先週から出た栗のケーキ

ウィーンも朝が冷え込むようになりました。

黄葉が多く見られ、秋が日に日に深まって行くのを感じますが、この時期のウィーンも素敵です。

季節を感じる物としてお勧めのシルヒャー・シュトゥルムと並んでこの時期に登場するのが栗のケーキです。

ウィーンのカフェコンディトライ(カフェでありケーキ屋さん)では栗のケーキが出始めています。

今年の秋最初に登場する栗のケーキはやっぱりこれでしょうか。

 

こちらは毎度お馴染みの栗のケーキ “Maroniblüte“ (マロー二ブリューテ)です。

マロー二ブリューテはカフェ ラントマンカフェ モーツァルト、カフェ ムゼウム、カフェ ホーフブルク、そしてこの写真に見られるカフェ レジデンツで毎年この時期に食べられます。
これらのカフェはそれぞれ個性ががありますが同じ経営ですから、基本的に同じカフェ、ケーキ、料理が提供されています。
写真は数日前に食べたMaroniblüteとカフェラッテです。

とにかくボリュームがあって1人で食べるには大きすぎるかもしれません。

栗の濃厚な味としつこくない甘さがクセになります。
実は2年前からこのMaroniblüteにサクランボが入りました。
サクランボと言ってもこのケーキの上に乗せられているものではなく、中に入っているものです。
好みにもよりますが私個人的にはこのサクランボがない方がよかったので正直なところ前ほどは多く食べなくなりました。
とは言え地元で季節を感じる人気があるケーキのひとつであることには変わりません。
午後になるとよく売り切れています。

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