ウィーンによく見られるこの時期の花 196(フサフジウツギ)

今日から8月です。

ちょっと涼しい日が続いたかと思えば、先週土曜日から30℃を超え始め、今週は35℃前後と言う日が毎日続く予報となっていて、昨日も一昨日も暑い中での観光となりました。

新聞には"暑さが再び到来"と大きく書かれています。

 

さて、今日は2週間ぶりにこの時期の花を話題にしたいと思います。

この花もウィーンの街中ではよく見られます。

 

こちらはドイツ語で

Sommerflieder (ゾンマーフリーダー) 、Schmetterlingsstrauch (シュメッターリングスシュトラウホ)などと呼ばれています。

学名ではBuddleja davidii 、日本語ではフサフジウツギです。

フジウツギ科でフジウツギ属です。

フジウツギ属は世界には約100種ほどあるそうです。

"ゾンマーフリーダー"を日本語にして

夏ライラックなんていう名になりそうです。

 

でも春に咲くウィーンでもたくさん見られるライラックとは違いますが、よく似ています。

ウィーンによく見られるこの時期の花181(ライラック)も見て下さい。

 

 


 

原産は東アジア(おそらく中国)で、日本には明治時代にヨーロッパで改良されたものが入って来たそうです。

高さは4mぐらいまでで、開花時期は7月~9月です。

濃い紫、薄い紫色が非常にポピュラーですが、赤っぽいものやまれに白もあります。

 

ひとつひとつの花は1cmぐらいで、全体で円錐状に密集して咲き、長さは10cm~30cmぐらいで、先が垂れ下がったように咲いています。

色が綺麗なので遠くからでもすぐにわかります。

こちらではZierpflantze (観賞用)として、庭や公園などに多く見られます。

 

写真は2017年7月19日 14:10頃Waidhofen a.d Ybsの Buchenbergで撮影したものです。

 

 

 

 

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