ウィーンの街はユーゲント・シュティール様式の建物や工芸品などがたくさんあります。このユーゲント・シュティールという時代は19世紀終わりぐらいから第1次世界大戦が終わるまでのかなり短い時間ですが、ウィーンのリンク道路のようにヨーロッパの色々な様式が登場した保守的な伝統を重んじる考え方から離れ、その時代に相応しい新しい芸術・様式を生み出そうとする芸術家や建築家が多くいました。
ウィーンだとやはりオットー・ヴァーグナーが真っ先に登場します。
ウィーンの街にはドナウ河が流れていることはよく知られています。
そのドナウ河を詠った"美しき青きドナウ"というヨハン・シュトラウスの曲は世界的に知られ、ウィーンフィルのニューイヤーコンサートの最後だけでなく、ウィーンでいくつも提供されている観光向けのワルツコンサートでも必ず演奏されています。
ウィーンを流れるドナウ河は大きく4つあることを御存知でしたか?
それは本流、新ドナウ、旧ドナウ、運河です。
ウィーンに来られるたいていの方はドナウ運河は見ると思います。街のほぼ中心を流れていますからね。
ドナウ運河を本流だと思っている方も意外と多いんですね。
団体ツアーの場合はリンク道路をバスでひと回りすることが多いですからその時にドナウ運河沿いを走るので、私はドナウ川についての簡単な案内をしています。
でも本流をしっかり見るという方は意外と少ないのではないでしょうか。
ドナウ河については何回か話題にしていますので御興味ある方は
秋のドナウ河、春のドナウ河、ウィーンのドナウ河にある閘門 1,
ウィーンのドナウ河にある閘門 2、ウィーンのドナウ河にある閘門 3、
ヨハン・シュトラウスの"美しき青きドナウ"、ドナウ運河が始まる場所にあるNussdorfer Wehr und Schleuseanlage、ドナウ河の距離表示なども参照して下さい。
今日はそのドナウ運河のちょっとした地点を話題にします。
ウィーンはかつての帝国の都であり、荘厳な建造物が立ち並ぶ上品で優雅な歴史ある街ですが、ウィーンをちょっとでも離れると長閑な美しい風景が広がっていて、街中とは違い、オーストリアの本来の姿である豊かで美しい自然を手軽に楽しむことができます。
私も時間があると家族と色々な所に出かけていますが、今日はやはりうちのお気に入りである郊外のスポットをひとつ話題にします。
知られざる美しい中庭風景と題して毎月1回ウィーンを始めとした中庭空間を話題にしていますが、今日は50回目となります。
前回の知られざる美しい中庭風景49ではザルツブルクから取り上げましたが、今回はウィーンです。
ウィーンは荘厳な建造物が多く立ち並び、かつての帝国の都を偲ばせる美しく優雅な街です。
10月終わりは不安定な陽気で、雨や曇り、強風警報までも出ました。
それ以前は秋晴れの素晴らしい青空が毎日見られましたが、11月に入り、冬の訪れを感じます。
さて、その素晴らしくいい天気だった10月15日にSchneeberg(シュネーベルク)に行って来ました。
去年は8月6日にこのSchneebergに行きましたが、その時よりも今年の方がかなり暖かったです。
11月1日はAllerheiligen(万聖節)というキリスト教の祝日でした。
日本で言えば御盆にあたるわけですね。
多くの人が墓地に行き、花輪を飾ったり、ロウソクを灯したりと年間を通じて墓地が一番華やかになる時です。
ウィーンで墓地と言えば真っ先に中央墓地が出てきます。
ここは多くの音楽家が眠っていることと、映画「第三の男」に登場するラストシーンの並木道があることで有名です。
年間を通してこの中央墓地にはよく行きます。
特に音楽をテーマにしたツアーの時には必ずと言っていい程ここが入っています。
ここは墓地ですが公園みたいで、のんびり散歩したくなるような所です。
今年の4月に春の中央墓地を話題にしましたが、今日は秋の中央墓地を少し紹介します。
ウィーンは"森の都"ともよく形容され、ヨーロッパでは街の広さに対して緑の比率が最も高い街です。
中心のリンク道路沿いだけでも5つも大きな公園があり、中心から外側に離れても多くの場所に公園やちょっとした街路樹地帯・・・さらにシェーンブルン宮殿やプラター公園といった大きな緑があります。その緑豊かなウィーンの街をもっと大きく外側から囲んでいる"ウィーンの森"があり、郊外には中心にいる限りは想像できない広大な緑が広がっています。
これはオーストリアの地形にも関係があり、オーストリアはヨーロッパアルプスを大きく持っている国ですから、そのアルプスの標高が低くなった裾野がウィーンの森だったわけです。
今日はそのウィーンの大きな緑でも、観光客で溢れる中心の公園ではなく、ちょっと外側にある地元で有名なKurpark Oberlaaを紹介しましょう。
ヨーロッパ文化はキリスト教なくしては語れません。
絵画、建築、音楽などはキリスト教と密接な関係があり、現在の私達の生活や習慣にも大きな影響を与えています。
キリスト教のことが少しでも見えてくると、ウィーンの街はもっと楽しくなります。
そのキリストが誕生したことを祝うのがクリスマスであり、年間を通して生活の中ではクリスマスが一番重要です。(宗教的には復活祭が一番重要ですが)
クリスマス時期のウィーンの街はまた素敵です。
今日はそのクリスマスの習慣について少しまとめておきます。
朝が冷え込むようになり、日中の気温も10℃に達しない日が多くなってきました。
ウィーンの街はまだ秋を感じますが、実際には冬がすぐそこまで来ていることがわかります。
先週から多くのクリスマス市が出始めました。
クリスマス市が出始めると、冬を感じると同時に、何となくワクワクしますね。
さて、前回のウィーンのちょっと珍らしいアングル49ではザルツブルクとウィーン国立音大を取り上げましたが、今日はウィーンの街からです。
ウィーンの街中にクリスマス市がオープンし始めました
これからクリスマスまでは、文字通りクリスマス一色といった街の空気になります。
年間を通して生活の中ではクリスマスが一番重要です。(宗教的には復活祭ですが)
よりクリスマスの雰囲気を長く楽しめる・・・クリスマスのデコレーション、イルミネーション、グッズ、プンシュの香りなどなど観光をしていてもこの時期はまた別の空気ですね。
今年最初のクリスマス市として登場するのはウィーンではなく、Shcloss Hofです。
Schloss Hofのクリスマス市は地元ではとても有名です。
ウィーンの三大名物料理と言えば Wienerscnitzel(ウィーンナーシュニッツェル)、Tafelspitz(ターフェルシュピッツ)、Ziwebelrostbraten(ツヴィーヴェルローストブラーテン)が真っ先に挙げられるでしょうか。
それ以外にも多くのウィーン料理があり、また地元料理だけでなくイタリア料理、ギリシャ料理、日本食など国際色豊かなレストランもたくさんありますからバラエティーに富んでいます。
でもウィーンに来る多くの人は地元の料理を食べようと思われます。
観光でも地元料理が食べられるレストランについて聞かれることもとても多いです。
食事だって旅の楽しみです。
でもウィーンはドイツ語ですから個人でレストランに入ってちゃんと注文して満足のいく食事ができるかとなるとそれなりに敷居が高いかもしれませんね。
でもそれだって経験です。
レストランではきっと英語などで親切に対応してくれます。
さて、このコーナーでも前述した名物料理以外でも地元の料理をいくつか話題にしていますが、今日はまた別の地元料理についてです。
昨日11月17日から市庁舎、シュテファン大聖堂前、Am Hof広場、ミヒャエル広場、カールス広場などのクリスマス市がオープンしました。
ちなみにシェーンブルン宮殿は今日からです。
今年はアドヴェントの第1日曜日が12月3日となりますので、去年よりも遅いスタートとなりました。
しかも、アドヴェントの第4日曜日がクリスマス・イヴということになりますから少し短めのクリスマス時期ということになりますからちょっと残念です。
クリスマス市に関しては、例年通りまたこのコーナーで随時お伝えしていきますが、今日は今年最初のプンシュです。
冬時間になると日が暮れるのが早いですね。
暗くなり始めたなと思ったら、すぐに暗くなります。
これから冬至に向かって日がまだまだ短くなります。
街中の建造物も早い時間からライトアップされることになります。
日が一番長い夏至の頃は夜22:00ぐらいまで薄っすらと明るいので、やっとその頃から街中のライトアップを見られるわけですから、11月のこの時期は夏至の時と比べると5時間も早いわけです。
さて、今日はこの時期のシェーンブルン宮殿のライトアップを御紹介しましょう。
気温は下がり、徐々に寒くなっていきますが、秋が深まって行くウィーンもいいですね。
ウィーンの街の至る所で秋を感じることができます。
4年前に秋のドナウ河をテーマにしたことがありましたが、ここも景色が違います。
今日はこの時期のドナウ河をお伝えしますが、4年前に取り上げたドナウ河とは違う場所です。
ウィーンで住居を探すのはそれなりに大変です。
とにかく住めればいい・・・というのであればいくらでも見つかるでしょう。
しかし、月々の家賃、住居の広さ、光熱費、日当たり、環境、音楽専門の方は楽器が弾ける・・・色々な条件を満たそうと思うとそう簡単ではありません。
ウィーンは歴史ある人口180万の街ですが、多くの空き家があるとされています。
年々物価が徐々に上がって行く中で、土地の値段や家賃も上昇傾向となっています。
最近の家賃の相場はどのぐらいなのでしょうか?
朝は気温が下がっていますが、日中は秋晴れの青空が広がるいい天気が続いています。
ウィーンの街は秋の色がどんどん濃くなってきますね。
街中の公園などに足を運んでみて下さい。
秋の日中の穏やかな陽気を楽しんでいる地元の人がたくさん見られます。
観光をしていてもとても気持ちいいです。
やっぱり青空だと街はより美しく見えますね。
ウィーンの街がどのように見えるかは高い所に上れば少しわかります。
しかし、通常の一般的な市内観光では時間が限られているためウィーンを高い所から見ることはほとんどありません。
でも重要な観光スポットにひとつであるベルヴェデーレ宮殿に行けば、そこからちょっと印象的なウィーンの中心部へ向かっての眺めが楽しめます。
ウィーンは日中の気温が10℃に行かない日が多くなってきました。
朝は結構冷え込み、日に日に冬が近づいています。
今年の夏は振り返ってみると30℃を超えた日が37日間もあり、去年よりも暑い日が多く、8月3日は38℃をちょっと超えました。
この気温はウィーンでも私の家にある温度計の数値で、ウィーンも広い街ですから場所によって気温が違うことがしょっちゅうです。
中心の方が暑いこと、逆にうちの方が暑いこともよくありますが、気温の傾向を知るには十分です。
さて、今年の夏休みも仕事とプライベートとあっと言う間に過ぎてしまった感じがありますが、それでもプライベートではなるべく時間を作って色々な所に出かけました。
中でも家族でデンマークのレゴランドへ出かけたことが一番印象的だったので、今日は久しぶりにオーストリア以外の話題です。
クリスマスまではまだひと月以上もあるわけですが、街中を歩けばクリスマスがすぐそこまで来ている雰囲気です。
ウィーン中心部にも例年通りイルミネーションが施され、シェーンブルン宮殿や市庁舎などのクリスマス市の準備も進んでいます。
実際にはクリスマス市の屋台も立ち並び、業者が商品などを並べ始めています。
年間を通して生活の中で一番重要なのはクリスマスです。
クリスマスの習慣などは例年通り、このコーナーでまた紹介していきますが、クリスマスプレゼントをどうするか・・・これは地元の人にとって楽しい煩いです。
今年は何を贈ろうか・・・親密度がどのくらいかによってプレゼントの内容も大きく変わると思いますが、ニュースを聞いていると平均的に300ユーロ前後ぐらいはプレゼントに支出するということです。
街中にはクリスマスに関する色々な物が売られていますが、クリスマスプレゼントとして考えられる商品の割引が始まっています。
クリスマスまでまだ時間はあるけど今から用意しておいた方がいいですよ・・・今ならお得に買えますよ・・・ということでしょうか。
今日はそんな商品をちょっと覗いてみましょう。
ウィーンのシンボルのひとつであるシュテファン大聖堂はハプスブルグ家の前のバーべンベルク王朝時代、12世紀半ばから存在しているゴシック建築で、天を突きさすような塔がとても印象的です。
このシュテファン大聖堂は街の真ん中にあり、ケルントナー通りとグラーベンを結ぶ地点にも位置していることもあり、いつも多くの人が歩いています。
ここは今年3月から地面のプレートを新しくするため、ずっと工事現場でここを歩くのにもかなりの支障がありましたが、昨日終了してとても綺麗になりました。
ウィーンの公共交通機関は世界でも5本指に入る営業距離数で、広いウィーンの街を縦横しています。
ウィーン公共交通機関を実際に使用して個人で観光された方は、この街の路面電車や地下鉄、路線バスがいかに多く走っていて、とても便利かということがわかると思います。
2015年はリンク道路開通150周年記念であると同時に、路面電車開通150周年でもあったわけです。
つまり1865年から路面電車はウィーンの市民の足として今日まで活躍しています。
19世紀後半のウィーンは今以上に人口が増加し、昔の城壁が壊されてリンク道路も建設され、その周りには色々な建造物が立ち並ぶ都市改革が行われました。
ウィーンの街が時代に対応するために色々なことが行われた近代の最後である19世紀の終わりにはウィーン市内にも路面電車よりも速くてウィーンを縦断する長い距離を走る鉄道をという考えがありました。
そこでStadtbahn(シュタットバーン)という市営鉄道が有名な建築家オットー・ヴァーグナーのプランによって実現します。
このStadtbahnは5路線、接続部分を含めると以下6路線がウィーンの街に登場することになります。
10月29日から冬時間に変わり、日本との時差は8時間となりました。
夜中の3時から2時に時計を戻すわけですね。
その日は1時間得したことになりわけです。
しかしその分日が暮れるのが早くなるわけで、17:00前でももうこんなに暗いのか・・・と思います。
それに合わせて冬がどんどん近づいていることが感じられ、朝もかなり冷え込むようになってきました。
それでももうすぐクリスマス市が始まり、ウィーンの街はまた別の活気が見られ、有難いことに観光客の皆さんが途絶えることはありません。
さて、ウィーンの街がどのくらい多くの観光客が来ているのかを知ることがでこいる一種のバロメーターがシェーンブルン宮殿の混雑状況です。
ここの混み具合がウィーンに来ている観光客の数と比例すると言ってもいいぐらいです
ウィーンはヨーロッパで車の所持率が高い街ということになっていますが、確かに街中を歩けば路上駐車の宝庫です。
街の歴史がずっと古いので、後から来た車が共存させてもらっている・・・という感じです。
建物の中には中庭が多くありますが、中庭は例外を除いてまず駐車場として機能していません。
ウィーンは公共交通機関がとても発達していて、街を効率よく網羅していますから車がなくても生活するには全く問題はないでしょう。
しかし、オーストリアは郊外に美しい自然が広がっていますから車があった方が絶対に楽しいです。
さて、その"車"が電気自動車に徐々に変わって行くのでしょうか?
今年5月16日付で電気自動車は普及するか?というタイトルで色々なメーカーの電気自動車の価格などを紹介しましたが、その後どのくらい普及しているのでしょうか?
実は現状でオーストリアは電気自動車の普及率が現時点でヨーロッパではトップです。
秋が深くなり冬が近づくこの時期は季節の行事が無い時です。
ウィーンを観光する皆様にとっては日が短いので早く暗くなりますが、街並みは美しいですし、オペラや演奏会も通常通りやってますし、博物館やカフェなどももちろんオープンしていますから観光には何の支障もありません。
しかし、この天気が不安定な時にどんよりとした空気を吹き飛ばすようかのに街中はクリスマスグッズが売られ始め、デコレーションなどが飾られます。
実際には10月半ばぐらいからクリスマス関係の物は売られています。
この前にはIKEAのクリスマス市を話題にしました。
年間を通して生活の中ではクリスマスが一番重要ですから、そのクリスマスの雰囲気を長く楽しもうということや経済的効果もあってクリスマス市は11月半ばぐらいからは出始めます。
クリスマスが始まるまでのウィーンの街の雰囲気は素敵です。
色々な場所にクリスマス市が出ますので、普段の街並みとはちょっと違います。
グラーベンやケルントナー通りといった歩行者天国にもまだ灯されませんがクリスマスのイルミネーションが取り付けられています。
地元や観光客で毎年人気のあるシェーンブルン宮殿もクリスマス市の準備が始まっています。
ウィーンで生活をしていると新製品のキャンペーンをしている光景によく出くわします。
街中とか路上とかで新製品を配って宣伝をしているわけです。
以前ファンタオレンジのキャンペーンとかコーラの宣伝など話題にしたことがありますが、偶然その場所に居合わせると得した気分になります。
今回は観光中に遭遇した新製品のキャンペーンです。
ウィーンは"音楽の都"と形容されている通り、これだけの有名な作曲家が足跡を残した街は他にありません。
音楽家をテーマにするだけでも時間がいくらあっても足りません。
実際に音楽家達が歩き、楽曲の発想が湧いたこのウィーンの街を歩くだけでも感じるものがあります。
ウィーンでは国立オペラ座や国民歌劇場、楽友協会やコンツェルトハウスといった主要な劇場やコンサートホールでは毎日コンサートが行われ、それ以外だって色々な教会や小さなサロンなど、学生達のコンサートや観光主体の楽しめるコンサートまであらする種類のコンサートが開かれています。
音楽に詳しくなくてもヨーロッパの本当の歴史ある教会での響きを楽しんでみたいという方は多くいらっしゃいます。
所で以前ここでも取り上げたペータース教会の15:00からのオルガンコンサートは非常に手軽です。
このペータース教会はバロックの重要な歴史ある教会ですが、ここはオルガンコンサートだけではなく、Krypta(クリプタ)でも頻繁に演奏会が開かれています。
ウィーンのカフェハウス文化は無形文化遺産にも登録されていて、100年以上も営業している伝統カフェハウスがたくさんあります。
いっぱい見たい観光でもそんな伝統あるカフェにちょっと座ってウィーンの歴史を見つめる時間も大事です。
伝統カフェには独自の時間の流れがあります。
さて、その伝統カフェのひとつで地元でも人気のあったCafé Griensteidl(カフェ グリーンシュタイドゥル)が2017年6月28日にまさかの閉店となりました。
ここは個人的にも仕事でも本当によく行って、店の人とも顔馴染みだっただけにとても残念です。
そのGriensteidlがあった同じ場所に9月の初頭から新しいカフェがオープンしました。
昨日は11月1日でAllerheiligenという祝日でした。
昨日は雲が多かったり、しかし青空も見られたりといった天気でしたが、多くの人が墓地に出かけました。
10月半ばの連日青空が広がったいい天気の時が懐かしいです。
10月21日の土曜日からは天気が崩れて、曇りや雨、時折風も強く吹き、どんよりとした天気が続きました。
毎年季節の変わり目には必ずと言っていい程、霧が出始めます。
今年は10月16日の朝方から霧が出始めました。
午前中の間には霧が晴れて、青空が広がりますが、霧が出始めたということは冬がすぐ近くまで来ているわけですね。
今日は霧が出ているウィーンの一角です。
早いもので今日から11月ですね。
ウィーンの街中もクリスマスイルミネーションが取り付けられ始め、市庁舎前もクリスマス市の準備が始まっています。
今日11月1日はAllerheiligen(アラーハイリゲン)という祭日です。
ちなみに日本では"祭日"という言葉は1948年以降は使用されなくなっていますが、キリスト教関係の祝日ですからあえて祭日という表現を使います。