早いもので今日で5月も終わりですね。
昨日はFronleichnamというキリスト教関係の祝日でしたので、今日金曜日も休みを取って長い週末を楽しむ人が多いでしょう。
さて、今日の話題はウィーン川です。
ウィーンの街を流れる川と言えば、真っ先に思い浮かぶのはドナウ河でしょう。
ドナウ河はウィーンの街を運河を含めて大きく4本に分かれて流れています。
ドナウの本流見るためには中心から地下鉄に乗ってかなり離れる必要がありますが、運河であれば国立オペラ座とは反対側を走るFranz-Josefs-Kai 沿いに見ることができます。
その運河に注がれる街の中心近くを流れるウィーン川は御存知ですか?
観光してても特定の場所に行かないと見落としてしまいます。
日中は心地いい初夏の陽気を感じる日が続いています。
でも場所によっては暗い雲が見られ、時間帯によって局地的に雨が降って来ます。
この時期のウィーンはいいですね。
さて、今日はFronleichnam(フローンライヒナーム)というキリスト教関係の祝日です。
ウィーンはヨーロッパ文化が凝縮したかつての帝国の都です。
荘厳な建造物が多く建ち並び、豊かな緑に囲まれ、上品で高貴な一面もありながら、どこかいい意味での人間らしいいい加減さが感じられる街で、とても住みやすいと思います。
私はウィーン以外に住むことは考えられないほど、ウィーンの魅力に取りつかれてしまいました。(笑)
実際にウィーンの生活のクオリティーが高いことは世界的に知られています。
さて、コロナが終わって2023年の統計で、ウィーンは再度世界で一番住みやすい街に選ばれました。
(今頃になってしまいましたが)
2009年から11年連続で1位、そしてコロナ以降2023年の12回目の1位です!
個人で旅行される方はウィーン滞在中に間違いなくスーパーに行くでしょう。
旧市街やリンク道路周辺だけでも多くのスーパーがあり、滞在されるホテルのそばにもスーパーがあることが多いと思います。
レストランでしっかり食べるよりも安上がりですし、地元の食生活も垣間見ることができます。
私も頻繁にスーパーを利用しますが、ここのスーパーが間違いなく洗練されて素敵でしょう。
最近ハイリゲンシュタットのベートーヴェンの遺書の家に行くことが多いです。
この辺りは日本のガイドブックなどではウィーンの森と紹介されていることが多いですが、確かにウィーン中心部と比べたら街並みも違い、緑も多くのんびりしていますが、実際は森の入り口的な感じです。
ベートーヴェンの遺書の家を見学したらベートーヴェンの散歩道にも足を延ばしたいですね。
ウィーンは森の都とも形容され、ヨーロッパの街では街の広さに対し、緑の比率が最も高いと言われていますが、その緑を囲むもっと大きな緑がウィーンの森です。
ウィーンの中心からちょっと離れるとウィーン市内でも長閑な自然の風景に出会え、ハイキングコースがいくつもあります。
代表的なハイキングコースはStadtwanderweg (シュタットヴァンダーヴェーク)で、ウィーン市が管理している14箇所のコースがあり、そのほとんどがウィーン市にいるとは思えない自然に出会えます。
うちはそのコースのStadtwanderweg5がお気に入りです。
ウィーン21区の有名なホイリゲ街であるStammersdorf界隈から入り、ぶどう畑が広がる長閑な風景に出会え、とてもウィーンの中にいるとは思えません。
観光的にはカーレンベルクのウィーンの北の森入り口に行くことが多いと思いますが、ハイキングコースとしては5号線の方が絶対お勧めです。
ここを歩いている時によく行くホイリゲがあります。
4月、5月は天気が不安定な日が多いですね。
オーストリアはヨーロッパアルプスを大きく横たえて持っている国で、ウィーンはそのアルプスの一番東に位置していることから天気もアルプスの影響を大きく受けます。
晴れの青空が広がる、暗い雲と雨が1日に繰り返される日もあります。
ウィーンは広い街ですから、この地域は晴れていても、向こうの地域は雨であることもよくあります。
しかし梅雨がないこのカラッとした過ごし易く時として初夏のような気候はウィーンらしく、心地良い風が街中を吹き抜けて行きます。
さて、今日は郊外にこの時期見られる風景をお届けします。
5月も後半に入り、ウィーンはますます緑が多くなってきました。
同時に日が長くなり、夜21:00を過ぎても少し明るいです。
これから夏至までひと月、まだ日が長くなりますね。
気温も23℃前後で気持ちのいい陽気ですが、日差しがかなり強いので太陽の下にいるとかなり暑く感じます。
一昨日はウィーンにしてはかなり蒸し暑くなりました。
お客様に今日のウィーンはこれでもかなり湿気が強いんですよと言ったら驚かれていました。
日本と比べたらこちらの気候は梅雨もなく快適です。
5月25日(土) 日本時間22:00 ライブオンラインツアー Vol.199
配信場所: リンツのそばにある歴史上重要な場所
御参加される場合はZoom(無料で利用できます)を御準備頂き、ウィーンの街を公認ガイドと歩いてみませんかまで御連絡下さい。
こちらから参加IDとパスワードをお知らせ致します。
参加IDは毎回、パスワードは毎週変わります。
2012年はクリムト生誕150周年記念の年で、それをきっかけに団体ツアーの多くはベルヴェデーレ宮殿に入場観光することが非常に多くなりました。
ベルヴェデーレ宮殿はオーストリアギャラリーという美術館になっていて、19,20世紀の作品を中心に中世、バロック、現代と幅広く展示されています。
年々このオーストリアギャラリーの訪問者が増加していて、2018年の8月からはクリムトコーナーへの入場制限も導入されましたが、それは現時点では行われていません。
2019年の7月から10名以上の場合はシェーンブルン宮殿同様、時間予約制度が導入されました。
団体ツアーの場合は制約が多くなり、かなり大変です。
週末などは頻繁に混雑するようになり、入場するにも相当な待ち時間が必要となる場合が多くなりました。
今日はウィーン公共交通機関の話題です。
表題に見られる通り、路面電車1番、62番、バーデン線はWiedener Hauptstraßeのリニューアル工事に伴って区間を変更して運行しています。
観光レベルでは大きな不便さは感じないと思いますが、バーデン線も関係しているのでバーデン線でバーデンに行く方は注意が必要です。
明日から天気予報では雨マークが続いていますね。
こちらは梅雨というものがない気候ですが、アルプスの地形の影響もあり、雲の動きが複雑で不安定な天気になる日もよくあります。
4月や5月にその傾向が多くありますね。
さて、今日5月19日はPfingsten(プフィングステン)という祝日です。
もっとも今日は日曜日でもありますが。
ウィーンには美味しいケーキ屋🍰さんがたくさんありますが、ケーキの種類として真っ先に出て来るのは何と言っても"Sachertorte" ザッハートルテ (ザッハトルテ)でしょうか。
たいていのカフェ、レストランでザッハートルテを食べることができますが、"オリジナル" にこだわるのであれば国立オペラ座の裏手にあるホテル ザッハーのザッハートルテです。
最近お客様からザッハートルテのご質問を多く頂きます。
カフェで食べる場合やお土産に持って帰る場合ですね。
カフェザッハーはとにかく並んでいますので、ここに座りたい方は朝早くに来ることをお勧めします。
ウィーンの美術史博物館は質から言って、ヨーロッパ3大美術館のひとつにも数えられ、絵画史上とても重要な作品を見ることができます。
この美術史博物館はその素晴らしいコレクションを展示することを念頭に、初めから美術館を意図として建築されたもので、中に入るとその空間に驚かされます。
絵画は2階に展示されているので、大階段ホールをゆっくり上がって行きましょう。
車文化もヨーロッパ文化のひとつでしょう。
ウィーンの街にも多くの車が走っています。
日本では路駐がほとんどないわけですが、逆にこちらは路駐が当たり前です。
街の歴史の方がずっと古いですから、後から来た車が街に共存させてもらっている・・・そんな感じです。
後から誕生した人間がこの地球に共存させてもらっていることと同じです。
コロナ禍の2021年にオーストリアでの自動車メーカー順位を掲載しました。
今日はオーストリアで一番安い車の順位を見てみましょう。
どのメーカーの車がどれだけ安く買えるのでしょうか?
その前より気温がかなり下がった4月後半のある日、ウィーン中心部を馬車で観光しました。
馬車はこちらではFiaker(フィアカー)と呼ばれています。
ウィーンで最も優雅な通りであるグラーベンを馬車で横切ります。
蹄の音がこだまするウィーンの街です。
最近またウィーンの森に行くことが多くなりました。
日本からの皆様とウィーンの森へ行く場合、多くは南の森に出かけます。
そちらは個人的には行きづらいこと、また多くの歴史的重要な場所が点在しています。
そのひとつにリヒテンシュタイン城があります。
5月14日(火) 日本時間19:00 ライブオンラインツアー Vol.198
配信場所: できればカフェハイナーから
御参加される場合はZoom(無料で利用できます)を御準備頂き、ウィーンの街を公認ガイドと歩いてみませんかまで御連絡下さい。
こちらから参加IDとパスワードをお知らせ致します。
参加IDは毎回、パスワードは毎週変わります。
オーストリアの法律では、仕事としてガイドができるのは国家試験に合格し、国家資格を持ったオーストリア政府から公認されているライセンスガイドでなければいけません。
今日2024年5月9日はキリスト昇天の日で祝日です。
キリスト昇天祭とよく言われています。
こちらでは明日の金曜日も休みを取って、長い週末を楽しむ人が多いと思います。
キリスト昇天祭は移動祝日で、復活祭がいつになるかによって決まります。
今の時期、多くのレストランではアスパラガスを提供しています。
スーパーや市場に行くと、マルヒフェルト産の白くて太いアスパラガスがたくさん並んでいます。
オーストリアのマルヒフェルトはアスパラガスの名産地です。
こちらは緑のアスパラガスも多く提供されています。
この時期アスパラガスは旬の食材ですね。
私もこの時期はマルヒフェルト産のアスパラを買って来て、家で茹でて食べています。
皮を少しむいて、塩と若干の砂糖を少し入れて茹でるだけですから簡単です。
アスパラガスをメインとして食べるのもいいですが、前菜としてアスパラガスのクリームスープもお勧めです。
一昨日は東方正教会の復活祭でした。
東方正教会では復活大祭と呼ばれています。
カトリックでは今年3月31日が復活祭でしたが、正教会は5月5日とひと月以上のずれがあります。
5月8日(水) 日本時間20:00 ライブオンラインツアー Vol.197
配信場所: Hietzing墓地
御参加される場合はZoom(無料で利用できます)を御準備頂き、ウィーンの街を公認ガイドと歩いてみませんかまで御連絡下さい。
こちらから参加IDとパスワードをお知らせ致します。
参加IDは毎回、パスワードは毎週変わります。
https://www.instagram.com/wienkankoguide/
去年9月22日の発売日にiPhone15 Pro Maxをゲットして7か月が経ちました。
非常にいいですね。
私は本来スマフォは好きではなく、docomoのガラケーを長年愛用していて、iPadAirを家で使い、iPad miniを持ち歩いているというスタイルでした。
オーストリアでは5Gの普及に伴って、ウィーンから3Gが徐々に廃止され、2024年の終わりまでには全国的に3Gが終わることになりました。
今までdocomoのガラケーを何不自由なく快適に使っていましたが(もちろんオーストリアのSIMを利用していました)去年7月ぐらいからウィーンの街中でも多くの場所が圏外になってきたんですね。
最初はSIMか携帯電話の問題かと思っていたのですが、SIMを新しくして、ストックしてある新品のガラケーを使っても同じ現象が起きていたんですね。
iPadは4G/LTEなのでdocomoのガラケーが圏外でも、iPadは旗が全部立っていることから原因が分かりました。
こちらのガラケースタイルも数機種販売されているのですが、とても使う気にならず、不本意にも今更スマフォデビューということになりました。
特にカメラ性能が良く、手軽に写真を撮りたくなります。
インスタグラムにiPhone15 Pro Maxで撮影した画像をどんどんアップしていきたいと思いますので、是非フォローをお願いします。
https://www.instagram.com/wienkankoguide/
一昨日と昨日は天気が崩れたウィーンです。
雲の動きが複雑で急に強い雨が降ったり、止んだりと・・・5月に入ってもAprilwetterです。
一昨日は午後シェーンブルン宮殿の見学が終わったらポツリポツリと雨が降り始めました。
でも傘が必要な雨ではなかったのですが、同じ時期にウィーンの別の場所では物凄い強い雨が降っていました。
ウィーンは広い街でウィーンの中でも天気が違うことがよくあります。
さて、今日はウィーンにこの時期至る所に見られる花をお届けします。
やはりこの花も今年はひじょうに早く咲き始めました。
ウィーンの美術史博物館(美術史美術館とか単に美術館とも)はヨーロッパ三大美術館のひとつにもよく数えられ、ハプスブルク家が統治していた地域の円熟した作品だけが集められたので、絵画史上重要な作品が目白押しです。
ここに来ようと思われる方は非常に多いと思います。
開館時間は10:00~18:00で、木曜日は21:00まで、6月~8月は毎日オープンしています。
入場料は現在大人21ユーロとなっていて、外に設置されている窓口で入場チケットを買おうとする人がたいてい開館前から並んでいます。
しかし最近ではチケットを事前に購入していても10:00の開館に合わせて大行列が出来ています。
早いもので今日から5月ですね。
日本はゴールデンウィーク真っ只中で、今年は多くの日本からの観光客の皆さんがウィーンに来ていて、私も休みが全くありません。
ヨーロッパ旅行がまだ高かった頃はゴールデンウィーク、お盆、年末年始に集中する傾向がありましたが、航空会社が自らチケットを販売するようになってヨーロッパ旅行がぐっと安くなりました。
それから分散化し、2月とか11月なども多くの皆さんが来られるようになり、この状態が何年も続いたわけですが、今思えば茶番劇だったコロナが過ぎると、物価の上昇、無意味な戦争の影響、かなりの円安でヨーロッパ旅行が非常に高くなっているので、以前の旅行が高かった時のようです。
さて、今日はこの時期の花をお届けします。