ウィーンによく見られるこの時期の花 197(野生のシクラメン)

今年のウィーンは日中30℃を超えた日はすでに32日もあり、暑い日が多いです。

その反面、夕方ぐらいに雨雲が押し寄せて来て、一時的に雷を伴う強い雨が降ることが多くあります。

こちらではGewitter(ゲヴィッター)と呼ばれています。

ウィーンもそれなりに広い街なので、同じウィーンの中でも強い雨が降っている地域もあれば、全く雨が降ってない地域も存在することがよくあります。

また、ウィーン周辺でGewitterがあると、少し冷たい風がウィーンの街を吹き抜けていくので、近くで降っているなということがよくわかります。

少しは雨が降ったとしても今年は全体的に乾燥しているので、自然の中で草木を観察したらかなり乾燥していることがすぐんびわかります。

 

さて、今日はウィーンの街ではあまり見ることができない、でも地元でよく知られている花で、やっぱりこの時期に話題にしたくなる花です。

 

 

こちらは野生のシクラメンです。

ドイツ語でEuropäisches AlpenveilchenとかWildes Alpenveilchenとか、Zyklamen とも呼ばれ、学名はCyclamen purpurascens,シクラメン・プルプラセンスと日本語で呼ばれているでしょうか。

 

 

サクラソウ科のシクラメン属です。

シクラメンと言えば鉢に入った大きいCyclamen persicumが一般的かもしれません。

赤、白、紫、ピンクなどの色があります。

これは高さ40cmぐらいで、この種類の原産は地中海沿岸のトルコ、イスラエル界隈(小アジア)とされていて、ヨーロッパには17世紀頃に入って来ました。それが品種改良されて日本には明治時代末期に入って来たようです。

Cyclamen はギリシャ語の「cyklos(円)」からきているそうです。

 

 

この野生のシクラメンの原産はヨーロッパで、南アルプス、オーストリアを含む東アルプスからバルカンまでの石灰質の地質で陰になる所を好み、標高2000mぐらいまで見ることができます。

最もヨーロッパアルプスの大部分は石灰岩アルプスですね。

 

 

高さは5cm~15cmぐらいとかなり小さく、ハート型の葉で、葉の中央は濃い緑、外側に白い斑点模様が見られます。

 

花の色は薄紫からピンクで、開花時期は7月中旬~9月です。

 

オーストリアではこの時期に自然の中で多くのシクラメン見ることができます。

 

写真は全て2017年7月17日 15:15頃 Myrafälleの色々な場所で撮影しました。

 

 

 

 

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