ウィーンの朝は日によっては5℃前後と冷え込む日が多くなってきました。
自然を見れば葉の色が変わり、マロニエの実がたくさん落ちていて秋の街並みとなっています。
シルヒャー・シュトゥルムや栗のケーキなどがさらにこの季節を思わせてくれます。
ウィーンの森を始め、豊かな自然が広がっているウィーンの郊外もこの秋の時期はいいですね。
うちは天気がいいとよく外に出かけて自然を楽しみますが、今日はそのひとつの場所を話題にします。
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ウィーンは415km²とかなり広い街ですが、中心からちょっと離れるだけで豊かな自然が広がっていてウィーンとは思えない牧歌的な所が多くあります。
ウィーンの森がウィーンの街を囲んでいるという地形の特徴がその理由のひとつです。
ウィーンにはウィーン市が定めているStadtwanderweg (シュタットヴァンダーヴェーク)が全部で9コース(11コース)あります。
うちがよく行くコースはStadtwanderweg 5(Bisamberg)で、この行程はウィーン21区のホイリゲ街で有名なStammersdorfが起点となる全長10.3kmのコースで、全行程歩くと3~4時間かかります。
Stammersdorfは地元で有名なホイリゲ街でGrinzing(グリンツィング)のような観光化されたホイリゲとは違い、昔ならではの本来のホイリゲがたくさんあります。
上の2枚の写真はそのコースの途中で出会える風景です。
ぶどう畑のそばを通る情緒あるコースで長閑な風景が広がっています。
とてもウィーンの街にいるとは思えません。
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Stadtwanderwegには左上の写真に見られる道しるべが立てられています。