公認ガイドとして一言シリーズ 2  "同じ海外居住でもベースが全く違う"

今日の内容は本当につまらなくてすみません!・・とあらかじめ申し上げておきます。


海外に住んでいる日本人はたくさんいます。

現地で仕事をしている人、日本から期間限定で出張してる人、現地で結婚した人、学生など

様々な人がいます。

ウィーンにも他の知られたヨーロッパ都市よりはそんなに多くはありませんが、1200~1300人ぐらいの日本人が在留届を出しています。

 

私はウィーンが大好きでここに来たことから始まって、結果的に自分の好きな仕事をしながら永住することとなったわけです。

でも住み始めから簡単に事が進んだわけではありませんし、仕事だってすぐにできたわけで

はありません。(最もここで仕事をしようなどとは最初は

全く考えていませんでした。勉強したら日本に帰るつもりだったので・・・)

外国人ですから、外国人の立場というのはどの国でも弱くて、観光ではなく、何かの目的を

持って居住するためには様々な条件を満たす必要がありますね。

 

ウィーンで生活をしていると様々な人に出会います。

たった数年の滞在で、ウィーンはこうなんだ・・・、オーストリアはこうなんだ・・・

と決めつけて言われる方が意外に多いと思います。

よくあるパターンは日本の企業から短期出張されている方や日本政府関係でこちらに期間限定で居住されている方にその傾向が多く見られる気がします。

 


会社関係や政府関係でウィーンに来られた場合、住居だって初めからある場合が多く、

またなくてもある程度自由に決められることも多いですね。

何よりも、滞在許可の心配をする必要がありません。

だって会社や国が全部やってくれるわけですから。

またそのような待遇の短期滞在の場合ドイツ語義務だって免除されることが多いですね。

しかも、日本から別給料がたいてい入るわけです。

仕事時間も日本と比べたら短くて、待遇もよく、街も美しいし生活もしやすい・・・

これであれば期限が来ても日本に帰りたくなくなるのは当たり前です。

仮にそんな待遇がなくても、ウィーンに来たら長く居たくなる方は多いです。

 

ちなみに私は決してそのような方々を非難しているわけではありませんし、逆に羨ましいと思ったことも一度足りともありません。

私は自らの力で自分の基礎をここに築き、オーストリア国家公認ガイドとして、

ウィーンの奥深さやオーストリアの素晴らしさを日本の皆様にもっと知って頂きたい・・・という気持ちで、いつも楽しみながら仕事をしています。

 

すでにレールが敷かれている所に来てここで生活を始めた数年滞在の方々とは全くベースが違います。これは私だけではなく、私と同じようにこちらで生活の基盤を自ら構築して

頑張っている他の皆さんにも共通していると思いますが、そのような方々が上辺だけでオーストリアやウィーンをこうだと決めつける意見を聞いた時には正直言って憤りを感じます。

 

ウィーンはとても奥が深い街です。

 

 

 

 

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