ウィーンは森の都とも形容され、ヨーロッパの街では街の広さに対し、緑の比率が最も高いと言われていますが、その緑を囲むもっと大きな緑がウィーンの森です。
ウィーンの中心からちょっと離れるとウィーン市内でも長閑な自然の風景に出会え、ハイキングコースがいくつもあります。
代表的なハイキングコースはStadtwanderweg (シュタットヴァンダーヴェーク)で、ウィーン市が管理している14箇所のコースがあり、そのほとんどがウィーン市にいるとは思えない自然に出会えます。
うちはそのコースのStadtwanderweg5がお気に入りです。
ウィーン21区の有名なホイリゲ街であるStammersdorf界隈から入り、ぶどう畑が広がる長閑な風景に出会え、とてもウィーンの中にいるとは思えません。
観光的にはカーレンベルクのウィーンの北の森入り口に行くことが多いと思いますが、ハイキングコースとしては5号線の方が絶対お勧めです。
ここを歩いている時によく行くホイリゲがあります。
前述したようにStammersdorfは地元で有名なホイリゲ街で、そのStammersdorfの中心部よりもさらに奥に行くと、石畳の迷路のような路地が多くあり、昔ならでは本来のホイリゲが多くあります。
グリンツィングのような観光化された雰囲気とは全く異なっています。
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ここがお気に入りのホイリゲのひとつです。
ぶどう畑の中に店があって、ワイン業者が葡萄畑を管理して店を出しています。
こういうホイリゲがいいですよね。
とてもウィーン市にいるとは思えないです。
ぶどう畑に座って、葡萄ジュースやワインを飲みながらのんびりくつろぐ...ウィーンの一文化です。
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かつての帝国の都...荘厳な建造物に囲まれているウィーンとは全く違うウィーンのまた別の一面です。