ウィーン国立オペラ座はウィーンの街を歩く上でシンボル的な存在で、旅行者が街を歩く上での目印になっている建物です。
国立オペラ座はリンク道路沿いの歴史的建造物であり、美しいルネッサンス様式が印象的ですが、2019年は国立オペラ座のちょうど150周年にあたりました。
ここはオペラを見に行かない限り個人的に見学することができないので、国立オペラ座が提供しているガイドツアーに参加する必要があります。
年間を通して国立オペラ座ガイドツアーに関しての質問をよく受けますが、ガイドツアーの時間が不定期であることが多いため、コロナ以前のように非常に混雑します。
今日は国立オペラ座の2023年7月のガイドツアーの予定をお知らせします。
7月1日(土) 日本時間22:00 ライブオンラインツアー Vol.156
配信場所: ウィーンの郊外?(マニアックレベル9)
御参加される場合はZoom(無料で利用できます)を御準備頂き、ウィーンの街を公認ガイドと歩いてみませんかまで御連絡下さい。
こちらから参加IDとパスワードをお知らせ致します。
参加IDは毎回、パスワードは毎週変わります。
オーストリアは小国でもありながらそれなりの経済大国です。
一見、観光立国的なイメージがあると思いますが、実は色々な産業があります。
物価もヨーロッパでは高い方で、税金の天引き率はヨーロッパでは6番目、食料品はデンマークの次の2番目、人件費はベルギーの次に高いという国の統計があります。(コロナからは変わっているかもしれません)
また、私のように事業主だとUmsatzsteuer(売上税)とEinkommensteuer(所得税)の2つが課せられています。
Umsatzsteuerは20%と決められています。
例えば私に観光を申し込まれた場合は料金には20%の売り上げ税が含まれています。
Einkommensteuerは売り上げから必要経費を引いて実際の収入がどのくらいか(こちらではGewinnとよく言われますがどのくらいプラスになったか)によって課せられます。
そのEinkommensteuerの税率を見てみましょう。
ウィーンの中心部にはケルントナー通り、グラーベン、コールマルクトという3つの歩行者天国があります。
ケルントナー通りは国立オペラ座とシュテファン大聖堂を結ぶ通りで、観光客の皆さんにとっては目安になる重要な通りで3つの中では一番長いですね。
Graben (グラーベン)はケルントナー通りとシュテファン大聖堂の間にあるStock im Eisen Platzからコールマルクトまでの約300mで、広場のような上品でウィーンらしい通りです。
ローマ時代ヴィンドボナの頃は堀になっていた所なので、堀=Grabenということです。
コールマルクトは王宮のミヒャエル広場に通じていて、高級店が並ぶまた別の顔を持った通りです。
歩行者天国と言いましたが、実は1日中歩行者天国ではありません。
昨年11月初めに3年4ヶ月ぶりで日本に一時帰国し、その後年末に一時帰国、そして今年2月12日にも一時帰国、さらに4月11日にも一時帰国しました。
普段はウィーンにいるので、限られたなおかつ日本よりもかなり高い食材を買って生活しているので日本に来るとその反動が出て、色々な物を食べてしまいますね。
食べ物は日本の方がかなり安く感じます。
美味しくて安いので、日本に帰ると"食"にお金使ってしまいます。
今日は2月に3度目に一時帰国した時に食べたものです。
オーストリアに来て旅のお土産は・・・というと多くの方がモーツァルトクーゲルを買われると思います。
モーツァルトの顔がテーマになっているボールの形をしたチョコレートです。
スーパーやちょっとした土産物屋で必ず見られるモーツァルトクーゲルはよく見ると種類が多いことがわかります。
現在では20種類ぐらいあるのではないでしょうか。
一番良く目にするのはミラベルのモーツァルトクーゲルで、えんじ色の箱に入った金色の包み紙に包まれたものです。
しかしこれはオリジナルではありません。
オリジナルは2013年にもここで紹介していますが、ザルツブルクにあるカフェFürst (フュルスト)でしか買うことができません。
今週の月曜日からウィーンは日中の気温が今年になって初めて30℃を超え、木曜日は34℃になり、日差しが強い真夏日となりました。
夜も26℃ぐらいと気温が下がらず、少し寝苦しかったですね。
しかし昨日の午後から雨が降り始め、夜は涼しくなり、今日は日中22℃と涼しい1日です。
さて、今日はこの時期ウィーンの至る所に見られる黄色い花です。
ウィーンで有名な伝統カフェハウスのひとつLandtmann(ラントマン)が今年150周年を迎えます。
それに伴ってLandtmannは今年2月にカフェハウスLandtmannの歴史をテーマにしたプロモーション・フィルムを製作しました。
映画撮影はカフェを閉店することなく、営業しながらも数日間にわたって行われました。
実はこのプロモーション・フィルムに私も出演していて、オーナーのQuerfeldさんと一緒に演じています。
このメーキングでは50秒ぐらいから私とQuerfeldさんが登場します。
ちょうど商談が終わって、お互いに喜びながら食事をしようというシーンです。
ヨーロッパ人がイメージする日本人なので、七三分けにさせられてしまいました・・・(笑)
本編公開は150周年記念日からです。
このLandtmannは個人的にも仕事でもよく行きます。
トルテも定評がありますが、食事も美味しいです。
ウィーンは今週から日中の気温が30℃を超えています。
去年はでも5月20日が30℃を超えた最初の日だったので、今年はひと月近く遅いことになりますね。
今日は35℃ぐらいになりウィーンの夏の暑さがやって来ました。
さて、4月終わりぐらいから6月中旬ぐらいまでアスパラシーズンですね。
多くのレストランでアスパラが登場しますし、スーパーにも必ずアスパラが売られています。
先日Plachuttaのアスパラガスやホイリゲで食べたBioのアスパラを掲載しました。
ちょっと時期が過ぎましたが今日は覚え書きとしてカフェLandtmannのアスパラを掲載します。
今週の月曜日からウィーンは日中の気温が今年初めて30℃を超えています。
今年はちょっと遅い気がします。
例えば去年初めて30℃を超えた日は5月20日でしたからひと月近く遅かったわけですね。
今日は夏至です。
ドイツ語ではSommersonnnenwendeと言い、年間を通して一番日が長い日ですね。
夏至のこの時期は学校ももうすぐ終わり、年度末、もうすぐ休暇と気持ちがワクワクする時期で、ウィーンの街にはそんな空気がそこらじゅうに漂っています。
実際、どのくらいの日照時間があるのでしょうか?
自分にとって仕事が始まるまでの1人の時間は大事です。
仕事が始まる前の気持ちの切り替えやリラックスができます。
観光が始まるホテルによってはその周辺をよく散歩するんですね。
いつも同じホテルや同じ場所から始まるわけではないので、その時々で散歩する場所も異なります。
普段歩かない所を歩くと何気ない発見があり、新鮮です。
ある日の天気のいい朝、リンク道路沿いのホテルからスタートしたので市立公園を散歩しました。
ウィーンは今日から30℃を超えるようです。
今年になって30℃に達するのは初めてです。
木曜日には35℃の予報が出ていますね。
実は5月に30℃を超えることはよくあり、今年の5月は不安定な天候で、雨が多く降ったこともあり、その分30℃を超えるのが遅くなったかもしれません。
30℃を超えても梅雨がないカラッとした気候ですが、日差しが日本よりも強いですから太陽の下にいると刺すような暑さです。
でも日本のような湿気を感じる不快な暑さではありません。
今日はこの時期バラが綺麗な国民庭園(Volksgarten)をお届けします。
6月21日(水) 日本時間19:00 ライブオンラインツアー Vol.155
配信場所: あの美しい空間に入れるかな (マニアック度 9)
御参加される場合はZoom(無料で利用できます)を御準備頂き、ウィーンの街を公認ガイドと歩いてみませんかまで御連絡下さい。
こちらから参加IDとパスワードをお知らせ致します。
参加IDは毎回、パスワードは毎週変わります。
晴天が続いているウィーンです。
日中25℃ぐらいですが、日差しが強いので太陽の下にいればかなり暑く感じます。
でも日陰に行ってみてください。
気温が下がり、心地いい風が街中を吹き抜けていきます。
これこそウィーンの空気ですね。
これから夏至に向ってまだ気持ち日が長くなりますが、この時期夜によく涼みも兼ねて散歩に出かけることが多いです。
今日はこの時期21:15頃の夜空をお届けします。
オーストリアでひとつの観光スポットとして最も多くの方が訪れるのはシェーンブルン宮殿です。
ヨーロッパで重要なバロック建築であり、世界遺産にも登録されていますので、ウィーンに初めて観光で来る方はシェーンブルン宮殿を見学しないことはほとんどないでしょう。
私もオーストリア国家公認ガイドとし年間を通して仕事をしていると、シェーンブルン宮殿には一番多く来ているかもしれません。
ここは一般団体ツアーでは必ずと言っていいほど観光ポイントに含まれていますし、個人のお客様ともシェーンブルン宮殿を2時間ぐらいかけてゆっくり観光することもあります。
先日ザルツブルクへ行って来ました。
ウィーンから300km西に位置し、モーツァルトが生まれた街としてあまりにも有名です。
ウィーンを観たら次はザルツブルクでしょうか。
今回は日帰りツアーだったので結構きつかったですね。
往復600kmを大型バスで走ると、途中休憩を一回入れて片道4時間ぐらいです。
ザルツブルクは数えきれない程来ていますが、来るたびにここはモーツァルトよりも歴代大司教が統治していた街なんだな~ということを実感します。
でもモーツァルトの生家やミラベル庭園は必見ですよね。
今日はザルツブルクの街を掲載します。
この日は青空が広がるいい天気でした。
ヨーロッパの歴史ある街は国鉄などの大きな駅は一般的に中心の外側にあります。
日本は駅が中心化しますがこちらは違います。
そのため、歴史ある街のカラーがそのまま残されているわけですね。
ウィーンの場合は一番メインの中央駅を始め、西駅、プラターシュテルン駅、フランツ・ヨーゼフ駅、ウィーン・ミッテ駅と5つの駅があります。
その中でも圧倒的に重要性がある駅は中央駅です。
ウィーンの街は今でもかつての帝国の都であった面影を残し、荘厳な建造物が建ち並ぶ、緑豊かな洗練された美しい街です
それもハプスブルグ家というヨーロッパで一番長く続いた王朝の居城がこの街にあり、そしてそのハプスブルグ家の下にかなりにわたって神聖ローマ帝国の皇帝やローマ王の称号が置かれていたことで、様々な人たちがこの帝国の都に集まって来ました。
そこでウィーンはヨーロッパ文化が凝縮したとても奥深い街となったわけです。
ウィーンは様々な角度から楽しめる街です。
前回の数字で見るウィーン市あれこれ 2022年最新版が好評を頂きましたので今日はその続編です。
オーストリアの世界遺産にも登録されているヴァッハウ渓谷に先日行ってきました。
ヨーロッパで2番目に長い全長2.800km以上あるドナウ河の最も美しいと言われている所です。
午前中はメルク修道院を9:00前から見学し、11:00メルク発のDDSGに乗船しました。
一般的に昼食後のDDSGだと13:50、BRANDNERだと13:45に乗船することが多いですが、この時は早くにホテルを出てその前の船に乗船しました。
朝が早くなりますが、私個人的には修道院も空いていて、船もあまり混雑しないのがいいですね。
MelkかDürnsteinかのどちらで長く時間を取りたいかにもよると思いますが。
メルク修道院のバルコニーからの眺め、船着き場にてを掲載しましたが、今日は船の上からです。
6月14日(水) 日本時間19:00 ライブオンラインツアー Vol.154
配信場所: 未定
御参加される場合はZoom(無料で利用できます)を御準備頂き、ウィーンの街を公認ガイドと歩いてみませんかまで御連絡下さい。
こちらから参加IDとパスワードをお知らせ致します。
参加IDは毎回、パスワードは毎週変わります。
オーストリアの世界遺産にも登録されているヴァッハウ渓谷は、ヨーロッパで2番目に長い全長2.800km以上あるドナウ河の最も美しいと言われている所です。
ヴァッハウ渓谷ではメルク~クレムス間をDDSGとBrandnerの2つの船会社がそれぞれ上下で運航していますが、
2022年のシーズンよりメルクの船着き場が変わり、以前と比べると少し遠くなったことについてはすでにここでお知らせしました。
昨日はメルク修道院からの眺めを掲載しましたが、今日はこのメルクの船着き場の様子です。
先月ヴァッハウ渓谷へ2度ほど行ってきました。
ウィーンからヴァッハウ渓谷への1日観光の場合、一般的に午前中はメルクの修道院を見学し、昼食を食べた後は午後船下りでのんびりしたツアーです。
今日はメルク修道院からの眺めです。
今週のウィーンはずっと雨マークが出ていて、強い雨が局地的に降っています。
湿気もかなり強く感じ、まるで日本の梅雨時期のようです。
地球温暖化の影響もあると思いますね。
さて、今日はFronleichnam(フローンライヒナーム)というキリスト教関係の祝日です。
ちょっと時間が経ってしまいましたが、今年のゴールデンウイークに久しぶりにモーツァルトのお墓に行きました。
前回ここに来たのは冬でしたかね・・・。
ウィーンでお墓と言えばたいてい中央墓地が最初に挙がります。
ここはたくさんの作曲家が眠っていますので音楽に興味がある方にとってはとても重要な場所です。
また中央墓地は映画「第三の男」のラストシーンに登場する並木道があることでも有名です。
モーツァルトのお墓は聖マルクス霊園にあり、中央墓地よりも中心からは近いですが、かなり行きにくい場所にあります。
シェーンブルン宮殿に最後に入ったのは小学校の頃という地元の方は多いです。
しかしシェーンブルン宮殿の庭園には毎日来ている人もいて、旅行者だけでなく地元の人も多く歩いています。
天気がいい時にはこの庭園を散歩するだけでも楽しいです。
ウィーンの街中とは思えません。
旅行者があそこに行きたいと思うのはやはりグロリエッテでしょう。
丘の上に堂々と聳えていてシェーンブルン宮殿のシンボル的存在となっています。
今日はそこからの眺めをお届けします。
先週は夏のような暑さだったウィーンですが、今週は気温も下がり毎日雨マーク!?です。
空が青くないと石の建物の街並みはどうしても暗く見えてしまいますね。
散歩をしても気持ちが晴れません。
今日はこの時期多く見られる猛毒の花を紹介します。
6月7日(水) 日本時間19:00 ライブオンラインツアー Vol.153
配信場所: 未定
御参加される場合はZoom(無料で利用できます)を御準備頂き、ウィーンの街を公認ガイドと歩いてみませんかまで御連絡下さい。
こちらから参加IDとパスワードをお知らせ致します。
参加IDは毎回、パスワードは毎週変わります。
この時期の旬の物と言えばアスパラですね。
多くのレストランでアスパラ料理が提供されていて、スーパーなどにもたくさん売っています。
先日Plachuttaのアスパラガスを話題にしました。
アスパラは前菜にも多く出され、メインでも軽いのでそこそこお腹が空いてるだけでも食べられますね。
今日はホイリゲで食べたアスパラガスを紹介します。
最近温泉街バーデンに行くことが多くあります。
それもあってここから2回ライブオンラインツアーもやりました。
バーデン(Baden)はウィーンから南へ26km離れたウィーンの森に位置する街で、ローマ時代からの温泉地として知られています。
ウィーンの南の森ではウィーンからも行き易く、国立オペラ座斜め前からバーデン線に揺られて乗り換えなし約70分で到着します。
オーストリア郊外に多くある典型的な美しく可愛らしい街で、Baden bei Wien(ウィーン近郊のバーデン)と表現され、2021年にヨーロッパの他の歴史ある温泉都市と合わせて世界遺産に登録されました。
先日(と言っても3月半ばの話ですが)毎週一度開かれる"Genussmarkt Baden"に出くわしました。
昨年11月初めに3年4ヶ月ぶりで日本に一時帰国し、その後年末に一時帰国、そして今年2月12日にも一時帰国、さらに先日4月11日にも一時帰国しました。
4度目一時帰国の際のウィーン国際空港の様子
ANA(全日空)NH224便(LH4912便) フランクフルト~東京(羽田)の飛行ルート
ANA(全日空)NH224便(LH4912便) フランクフルト~東京(羽田)の機内食
ウィーンに帰る時の飛行ルートを覚え書きとして掲載しました。
今日はウィーンに帰る時の機内食を掲載します。