公認ガイドとして一言シリーズ

シェーンブルン宮殿内部はオーストリア国家公認ガイドのみ案内できます

ウィーンの観光ではシェーンブルン宮殿は外せませんね。

ウィーンに何回も来られている方は別として、ウィーンに来られてシェーンブルン宮殿を見学しないということはあまりないと思います。

シェーンブルン宮殿はひとつの観光スポットとしてはオーストリアで最も多くの人が訪れる所で、ヨーロッパで重要なバロック建築であると同時に、世界遺産にも登録されています。

 

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公認ガイドとして一言シリーズ 6 "ガイドは歴史的時代背景やキリスト教をベースに様々な分野を関連付けて案内します"

単純に"ガイド"というと、何がどこにあるかわからないからその場所がどこにあるか教えてもらったり、連れて行ってもらえたり・・・という意識が強いかもしれませんね。

もちろん、それだってガイドの仕事のひとつで、何がどこにあるかということを知っておくことは重要です。

それ以外、例えば言葉が全くだめなのでショッピングや食事などにアテンドして欲しいというお客様も多いわけで、それだってガイドの重要な仕事のひとつです。

でも、その場所にお連れしたり、ショッピングなどのお手伝いをするだけなら正直言ってウィーンに長く住んでいて街の様子を知っている人であれば、学生や主婦の片手間でもできるわけです。

 

ちなみに、オーストリアでガイド業務ができるのはオーストリア政府から公認されたオーストリア国家公認ガイドでなければいけないという法律がありますし、ショッピングや食事のアテンドの仕事をするにもオーストリア国家公認ガイドか正規に登録しているReisebetreuer(アシスタント)でなければいけません。

そのため、国家ガイドライセンスを所持していない学生や主婦が労働許可なしに観光案内をしたり、アシスタントの登録もなしに日本からのお客様をアテンドしてお金を頂く場合は違法行為となります。

この場合は"ノーライセンス"と"不法労働"の2つの罰金が課せられます。

そのような方がインターネット上でサービスを提供しているのがまだ見られますが、私達業界ではオーストリア連邦産業院と連携して対処を始めています。

 

ちょっと話が脱線してしまいましたが、それがどこにあるかだけではガイドとは言えません。

 

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オーストリアで観光ガイドは簡単にできるような仕事ではありません(公認ガイドとして一言シリーズ 6 )

オーストリアでのガイド業は国家ライセンス制度となっているため、団体旅行であろうが個人旅行であろうが、

ガイドを必要とする場合には国家公認ガイドでなければいけないという法律があります。そのため仕事が守られていますので年間を通して有り難いことに忙しいです。でもこれは・・・オーストリアという国は現在では小国かもしれませんが、この国がヨーロッパに与えた、残した歴史的、文化的影響というのは計り知れないものがありますので、それをしっかりと皆様に御案内するべき・・・という国の姿勢が感じられます。

年間を通して仕事をしていると稀にお客様からガイド業はバイトとしてやっていて、本職は何ですか?と聞かれることもあります。

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シェーンブルン宮殿内を案内するには国家ガイドでもシェーンブルン宮殿独自のライセンスが必要です

オーストリア国家公認ガイドとして年間を通して仕事をしていると様々な場所に行くことになりますが、圧倒的に多いのはシェーンブルン宮殿です。パッケージツアーではたいていシェーンブルン宮殿が観光プログラムには組み込まれていて、オーストリアではひとつの観光スポットとして最もたくさんの方が訪れます。また、ヨーロッパでも重要なバロック建築であり、オーストリアの世界遺産にも登録されています。

ウィーンに観光で初めて来られた方がシェーンブルン宮殿を訪れないということはまずないでしょう。

そのシェーンブルン宮殿は個人だけでももちろん見学できますが、公認ガイドと観光すればお客様だけを待ち時間なく御案内致しますので、クオリティーの高い見学が楽しめます。

 

シェーンブルン宮殿内の御案内をするには国家公認ガイドであってもシェーンブルン宮殿が発行する特別なライセンスが必要です。

 

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公認ガイドとして一言シリーズ 5  "半日では本来無理な詰め込み観光"

日本からの団体ツアーではほぼ100%観光内容が事前に決まっていて、お客様の旅のしおりにもどこを観光するかしっかり書かれています。

それぞれ訪れる観光ポイントはただ単に何処へ行くと書かれているだけでなく、内部観光か、下車してのフォトストップか、もしくは車窓観光かと3つの可能性があり、それぞれの場所での観光形態が決まっています。
これを守らないとツアーを販売した旅行会社は旅程保証の法律からお客様に変更補償金を支払うことになります。
そのため現地ガイドはどこをどのような形で観光しなければいけないのか、そして決められた時間にそれらが全て終わるように時間を計算して動くわけです。

 

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公認ガイドとして一言シリーズ 4 "観光にも様々なヴァリエーションがあります"

国家ガイドとして年間を通して仕事をしていると、様々なツアーのアテンドをします。

単純に市内観光と言っても、シェーンブルン宮殿、ベルヴェデーレ宮殿、リンク道路という

オーソドックスな観光から、シュテファン大聖堂内部観光や美術史博物館、皇帝の部屋や宝物館などの王宮、皇帝の地下墓地、音楽家の跡や旧市街地徒歩観光などなど挙げると切りがなく、様々なヴァリエーションがありますから、毎日同じ内容で観光しているわけではないんですね。

ツアーによってはテーマが決まっているものもあります。

例えば午前はオーソドックスな市内観光、午後はオプショナルなどでハプスブルグ家の

ことをもっと深く見るツアーや音楽をテーマにしたものなどがあります。

数日前の午後はまさにハプスブルグ家がテーマとなるオプショナルツアーでした。

 

それ以外に音楽、美術、建築などの専門ツアーや視察や通訳などの仕事もあり、

ある意味ではあらゆる分野に対応しているわけです。

 

今までアテンドさせて頂いたツアーでちょっと特殊なツアーをいくつか思い出してみます。

 

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新しい法律とそれを悪用した詐欺行為

オーストリアでは2016年1月1日から新しい法律が施行されました。

これに伴ってのちょっとした詐欺行為があるということなので本当は別の話題を掲載するつもりでしたがそのことについて今日は少し触れておきます。

 

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公認ガイドとして一言シリーズ 3  "オーストリアでの国家公認ガイドや送迎アシスタント業務について"

今日インターネットの普及で個人でも海外旅行を計画し、簡単に予約することができます。

それと並行して、様々な旅行会社からの魅力的なツアーもたくさんありますね。

このホームページのトップにも書いていますが、パッケージでも個人旅行でもそれぞれ

長所、短所がありますので、どちらがいいということは決して言えません。

それぞれ個人の考え方次第です。

 

パッケージ旅行ではウィーンの場合、100%政府公認ガイドが案内しますので、短時間でも質の高い観光を楽しむことができます。

 

個人旅行でもクオリティーの高い観光をされたい方が多くなってきたと実感しております。

私のこのホームページからもお陰様でたくさんのお問い合わせを頂いております。

 


さて本題に入りますが、最近インターネットの手軽さもあって、オーストリアにただ単に

長く住んでいる人、学生や別の仕事を本来しているような人が、ガイドサービスやアシスタントサービスをインターネット上などで提供しているようです。

しかも、旅行会社を通してガイドを頼む金額よりも、かなり安くなるようなことを売りにしている人もいるようです。

私は正直言って、あまり人のことは気にしないのですが、オーストリア旅行業界に関わる

大事な事ですし、同僚の中でも話題になっているので、今日はあえてこのブログコーナーにガイド、アシスタント業務について書かせて頂きます。


 

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公認ガイドとして一言シリーズ 2  "同じ海外居住でもベースが全く違う"

今日の内容は本当につまらなくてすみません!・・とあらかじめ申し上げておきます。


海外に住んでいる日本人はたくさんいます。

現地で仕事をしている人、日本から期間限定で出張してる人、現地で結婚した人、学生など

様々な人がいます。

ウィーンにも他の知られたヨーロッパ都市よりはそんなに多くはありませんが、1200~1300人ぐらいの日本人が在留届を出しています。

 

私はウィーンが大好きでここに来たことから始まって、結果的に自分の好きな仕事をしながら永住することとなったわけです。

でも住み始めから簡単に事が進んだわけではありませんし、仕事だってすぐにできたわけで

はありません。(最もここで仕事をしようなどとは最初は

全く考えていませんでした。勉強したら日本に帰るつもりだったので・・・)

外国人ですから、外国人の立場というのはどの国でも弱くて、観光ではなく、何かの目的を

持って居住するためには様々な条件を満たす必要がありますね。

 

ウィーンで生活をしていると様々な人に出会います。

たった数年の滞在で、ウィーンはこうなんだ・・・、オーストリアはこうなんだ・・・

と決めつけて言われる方が意外に多いと思います。

よくあるパターンは日本の企業から短期出張されている方や日本政府関係でこちらに期間限定で居住されている方にその傾向が多く見られる気がします。

 


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公認ガイドとして一言シリーズ 1   "オーストリアのドイツ語について"

オーストリアはドイツ語が話されている国ですね。

ウィーンという街は有名でも、オーストリアがドイツ語を公用語としているということを

知らない方も意外に多いような気がします。

観光中よく「この国の公用語は何ですか?」という質問を受けることがあるからです。

「この国はドイツ語が話されています」と答えると、かなりの方がドイツを想像すると

思われます。

確かにドイツもドイツ語ですからね~。

 

通常日本で生活をしていれば、ヨーロッパの国と言えば、日本と経済的な繋がりがあって、

国もある程度大きい国を最初に連想する傾向があります。

そのため、オーストリアの公用語がドイツ語だと聞くと、ドイツと同じなんだな・・・

という感覚を持つ方が多いと思います。

 

しかし、ドイツだからと言って、標準ドイツ語だけが話されている国ではありません。

日本と同じように、ドイツもいわゆる方言だらけです。

 

オーストリアだってもちろん方言があり、州によって違いますし、、また同じ州の中でも

話されているドイツ語が違います。


 

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ヨーロッパから見た日本という国 3         「意見はハッキリ言うべき」

"ヨーロッパから見た日本という国"というタイトルで、日本を外から客観的に見ているわけですが、グローバルで見た場合はやはり日本がいい意味でも、また悪い意味でも特殊な国であり・・・逆に言えば独自の国、独特の国であることがわかります。

 

ヨーロッパから見た日本という国 1では日本語という言葉をテーマに, 

ヨーロッパから見た日本という国 2では永世中立について書いていますので是非御覧

下さい。

 

毎回断り書きをしていますが、この内容はあくまで私個人が、この伝統的な混合民族から成り立っていたかつての帝国の都ウィーンに20年以上住んでいて、そのウィーンを首都とする私が大好きなこのオーストリアを中心とした、ヨーロッパの様々な国の諸事情や、日常生活の中で色々な人々と接触し、そこから得た経験などをベースに書いています。

 

決して日本を批判したりとか、否定しているわけではありませんので、誤解のないように

お願い致します。

 

 

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ヨーロッパから見た日本という国 2     「日本こそ永世中立国がいいのでは・・・」

前回2013年10月08日に「ヨーロッパから見た日本という国」というタイトルで、

日本語ということを考えてみました。

 

今回は、また別の角度から日本を見たいと思います。

 

私達日本は、島国であることは誰でも知っています。

現実的に隣接している国はないわけです。

 

当たり前ですが外国に行こうとすれば海を越えなければなりません。

 

でも戦争でアメリカに負けたことがいったいいつまで影響を与え続けるのか個人的に

不思議でなりません。

 

日本本来の文化、考え方というものがあるはずですが、しかしどんどんアメリカナイズ

されていくことが現実です。

 

実際英語から、日本でしか通じないカタカナ読みのくずれた英語表現も、日本語として

どんどん増えていると思います。

 

決してアメリカがいけない・・・といっているわけではありません。

 

私は前にも書きましたが、日本人としてのプライドも持っています。

日本はどこにも隣接していない、ある意味では孤立国であり、なおかつそれなりの経済大国であるわけですからもっといい意味で国際的に強くなるべきだと思います。

 

ここオーストリアは8ヵ国に囲まれながらの永世中立国という特徴を持っています。

しかも「軍事的」ということが大きな柱でもあり、いかなる軍事同盟にも加盟せず、

各国の軍隊も一切駐留していないわけです。

それでいて、オーストリアは自国の軍もあり、ウィーンには国連都市も置かれ、

スイスと違い、EUに入っている、通貨もユーロが使われている・・・

とても柔軟な永世中立体制であると思います。

 

私は政治はわかりませんが、

でも私達日本こそ永世中立国にふさわしいのではないかと思います。

 

日本は国際社会で見れば、いい意味でも悪い意味でも独特の国です。


例えばアメリカ軍には、いったいいつまで日本にいてもらわなければ

いけないんでしょうか?

日本にいてもらわなくても、日米関係はうまく保てるのではないのでしょうか。

 

オーストリア体制が絶対にいいと言い切るつもりはありませんが、

この国は自国のためにも、なおかつ他の国のためにも永世中立であるべきという考えです。

 

日本こそ永世中立国が相応しいと思いますし、そうなるべきだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ヨーロッパから見た日本という国 1

日本のことを書く前に、誤解が生じないようにちょっと御断り書きを・・・。

 

私自身は東京生まれの東京育ちで、ウィーンに住む前は日本で社会人でした。

いくらウィーンが好きで、ヨーロッパ文化が好きでも、日本人としてのプライドもあり、

日本人でよかったな・・・と思っています。

 

このウィーンに住んでいなければ、日本人としてのプライドはもしかしたらそこまで強くなかったかもしれません。

 

そのため、このコーナーで日本のことをテーマにする時には、決して自分の国日本を否定するつもりはありません。

あくまでヨーロッパから日本を見た視点で、客観的に見ている・・・ということを

御理解下さい。

 

 

「ヨーロッパから見た日本という国」というタイトルはあまりにも総括的ですが、

このブログコーナーの花シリーズの様に、短いですがシリーズにしようと思っています。

 

その第1弾として、「日本語」を考えたいと思います。

日本語は世界でもとても難しい言語のひとつですね。

 

もちろん、日本で生まれ、幼少時代から日本語環境で育てば、全く問題ない当たり前の言葉です。しかし、グローバルで見れば、日本語ほどまわりくどく、複雑な言葉はそう多くないでしょう。

 

世界の様々な言葉を見ても、「ひらがな、カタカナ、漢字」というように3種類の違う文字スタイルが使われている言語はあるのでしょうか。

少なくとも、ここヨーロッパでは聞いたことがありません。

 

別にひらがなだけだって十分コミュニケーションはできますね。

でも私達日本社会はそうではありません。

 

この辺が日本人独特の考え方、民族性というものを象徴しています。

 

スイスのような4か国語が公用語という複雑な国もあるわけですが、でも基本は、ひとつの言語を話す人々が、それぞれの国に分かれているわけです。

 

ただこのオーストリアはドイツ語で、ドイツ、スイスでもドイツ語が話されるわけですが、この3つの国は歴史が示しているように、ひとつの国としての共存は不可能でしょう。

 

ヨーロッパは言語が複雑ですね。

でもイタリア語、フランス語、スペイン語といったラテン系言語・・・

チェコ語、ロシア語、ポーランド語などといったスラブ系言語のようにお互いに

共通性があるわけです。

 

どれかができれば、その共通性を持った言語は習得し易いわけです。

 

ドイツ語もかなり複雑な言語ですので、ドイツ語を母国語にしている人が、もっと簡略化された英語が楽なのは理解できます。

 

そういう意味で、英語はグローバルで、共通語的イメージがありますね。

例えば、外国に行って、見知らぬ人と話すとき、その国の言語ができる人は別ですが、

たいてい英語で話し、または英語で話しかけられることが多いと思います。

 

つまり、英語がそれだけ話されてるということは、ある意味で、簡単で分かり易い

からです。その英語だって日本語を母国語にする私達からすれば、やっぱり大変ですね。

最低6年間勉強するわけですが、現実的にまだまだあまり使い物になりません。

 

逆に、外国の人が日本語を勉強するのは、私達が外国語を勉強するのと同様に大変です。

 

でも・・・

 

日本語はある意味ではつぶしが利かない言語です。

日本語ができても、中国語の漢字を見て、なんとなく意味が想像できるだけ・・・

日本語以外の言葉を勉強する枠で考えれば、それ以外の特権があるでしょうか?
中国語とは発音も違いますし・・・。

 

でも前に書いた様に、イタリア語ができる人が、スペイン語も楽にできる・・・

ドイツ語を母国語にする人は英語も楽にできる

(これは私達日本語を母国語にする人が、別の外国語を習得する大変さと比べると・・・

と言う意味です)わけで、そのためヨーロッパの人は何ヶ国語も話せる・・・という状況になるわけです。

またそれが普通なんですね。

 

もちろん、オーストリアの教育を見れば、英語、フランス語、、イタリア語等、

かなり早いうちから授業で皆さんが習うわけですが、言語の性格を見れば、日本語は本当に個性ある、独特の言語であることがわかります。

 

それが私達日本が、島国である、他の国と全く隣接していない・・・

という現実からも理解できます。

 

そして同時に日本のある意味で独特のMentarität(考え方)があるわけです。

 

 

 

 

 

 

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