄色やオレンジに変わり、落ち葉がたくさん見られます。
秋のウィーンもいいですね。
ウィーンは街中を歩くだけでも楽しいですが、外側にも魅力的な所が多くあります。
最近ウィーンにいるとは思えないハイキングコースで秋を感じることについても書いていますが、文字通りウィーンにいるとは思えない牧歌的な自然が外側に広がっています。
今日はうちがよく散歩するウィーン21区のMarchfeldkanal(マルヒフェルト運河)のこの時期です。
今日から冬時間です。
日本との時差は8時間となり、日が短くなっていくことが現実的に見えてきます。
日が徐々に短くなっていくのが寂しい気がしますが、秋のウィーンも素敵です。
ここ数日は曇りや雨のことが多く、今日は強風警報が出ていて、かなり強い風が吹いています。
年間を通してウィーンの街を御案内していると同じ場所に何回となく行くわけですから自然の微妙な変化などにも気づきますね。
さて、ここ数日は空の色が良くないので、今日は青空が見たくなったのでこの秋の時期のシェーンブルン宮殿の雰囲気をお届けしましょう。
早いもので10月ももう終わりですね。
明日29日の日曜日から冬時間になり、日本との時差は7時間から8時間になりますから1時間得することになります。
夜中の3時を2時に戻すわけですね。
私の場合は1時間差の感覚に早く慣れたいので、仕事から帰って来た夕方に家の時計を一斉に1時間戻してしまいます。
実際には今日の夕方から・・・と私は思っています。
さて、街中のイルミネーションも準備され、クリスマスの雰囲気が徐々に漂うウィーンの街ですが、
先一昨日IKEAに買い物に行ったのですが、そこではもう"クリスマス市"がありました。
昨日の木曜日がNationalfeiertagでオーストリア共和国の祝日でした。
今日は金曜日ですが、休みを取って土、日と長い週末を楽しむ方が多いでしょう。
学校も今週金曜日がお休みになる所が多いですから週末は家族で出かける人が多いと思います。
さて、今日は知られざる美しい中庭シリーズです。
前回の知られざる美しい中庭風景48ではウィーン旧市街のJohanessgasseniある旧修道院を取り上げましたが、今回はザルツブルクです。
オーストリアは小さい国もかかわらず、旅の全ての魅力を持つ美しい国です。
この国がヨーロッパに与えた、そして残した歴史的、文化的影響は計り知れないものがあります。
ウィーン同様、私はオーストリアが一番素敵な国だと思っています。
その美しいオーストリアのことを少しでも知ってもらいたいのでオーストリア国家公認のガイドとして楽しみながらいつも仕事をしています。
そのオーストリアの今日10月26日はNationalfeiertag(ナチィオナルファイエルターク)・・・オーストリア共和国の祝日です。
この日は毎年オーストリア共和国の祝日について話題にしています。
冬が近づいているこの時期は、霧が出ることも多くここ数日雲が多い日が続いています。
その後は気温が下がり始め、冬になるとまた青空が多く出始めます。
秋も深まり、ウィーンの街はクリスマスを意識する空気に変わります。
11月も半ばになるとクリスマス市が出始めます。
ウィーンは気候だけでなく季節、時期が本当にハッキリ感じられる街だと思います。
クリスマスの時期の演出に大きく光景している物のひとつとして街中のイルミネーションがあります。
前回秋晴れのウィーンの旧市街でちょっと紹介したグラーベンのイルミネーションがぶら下がる電極部分を掲載しましたが、今日は実際にイルミネーションを取り付けている光景です。
ウィーンで撮影された映画と言えば真っ先に「第三の男」が思い浮かびます。
ウィーンに来て映画で登場したロケ地を訪れる方が多くいらっしゃいます。
この映画のラストシーンの並木道はとても印象的ですね。
日本の映画だってウィーンで撮影されているものがあります。
それは寅さんの41作目で、シリーズ48作あり私達が見られる次元で唯一の寅さん海外ロケです。
この寅さん映画のファンの方も実は多くいらっしゃり、ロケ地巡りを御案内したこともあります。
いつか時間を見つけて第三の男や寅さん映画の多くのロケ地もこのコーナーで取り上げたいと思っています。(ウィーンにある寅さん公園)
ちなみに第三の男や寅さん41作目はウィーンのどこで撮影されているかピンポイントでほぼ100%特定できますから、ロケ地巡りに興味ある方は喜んで御一緒させて頂きますので声をかけて下さい。
実際私は映画が好き・・・というよりもウィーンの街が好きなので、そこから街のどこが撮影場所になっているんだろう・・・という興味があったので、時間を見つけては色々歩き回って個人的に調べていました。
さて、ウィーンだけではなくオーストリアと言うとやっぱり「サウンド・オブ・ミュージック」は外せませんね。
オーストリアの雄大な美しい自然を舞台にマリアとトラップ大佐の家族愛をテーマにした心温まる映画ですね。
今でも多くのファンがいらっしゃり、ザルツブルクやザルツカンマーグートを訪れます。
映画で登場したシーンとまさに同じ場所に立つと、とても感動しますよね。
今日はその「サウンド・オブ・ミュージック」でマリアがギターを抱えて子供達に初めて「ドレミの歌」を教えるあの印象的な場所を御紹介します。
この時期話題性があるおいしかったシルヒャー・シュトゥルムも先週で最後となりました。
収穫したブドウをプレスして、発酵させてワインにするわけですが、シュトゥルムとは絞ったブドウジュースの発酵が始まった飲み物で、ブドウジュースの甘さと発酵しているガスが混ざり、さらにアルコールが少し出始めた絶妙の飲み物です。言ってみれば"濁り酒"です。
絞りたてのブドウジュースはTraubensaft(トラウベンザフト),そのTraubensaftの発酵が始まる前をMOST(モスト)と呼ばれますが、MOSTはいわゆる果物から絞ったジュースの名称であり、この段階でのブドウジュースはTRAUBENMOST(トラウベンモスト)と呼ばれています。TRAUBENMOSTも場所によってはアルコールが少し入ってる場合もあります。
シルヒャー・シュトゥルムは同じシュトゥルムでも全く違う別格のものです。
先一昨日までは日中素晴らしい青空が広がるいい天気がしばらく続いていましたが、一昨日はかなり雲が多く、午後に少しだけしか青空が見られませんでした。
街中はクリスマスのイルミネーションの準備も始まり、冬が徐々に近づいて来るようです。
さて、前回のウィーンのちょっと珍しいアングル48ではデュルンシュタインと王宮のBurgtorを取り上げました。
今日はウィーンとウィーンからかなり離れた所です。
秋がどんどん深まり、霧が出る日が多くなってきました。
ウィーンの街中はクリスマスのイルミネーションの準備が始まっていて、クリスマスが近づく空気を感じます。
春先に植えられた街中の花も冬が近づくにつれて徐々に掘り起こされて持って行かれています。
さて、前回ウィーンによく見られるこの時期の花198からはだいぶ時間が経ってしまいました。
今日は久しぶりに花を話題にしたいと思います。
ウィーンは車の所持率が高い街ということですが、街中を歩けば路上駐車の嵐です。
日本ではあまり考えられませんが、こちらでは路駐は当たり前です。
街の歴史の方がずっと古いですから、後から来た車が街に共存させてもらっているわけです。
ウィーンは公共交通機関が発達していますから、車がなくても生活に支障はないでしょう。
でもオーストリアは郊外に美しい風景が広がり、車があれば色々な所に出かけられますから、やっぱり車があった方が便利だと思います。
私もウィーンでは車に乗っていますが、家族で手軽に出かけたり、ちょっとした買い物なども車があれば便利です。
私は7年前ぐらいまではフォルクスワーゲンのGolfに乗っていましたが、もうヨーロッパ車はそろそろいいか・・・日本車にしようと家内とも話し、トヨタRAV4に乗り換えました。
やっぱり日本車はいいですね。
VWと比べるととても軽く感じます。
RAV4も良かったのですが、荷物があまり積めないことなどもあり、一昨年ぐらいから買い替えを考えていました。
RAV4のちょっと車高が高いことに慣れたことや、庭仕事などもすることもあって家内や子供の希望もあって今年3月からもっと大きなHILUX(ハイラックス)に乗り換えました。
ハイラックスに乗って半年経った今年の9月12日に日本でハイラックスが再び発売される記事を読みました。
日本では2004年まで販売していたそうですから13年ぶりといういことになります。
うちは日本で発売される半年も前から最新モデルのHILUXに乗っていたので嬉しくなりましたね~。
今日は日本のその世界では話題になっているHILUXについて個人的な感想を書かせて頂きます。
ウィーンを初めて訪れた方でシェーンブルン宮殿に行かない人はまずいないでしょう。
ハプスブルグ家の夏の離宮であるシェーンブルン宮殿はマリア・テレジアの時代に現在の姿になったヨーロッパでも重要なバロック建築であり、世界遺産にも登録されています。
ウィーンを訪れる団体ツアーではたいていシェーンブルン宮殿が観光コースに入っています。
シェーンブルン宮殿では宮殿内部見学が最も重要となりますが庭園だって素敵で色々な物があり、十分1日過ごすことができます。
例えば現在営業している動物園としては世界最古の動物園は地元では宮殿以上に人気があります。
シェーンブルン宮殿の庭園を見るとわかりますが、丘の上にグロリエッテが立てられていて、下から見るだけでもあそこに行ってみたいとどなたも思うでしょう。
団体ツアーの場合は時間的にグロリエッテに行くことはほぼ不可能ですが、個人旅行で時間にゆとりがある方は絶対にグロリエッテに行くべきでしょう。
下から見ているとグロリエッテまではかなりの距離があって、遠いな~、あそこまで歩いて行くのはちょっと大変だな~と思うのですが、庭園内にはPanoramabahn(パノラマバーン)というチンチン電車みたいなものが走っているのをよく見かけます。
今日はこのPanoaramabahnについて少し触れましょう。
先週から毎日いい天気が続いているウィーンです。
数日前から朝は霧が出始めましたが、それもすぐに晴れて秋晴れの青空が広がる毎日です。
日中は本当に半袖で歩けます。
さわやかな秋の空気を感じながら青空が広がるウィーンの街をぶらぶらあるくだけで楽しいです。
昨日は一昨日からの団体ツアーのお客様との美術館ツアーでした。
午前中はベルヴェデーレ宮殿のオーストリアギャラリー、昼食後は美術史博物館というゆったりした内容で、他の観光ポイントは全くなく、絵画鑑賞の一日となりました。
1日で美術館2ヵ所ですから急ぎ足の観光とは全く違い、普段よりもかなり深く御案内をすることができました。
ホテルで皆様とお別れした後、どっと疲れが出た自分に気付きました。
仕事の後にもかかわらず、昨日は青空の街中をぶらぶらしたくなりました。
街中の公園にはマロニエなどのたくさんの落ち葉が見られ、秋が徐々に深まって行くのを感じます。
日中は青空が広がるいい陽気ですが、朝は冷え込むようになりました。
昨日の朝はウィーンの私が住んでいる地域では今年初めて霧が立ち込めました。
午前中の観光では朝一番でシュテファン大聖堂に行きましたが、国立オペラ座の後ろの広場からシュテファン大聖堂を見たら、塔の部分が霧で覆われていてハッキリ見えませんでした。
これを書いている今(6:30ぐらいですが)今日の朝も霧がかなり濃く発生しています。
秋が深まり冬が近づいてい来ると毎年この時期には霧が多く立ち込めますね。
さて、今日はその秋のちょっと印象的だった朝焼けを紹介します。
秋がどんどん深まって行くウィーンです。
この時期のウィーンも素敵です。
ここ何日もいい天気が続いていて日中は素晴らしい秋の青空が広がっています。
街中を歩くのも気持ちよく、観光も楽しいです。
さて、この時期一番のお勧めのシルヒャー・シュトゥルムについては毎週話題にしていますが、先週ももちろんグラーベンのスタンドに数回足を運びました。
このスタンドは木、金、土の3日間が基本で、毎年5週間グラーベンに出ます。
先週(数日前)は4週目でした。
今日10月15日はオーストリアではNationalratswahl(ナチィオナルラーツヴァール)です。
Nationalratは国民議会と日本語で訳され、二院制の第一院であり日本では衆議院に相当します。
ちなみにもうひとつはBundesrat(ブンデスラート)で連邦議会です。
Nationalratの議席は183、任期は5年、Bundesratの議席は61、任期は5年です。
それぞれの政党が精一杯選挙活動をしていて、街中の至る所にはプラカードが立てられています。
観光中にも選挙に関する質問が多くあります・・・というよりもオーストリアで衆議院選挙があることを知っている方はほとんどいないので、「あのプラカードは誰ですか?」とか「どういう意味ですか?」という質問から選挙の話をするわけですね。
日本と違って選挙カーがけたたましく候補者の名前を叫びながら走っていることはこちらではありません。
しかし、新聞やラジオ、テレビなどでそれぞれの政党の方針などが毎日のように見られます。
今日は選挙に関する"数字"をちょっと紹介しましょう。
ウィーンは年間を通して色々なイヴェントが開かれています。
"Wien ist anders"・・・(ウィーンは他とは違う)というロゴをよく見ますが、今日話題にするイヴェントなどはまさにその言葉通りではないかと思います。
それはGAME CITY(ゲームシティー)という毎年3日間に渡り開催され、今日はそのイヴェントの模様を少しお伝えしましょう。
ウィーンは中心部を始めその外側地域までの歴史地区は世界遺産となっていて、様々な物がリンクしているかつての帝国の都です。
歴史的建造物が多いウィーンは建築や改築などの規制が細かく定められているので、中心部の街並みはそう変わるものではありません。
しかし、建物の中は様々なリフォームも行われ、外側からは目立たない屋根裏部分や屋上などはモダンになっている所も多くあります。
ウィーンを高い所から見て下さい。
建物の屋上などはかなりモダン化されていることがわかります。
今日は個人的にちょっと気に入っているそのひとつを話題にしましょう。
ウィーンの朝は日によっては5℃前後と冷え込む日が多くなってきました。
自然を見れば葉の色が変わり、マロニエの実がたくさん落ちていて秋の街並みとなっています。
シルヒャー・シュトゥルムや栗のケーキなどがさらにこの季節を思わせてくれます。
ウィーンの森を始め、豊かな自然が広がっているウィーンの郊外もこの秋の時期はいいですね。
うちは天気がいいとよく外に出かけて自然を楽しみますが、今日はそのひとつの場所を話題にします。
ヨーロッパの自転車文化は重要な一面で、車が普及している反面、多くの人が自転車に乗っています。
ウィーンの街も年間を通して自転車に乗っている人を多く見かけます。
リンク道路沿いを始め多くの場所には自転車専用ゾーンがしっかり設けられていて、ある意味では車と同格に走っています。
また、CITYBIKE(シティバイク)といった自転車シェアリングも積極的に取り入れていて、ウィーンの街に溶け込んでいます。
オーストリアは郊外に美しい所がたくさんあり、多くのサイクリングコースが整備されていますので、自転車でそのような所を走るととても気持ちよく、生きていることを実感できます。
Euro Vero(ユーロ ヴェロ)は代表的なヨーロッパのサイクリングロードです。
車に自転車を積んでいる人も多く見かけます。
自転車で移動しながら休暇を過ごしている人も多いです。
特にドナウ河沿いのサイクリングロードはヨーロッパで最も人気があるルートにひとつで、ここはオーストリアの世界遺産にも登録されているヴァッハウ渓谷がありますね。
ドイツから自転車で移動している人をよく見かけます。
旅の大きな日程はあっても、詳細は決めず、自分の気に入った場所で長く滞在したりとのんびりしています。
このドナウ河沿いのサイクリングコースはヴァッハウ渓谷も含めて私も日本からのサイクリングのツアーでアテンドしたこともあります。
この時は日本から数十万円するプロ仕様の自転車を皆さんが持って来られて、チェコからリンツを経由してドナウ河沿いを走りウィーンまでという楽しいルートでした。
もちろん途中で宿泊もします。
このようにオーストリアだけではなく、ヨーロッパから自転車での移動を楽しもう・・・とする方が本当に多くいますので、自転車チューブの自動販売機も場所によって置かれています。
ウィーンも朝が冷え込むようになりました。
黄葉が多く見られ、秋が日に日に深まって行くのを感じますが、この時期のウィーンも素敵です。
季節を感じる物としてお勧めのシルヒャー・シュトゥルムと並んでこの時期に登場するのが栗のケーキです。
ウィーンのカフェコンディトライ(カフェでありケーキ屋さん)では栗のケーキが出始めています。
今年の秋最初に登場する栗のケーキはやっぱりこれでしょうか。
グラーベンのシルヒャー・シュトゥルムスタンドも先週で3週目となりました。
ここは木、金、土の3日間のみの営業が基本ですので時間が限られています。
オーナーはウィーン市から全日営業できる権利を持っているのですが、毎日Steiermarkからウィーンに来るのは大変であることと、売り上げがついてこなければ来る意味がないことなどが理由です。
そのため経験上木、金、土の3日間が基本となっているようです。
「日曜日の人混みはどんな具合?」とオーナーに聞かれたことがあり、過去日曜日にもスタンドが出ていたことはありました。
先週は金曜日の午後に団体ツアーの皆さんとグラーベンを歩いた時にこのシルヒャー・シュトゥルムを紹介しましたが、観光の内容が思いっきり詰まっていたのでここで皆さんと飲む時間などはとうていありませんでした。
この時もここはかなりの混雑でした。
その後、午後の仕事が終わって個人的にここに寄りました。
仕事の後のホッとしたひと時をシルヒャー・シュトゥルムで楽しみたかったからです。
ウィーンに観光で来てケルントナー通りを歩かないという人はまずいないと思います。
たいていのガイドブックでは一番の目抜き通りと紹介されているケルントナー通りは国立オペラ座とシュテファン大聖堂という2つの重要な建造物を結んでいて分かりやすい通りです。
美しさからすればグラーベンの方がずっと綺麗ですが、ケルントナー通りの方が観光では重要かもしれません。
そのケルントナー通りとグラーベンが交わる角にはPalais Equitableという立派な建物があり、その建物の角の所にまず観光の方は気がづかないStock im Eisen
(シュトック・イム・アイゼン)という有名なものがあります。
これは無数の釘が古い木に打ち込まれているというちょっとおもしろいものです。
Stock im Eisenと言うとこの場所を思い浮かべる人がほとんですが、ウィーンには別の場所にもStock im Eisenがあります。
ウィーンはかつての帝国の都を今でも十分感じさせてくれる上品で優雅な街です。
中心には荘厳な建造物が多く建ち並び、絵になる所ばかりです。
よく知られた重要な歴史的建造物以外の普通の建物の多くにもヨーロッパ建築様式に登場する色々な装飾が施されていますので、街の雰囲気がとても優雅に見えるわけです。
昼間見る街並みもいいですが、夜は多くの場所がライトアップされていますので、夜の街並みも昼間とは違って素敵です。
この"美しいライトアップ"というタイトルではそんな一面を話題にしていますが、前回は旧市街一角のミノリーテン教会を取り上げました。
ウィーンからグラーツ、ザルツブルク、ヴァッハウ渓谷、ウィーンの森、アイゼンシュタットなどの郊外に車で行こうと思ったら一般道でも行けますが、たいてい高速道路を使います。
仕事でも大型バスで移動することが多いですから、郊外に行く時には頻繁に高速道路を使います。
高速道路というとウィーンの街中にはないイメージがありますが、ウィーン中心ではありませんが、ウィーンの街中にも高速道路は通っています。
渋滞や事故でもない限りは高速道路の方が遥かに効率がいいですし、時間を節約することができます。
高速道路はAutobahn(アウトバーン)と言われ、オーストリアではA1,A2などのようにそれぞれのラインに名前がついています。
その他にS5,S6などのようにSchnellstaraße (シュネルシュトラッセ)と呼ばれるAと同じ有料の高速道路もあります。ウィーンの中心から頻繁に利用するのはA1,A2,A4です。
A1はザルツブルク方面、A2はグラーツ方面、A4はスロヴァキア、ハンガリー、ウィーン国際空港方面です。
団体ツアーの場合は移動が長いこともあり、大型バスで頻繁に長距離を走ります。
ウィーンからの郊外観光だって頻繁に高速道路を利用します。
高速道路を走っている時に見える長閑な風景も旅の楽しみのひとつです。
私は仕事で皆様にバスの中で色々な御案内をしている時でも外の景色をよく見ています。
ウィーンの街には7つもの代表的な美術館があります。
その中でヨーロッパ3大美術館のひとつにも数えられている美術史博物館に行く人は多いでしょう。
ここは他の美術館とは全く違う内容で、ハプスブルグ家が所有していた地域の円熟した作品だけが集められていて、15世紀~18世紀の絵画・・・ゴシック~ルネッサンス~バロックの素晴らしい絵画が楽しめます。
その他にはベルヴェデーレ宮殿のオーストリアギャラリーの特に上宮に行く人も多いでしょう。
ここはクリムトやシーレ、印象派などで有名です。
私も絵画は好きなので、仕事でも個人的にも頻繁に訪れます。
これらの作品を見ているとウィーンの街の歴史的な立場というのがよく理解できます。
さて、今日はその7つの美術館のひとつであるレオポルド美術館について少しまとめます。
今年は去年と比べると難民が非常に少なくなっています。
今年5月29日付で難民は去年と比べるとずっと少ないことについて2017年5月までの難民申請数を話題にしました。
しかし、難民問題が根本的に解決したわけではありません。
2015年の秋頃から難民問題が頻繁に取り上げられましたが、現状ではそこまで多くは話題にならないものの、定期的に新聞などには難民問題に関することが取り上げられています。
オーストリアでは明らかに難民申請が少なくなっていますが、今年7月の申請状況を見てみましょう。
※Bundesministerium für Inneresより
ウィーンの美術史博物館はヨーロッパ3大美術館のひとつによく数えられています。
これは美術館の規模ではなく、絵画の内容と質からという意味です。
ダ・ヴィンチ、ミケランジェロといった絵画に興味ない方でも知っているような作品があるわけではありません。(ラファエロはありますが)
ハプスブルグ家は絵画史を辿るような年代的で優等生的な集め方をしたわけではなく、支配していたそれぞれの地域の円熟した作品だけを収集しましたから、ここには絵画史上とても重要な作品だけが見られるわけです。
こちらのレストランは日本と違ってお水などは出てきません。
日本ではレストランなどに入れば席に着くとお水などをすぐにサービスしてくれますね。
ウィーンのカフェハウスはでも違います。
カフェといっしょに必ずコップ1杯のお水が付いてきます。
ウィーンの上水道はアルプス山脈の湧水ですからこの美味しいお水からカフェができているんですよ・・・と言っているようです。
こちらでは"飲み物"はちゃんと頼む習慣となっています。
団体ツアーではたいてい食事がついていますが、飲み物は別です。
そのため昼食などで皆様に飲み物とその価格の御案内をするのはひとつの習慣となっています。
その時によくオーストリアのジュースを紹介することがあります。
それは日本でも知られているRedBull (レッドブル)ではなくてアルムドゥドラーという地元で支えられているジュースです。
月日の流れるのは早いもので今日から10月です。
9月は猛烈に忙しかったのであっという間に過ぎてしまった感があります。
ここ数日いい天気が続いていて、秋晴れの青空が広がるウィーンの街です。
観光していてもとても気持ちいいですし、青空の下、荘厳で優雅な建造物と共に街がより美しく見えます。
昨日も団体ツアーの皆さんと全日観光だったのですが、昼過ぎにグラーベンを歩いた時にまたシルヒャー・シュトゥルムを話題にしました。
木、金、土しか店が出ないこと、旬のものであってウィーンではあまり飲むことができない話題性があるシルヒャー・シュトゥルムですからね。
多くの皆さんがその場で味見をしました。
おっと、今日はシルヒャー・シュトゥルムについて書くつもりは全くありませんでした。
この秋の空気を感じられることを話題にします。