ウィーンの旧市街は丸ごと世界遺産にもなっているので、大きな店舗を必要とするデパートなどは外側にあります。中でもマリアヒルファー通りは有名です。
また、大きなショッピングセンターも外側にあり、SCS、Donauzentrumなどは有名です。
旧市街ではそれでもたいての物は買えますから、観光でウィーンに来た人はたいてい旧市街でお土産などを買われると思います。
それとは別に観光客の方がシャトルバスに並んでまでも行くアウトレットのParndorf(パルンドルフ)は最近日本でも少し知られるようになってきました。
今年の夏は30℃を超える日が多いです。
8月3日が今年では一番気温が上がり38℃をちょっと超えました。
街中ではなるべく日陰を選んで歩く人が多く、テラスでは多くの人が冷たい飲み物を飲んでいました。
35℃を超えた時の街中の徒歩観光は本当にきついですね。
さて、オーストリアはアルプスを持っている国のひとつで、そのおかげで郊外には豊かな美しい自然が広がっていて、気軽に出かけられる所が星の数ほどあります。
暑い時にちょっと涼しくなれる所のひとつとしてうちのお気に入りの場所である水の世界のハイキングコース"MYRAFÄLLE"(ミラフェレ)を話題にします。
朝食に玉子を食べる方は多いでしょうか。
目玉焼き、オムレツ、ご飯に生卵をかける、スクランブルエッグなど色々なスタイルがあります。
私も個人的に玉子は好きで朝食では必ずと言っていい程食べています。
ちなみにこちらでは生卵をご飯に直接かけて・・・というスタイルはまず見たことがありません。生卵を食べるということはサルモネラ菌などのリスクがあるからでしょうか。
私は子供の頃は朝、ほぼ毎日ご飯に生卵をかけて食べていた時期もありました。
そもそも朝食でご飯を食べるという習慣もこちらにはないと思います。
今日はこちらのちょっと変わった玉子のスタイルを紹介します。
今年は去年と比べると30℃を超えた日が多く、ウィーンは今年40日近く日中30℃を超えています。
このぐらい暑い日が続くと1日3Lの水分は必要だとこちらではよく言われています。
炎天下の中の徒歩観光は体力を消耗しますね。
湿気が少ないですからジト~っとした不快感はないですが、日本とは違う日差しの強さを感じます。
30℃を超えた中で徒歩観光をしていると街中にある飲料水スタンドがとても有難く感じます。
このコーナーでもお馴染みになった飲料水スタンドですが、先日はグラーベンの飲料水スタンドの行列を取り上げましたが、今日は王宮にある飲料水スタンドの行列光景です。
荘厳な建造物が立ち並ぶウィーンの街を普通に歩けば街並みを意識するでしょう。
そのため建物の中に中庭があることはあまり気付きません。
しかし、ウィーンを高い所から見ると建物にはたいてい中庭があることがわかり、そのような中庭空間は外とは全く違う世界を演出しています。
前回の知られざる美しい中庭風景46ではウィーン7区の一角を取り上げました。
今回はちょっと大きな中庭空間です。
ウィーンで一番有名なケーキと言えばザッハートルテでしょうか。
ウィーンを初めて訪れた方は必ずと言っていい程ザッハートルテを食べるかお土産に買って行くでしょう。
でも一番有名なケーキだからと言って、このザッハートルテがウィーンで一番おいしいケーキというわけではありません。
その辺はガイドの立場からハッキリ申し上げたいと思います。
私は観光中でもザッハートルテの話題を出すこともよくありますが、たいてい「ザッハートルテが有名だからと言って、ウィーンで一番おいしいケーキではありません」とハッキリ言い切ってます(笑)
でもザッハートルテが決して"まずい"とか"美味しくない"と言っているわけではありませんので誤解されないで下さいね。
いずれにしてもザッハートルテはどこのカフェやレストランでも提供されていますが、"伝統"や"オリジナル"にこだわるのであればホテルザッハーかデーメルということになります。
"オリジナル"という名称はホテルザッハーのザッハートルテですが、老舗であるのはデーメルです。
ウィーンに来られる団体ツアーの場合、平均的に2泊、忙しい場合は1泊、もっと忙しい場合はウィーンの外から来て観光後ウィーンには泊まらずに移動・・・という3つのパターンが多いでしょうか。ウィーンに数泊するツアーもあるのでそのような時には数日間に渡ってウィーンだけを観光する場合もありますが数から言えば前述したケースよりも遥かに少ないです。
団体ツアーでウィーンに来たらとてもよかったのでもっとウィーンをゆっくり深く楽しみたい・・・と言う方が多く、再び個人旅行でウィーンを訪れる方がとても多いです。
団体ツアーの忙しい限られた時間の中でもウィーンの魅力が少しでも伝わって、再度ウィーンを訪れる方が多くいらっしゃるのはガイドとしてとてもうれしい限りです。
団体ツアーの場合はまずシェーンブルン宮殿は外せません。
ここ数年はベルヴェデーレ宮殿のクリムトを鑑賞することもとても多くなりました。大型バスが使えますからリンク道路を車窓から・・・というのも一般的です。
また、シュテファン大聖堂を近くで見るということも大変に多くなりました。
個人旅行される方からは信じられないと思いますが団体ツアーでウィーンに来て、シュテファン大聖堂を見ない方はとても多いんですね。
理由のひとつはシュテファン大聖堂へはバスが横づけできないので、ちょっと歩かなければいけません。
4年前までは横づけできましたが、でもそこから乗車はできなかったので、結局バスが止まれる所までは歩いたわけですが、現在では全くバスが入れませんので歩いて大聖堂へ行くわけですから時間がかかります。
そのため多くの旅行会社はシュテファン大聖堂を外しての内容を多く提供していますが、ここ数年は他社との価格競争もあって観光箇所を詰め込むパターンが多いので、忙しい観光でもシュテファン大聖堂を近くで見ることが多くなってきています。
ウィーンの歴史が一番詰まっているのは世界遺産の要である旧市街地ですからそのほぼ真ん中に立っているシュテファン大聖堂はとても重要です。
ウィーンは"森の都"とも形容され緑豊かな街であるとともに、かつての帝国の都ですから荘厳な建造物に囲まれていて、優雅さと上品さが感じられる美しい街です。
ウィーンにだってウィーンの森があるので豊かな自然に触れることが簡単にできますが、ウィーンの外に行くともっと豊かで長閑なオーストリアの美しい風景に出会えます。
ガイドブックには決して紹介されないような、しかし地元での有名なスポットがたくさんあります。
私も時間がある時には家族と色々な所に出かけていますが、うちがよく行くお気に入りの場所のひとつを紹介します。
今日は久しぶりに美しい階段ホールシリーズです。
前回の美しい階段ホール 4ではルネッサンス様式のウィーン大学のメインキャンパスを取り上げました。
知られざる中庭風景と同様に建物の中には外からは全く見ることができない絵になる美しい階段ホールがたくさんあります。
それらがヨーロッパの建築様式で作られた建物の外観と同様に美しい階段ホール空間を演出しています。
早いもので8月ももう後半で休暇シーズンも終わりに近づいて来ました。
今年は暑い日が多く、ウィーンは今日までで30℃を超えた日が35日もあります。
さて、前回のウィーンのちょっと珍しいアングル46ではシェーンブルン宮殿のネプチューンの泉と国立オペラ座のオーケストラピットを取り上げましたが、今回はウィーンの街中風景です。
ウィーンの中心部は道路も狭く一方通行もたくさんあって複雑です。そんなせまい道でもたくさんの路上駐車がされていて、それが街の風景に溶け込んでいます。でも構わず路駐していいかというと違います。
ウィーンは、Kurzparkzone(ショートパーキングエリア)制度が導入されています。
23区で成り立っているウィーンの街の、1~9区、12,14,15,16,17,18,20区が該当し、平日朝9~22時(区によっては19時)まで、一か所に、2時間まで(区によっては3時間まで)駐車できます。もちろん有料で、駐車券を事前に購入し、車を降りる時に、日にち、時間を記入します。
今は携帯電話で事前に登録をすれば駐車券なしで携帯電話経由で駐車できます。
街中を歩くと路駐の嵐ですから、お客様から「よくこんな狭い所に縦列駐車ができますね~」ということをよく聞きます。確かに日本の感覚からすれば縦列駐車をする機会は少ないでしょうし、路駐の規制が多いですからちょっと考えられない状況ですね。でも路駐はウィーン車社会の日常茶飯事のことです。
これは実際にこちらで車に乗るとわかりますが、縦列駐車は"慣れ"の何者でもありません。
縦列で駐車する場所が数え切れない程多く、縦列ができないと駐車できる場所が限られます。
普通は前後の車に気を付けて縦列しますが、やはりぶつかっている路駐を見かけることにも稀ですが遭遇します。
以前ぶつかっている路上駐車を話題にしたことがありましたが、今回は別のぶつかっている路上駐車です。
年間を通して仕事をしているとウィーン空港から仕事が始まる場合や、逆に空港で仕事が終わる場合も多くあります。日本からウィーンに到着してすぐに観光が始まる場合や、ウィーンでの観光の終わりが空港でそのまま日本に帰る場合などです。
ウィーンの場合空港送迎は本来ガイド業務に入りますが時間がばらばらなのでアシスタント業務になることがほとんどです。
でも前述したように空港からそのまま観光が始まる場合や空港で観光が終わる場合はガイドがそのままアテンドします。
空港に行く場合や空港から市内に行く場合はタクシー、空港バス、国鉄、CAT、専用車などといくつかの方法があります。
日本からのお客様は荷物がありますから団体旅行の場合は専用バスがありますが、個人旅行の場合はタクシーを使われることが多いでしょう。
私は仕事の場合たいていÖBB (オーストリア連邦鉄道・・・いわゆる国鉄)を使います。
以前はS7だけしかなくとても不便でしたが、現在ではrailjetやICなどが乗り入れしていて、本数も多くあるので快適です。
観光でウィーンに来たら普通は最初に市内観光をするでしょう。
シュテファン大聖堂を中心としたウィーンの旧市街の街並みの美しさ、リンク道路沿いの荘厳な建造物、豊かな緑が多くある公園の中の記念像、中心からちょっと離れたシェーンブルン宮殿やベルヴェデーレ宮殿など尽きません。
街の様子が少しわかってくると有名なカフェなどでちょっと腰を下ろすのもいいでしょう。
慣れて来ると公共交通機関を使って行き易きウィーンの北の森方面もいいでしょう。
ウィーンはヨーロッパ文化が凝縮した奥が深い街ですが、外側にも見所が多くあります。
ウィーンに数泊できて時間がある方はウィーンを離れて遠出をする人も多いでしょう。
その時はザルツブルクやヴァッハウ渓谷、ウィーンの森へ行かれる方も多く、行き方などの御質問をよく受けます。
オーストリアは国内に美しい自然が広がっていますので、ウィーンの街とは全く違う姿が見られます。
その中でヴァッハウ渓谷は私も大好きなドナウ河の最も美しい部分で、シーズン中には仕事でも個人的にもよく行きます。
6月初めに家族でヴァッハウ渓谷に出かけたことを少し書きましたが、その時は船下りの関係上デュルンシュタイン~シュピッツ~デュルンシュタインというルートだったのでメルクには行きませんでした。
今回は仕事でウィーンから定番な日帰り観光でヴァッハウ渓谷に行きました。
オーストリアワインと言うと日本では残念ながらメジャーなワインではありません。
しかしオーストリアワインはヨーロッパでも最も厳格なワイン法によって製造されていて、質が高く、アルコール度が高いボリュームワインが生まれます。
EUのワイン法があり、それに加えてオーストリア独自のワイン法が守られています。
私のこのホームページにもオーストリアワインのカテゴリーがあるので参照して下さい。
今日はこのワインについてウィーンだけで見られる称号について少しまとめます。
以前Bösendorfer(ベーゼンドルファー)の工場見学に行ったことを話題にしましたが、そのBösendorferには様々なモデルがあります。
大きく分けてグランドピアノとアップライトピアノと2つのタイプがあり、ベーゼンドルファーもアップライトピアノをいくつか製造しています。
でもベーゼンドルファーのアップライトピアノが置かれているのを今まで見たことがないような気がします。ここでは工場でアップライトピアノの製造を見ることができます。アップライトピアノだったらベーゼンドルファーじゃなくても・・・と思います。ベーゼンドルファーだったらスタインウェイ同様にグランドピアノでしょうね。
さて、このベーゼンドルファーには普段製造しているモデルの他に様々な企業や個人から特別注文が入り、その希望に合わせてオリジナルのモデルも製造しています。
例えばピアノの色は黒が一般的ですが別の色にしたいとか、木目調であったりとか、バロック調であったりとかモダンなデザインであったりなど様々な特注があります。その中でちょっとおもしろかったものに"クリムトモデル"がありました。
今日8月15日はマリア被昇天という祭日です。
日本では"祭日"という表現はなくなっていますが、宗教的な祝日ですから祭日でもいいのかなと思います。
昨日の月曜日は平日でしたが週末から続いて昨日も休みを取る方が多かったと思います。
つまりちょっと長い週末ですね。
聖母マリアにもちゃんとエピソードが存在しています。
去年の8月25日付でここに掲載したオーストリア24時間その1がかなりの好評だったので、その後ほぼ1年が経とうとしていますが今日はオーストリア24時間その2です。
これはこのオーストリアにおいて24時間の間に何がどのくらい起こるのかというStatistik Austriaを始め、オーストリアの様々な専門分野や政府関係からの統計です。
オーストリアでは全人口870万の内、ウィーンの人口が180万と最も多くの人が集まっていて、2番目に人口があるグラーツで27万人ぐらいですからいかにウィーンが多いかがわかります。州都は除いてそれ以外は数万から数千人単位の街が国内に多くあります。
ウィーンの街は"ウィーン川"という川が流れていますが個人でウィーンを観光されている方がウィーン川を意識することは少ないのではないかと思います。まずウィーン川が見られる所が限られていることや街の中心界隈は地下を流れていることも理由でしょうか。団体ツアーの場合は大型バスで観光しますから車窓からウィーン川について御案内することはよくあります。ウィーンの中心部でウィーン川と言えば市立公園に行くのがいいでしょう。ここに来れば上の方からウィーン川を見ることができます。また地下鉄4号線でシェーンブルン駅で降りた時にウィーン川がよく見えます。ウィーン川は道路の水準よりも低い所を流れているので、街中でウィーン川を見ようと思ったら上から眺めるのが一般的です。しかし、場所によってはウィーン川の本当に川の真横を歩くことができます。
オーストリア公認ガイドとして年間を通して仕事をしていると、様々な場所から観光が始まります。個人旅行のお客様の場合、多くはホテルから出発しますが、団体ツアーの場合は限られた時間で多くの観光箇所を訪れるため、シェーンブルン宮殿で皆さんとお会いすることが一番多いです。ホテルからシェーンブルン宮殿に移動するまでの時間が節約できるわけです。時としてマリア・テレジア広場や市立公園、ベルヴェデーレ宮殿などから始まることも多いです。ある晴れた日の朝、ベルヴェデーレ宮殿から始まることがありました。この日は博物館の開館時間前に入場するという企画だったので、ベルヴェデーレ宮殿に朝向かいました。ベルヴェデーレ宮殿は上下宮から成り立ちオーストリアギャラリーという重要な美術館になっていて、クリムトの接吻が見られることで知られています。ここは一般入場は今年7月より09:00からとなっています。開館前に一般の皆さんがいない館内でゆっくり絵画を鑑賞するということもよくあります。こんなことも団体ツアーならではの特権ですね。この日は中心から路面電車でベルヴェデーレ宮殿に来ましたが、庭園にはいつもの賑やかさはなく、誰もいませんでした。
今年になって30℃を超えた日がすでに32日間あり、ウィーンは8月3日が今年になって一番暑かった日で、38℃を超えました。
7月29日から8日間連続で30℃~38℃になり、観光も大変でした。
しかし8月6日の日曜日からは気温が下がり、雨も夕方から降り始め、夜は久しぶりに18℃ぐらいと涼しくなりました。今年は雨が少なくかなり乾燥していますので、そろそろ雨が降って欲しかったです。
さて、先週は30℃を連続で超えた週でしたが、その暑さの中でもヨーロッパからは多くの方がウィーンに訪れました。
シェーンブルン宮殿の混雑状況がそのバロメーター的存在ともなっていて、その時の大混雑の模様をお届けします。
Nationalpark Thayatalではインフォセンター界隈を、Nationalpark Thayatal 2ではEinsiedlerwegと言われるハイキングコースと2回にわたってこの地域を紹介しましたが、最終回の今日はこのThaya川に掛けられている橋について紹介します。
インフォセンターからちょっと下るとHardeggというオーストリアで一番人口が少ない街に出会えます。この街はチェコとの国境に位置していて、ここにThayabrückeという橋が掛けられています。
この橋は現在もちろん普通に歩いて渡ることができます。
昨日はこのNationalpark Thayatalのインフォセンター界隈を話題にしました。
この界隈も景色がいいのでここでのんびりしてもいいですが、このインフォセンターを起点にして話題性があるハイキングコースが6つあります。
特にお勧めはハイキングコース2のEinsiedlerwegです。
このコースは森の中、古いお城が見られること、小さな街、Thaya川の横を通りながらの2時間半ぐらいのハイキングコースです。
インフォセンターを出るとすぐに森の中に入って行きます。
道は少し下り坂です。
この日はとても暑い日でしたが、森の中は気温は低くそれなりに快適に歩けます。
このインフォセンターから2km程離れた所にHardeggというオーストリアで最も人口が少ない街に出会えます。
この街はThaya川に面していて有名なHardegg城があります。
ウィーンは荘厳な建造物が立ち並ぶかつての帝国の都であり、上品で優雅な街並みですが、中心からちょっと外側に足を延ばせばウィーンの森が広がっています。
オーストリアはアルプス山脈を抱えている地形の特徴があるので、郊外には美しい長閑な風景が広がっています。
私は普段お客様に色々な角度から観光案内をしていますので、プライベートでは全く観光では知られていない、しかし地元ではとても有名な場所に家族と出かけるのが大好きです。
特にNaturpark(自然公園)やNationalpark(国立公園)などは手軽に楽しめます。
今日はそんな場所をひとつテーマにしてみたいと思います。
今年のウィーンは日中30℃を超えた日はすでに32日もあり、暑い日が多いです。
その反面、夕方ぐらいに雨雲が押し寄せて来て、一時的に雷を伴う強い雨が降ることが多くあります。
こちらではGewitter(ゲヴィッター)と呼ばれています。
ウィーンもそれなりに広い街なので、同じウィーンの中でも強い雨が降っている地域もあれば、全く雨が降ってない地域も存在することがよくあります。
また、ウィーン周辺でGewitterがあると、少し冷たい風がウィーンの街を吹き抜けていくので、近くで降っているなということがよくわかります。
少しは雨が降ったとしても今年は全体的に乾燥しているので、自然の中で草木を観察したらかなり乾燥していることがすぐんびわかります。
さて、今日はウィーンの街ではあまり見ることができない、でも地元でよく知られている花で、やっぱりこの時期に話題にしたくなる花です。
オーストリアはちょっと郊外に出るとのどかな美しい風景が広がっています。ウィーンは帝国の都が今でも感じられる荘厳な建造物が立ち並ぶ上品な街ですが、ちょっと外に出るとオーストリアらしい風景に出会えます。郊外にだって出かけたついでに気軽に寄れるホイリゲや地元で知られたレストランなど多くあります。
今日は個人的に大好きなそんなレストランをひとつ紹介しましょう。
ウィーンにはスイーツがおいしいお店がたくさんあります。
これもかつての帝国の都・・・宮廷に商品を卸すことができたいわゆる宮廷御用達だった老舗が今でも多く街中で営業しています。
私個人的にはケーキと言えばハイナーです。
観光中にケルントナー通りを歩く時にはたいてい皆様にも御案内していて、テラスに出されているショーウィンドウに並べられているおいしそうなケーキを毎日見ています。
団体ツアーの皆様とここに来ることはありませんが、個人のお客様とはよく来ますし、私は個人的にもよく行くのでここの常連にいつの間にかなっています。
このハイナーでは時期的に登場するケーキがいくつかあるのですが、私が待ち望んでいたケーキがやっと店頭に出てきました。
昨日のウィーンは38℃という今年になって一番暑くなった日で、しかも今年になって30℃を超えた30日目の日でした。
こちらの気候は日本と違って空気は乾燥し梅雨がなくカラッとしていますが、日差しは日本よりも強く、射すような太陽の光です。
気温が20℃ぐらいでも太陽の下ではかなり暑く感じます。
ジト~っとした不快感はなく、日陰の風通しがいい所だと涼しく感じるられることが多いです。
ウィーンは北海道よりもずっと緯度は高く、48度線をちょっと超えた所に位置していますが、毎年暑い日が多く、今年は30℃を超えた日が今日まで 日あります。
30℃を超えた街中ではカフェのテラスで冷たいものを飲んでいる人、アイスを食べている人を本当に多く見かけますが、くつろいでいる人を横目に見ながらの30℃を超えている中での徒歩観光は本当に体力を使います。
そんな時に有難いのが街中にある飲料水スタンドですが、暑くなることに比例して飲料水スタンドを利用する人が多くなり、時として行列となっています。
オーストリアの法律では、仕事としてガイドができるのは国家試験をクリアーし、国家資格を持った、オーストリア政府から公認されているライセンスガイドでなければいけません。
昨日は今年になって最も暑かった日で35℃を超えました。
全日観光で街中も歩きましたが、風が吹いていましたので少し救われました。
今週は連日30℃を超える予報です。
さて、ウィーンの夜も素敵です。歴史的な建造物がライトアップされますから昼間とは違った印象を与えます。同じ場所でも昼間と夜とは全く違う雰囲気になる所がたくさんあります。暗いですからライトアップしている周りの建物はあまりよく見えないわけで、逆にライトアップされている所が映えるわけですね。
前回の美しいライトアップ8ではコールマルクトと王宮のミヒャエル宮を取り上げましたが、それからまたかなり時間が経ってしまいましたが、今日はそのシリーズ第9弾です。
今日から8月です。
ちょっと涼しい日が続いたかと思えば、先週土曜日から30℃を超え始め、今週は35℃前後と言う日が毎日続く予報となっていて、昨日も一昨日も暑い中での観光となりました。
新聞には"暑さが再び到来"と大きく書かれています。
さて、今日は2週間ぶりにこの時期の花を話題にしたいと思います。
この花もウィーンの街中ではよく見られます。