夏至が過ぎてしまい、これから日が短くなっていくことを考えると寂しい気がします。
この時期ウィーンの街中ではかなり多くの所で見られる黄色い花をつけたかなり高い木が
印象的です。
今日の内容は本当につまらなくてすみません!・・とあらかじめ申し上げておきます。
海外に住んでいる日本人はたくさんいます。
現地で仕事をしている人、日本から期間限定で出張してる人、現地で結婚した人、学生など
様々な人がいます。
ウィーンにも他の知られたヨーロッパ都市よりはそんなに多くはありませんが、1200~1300人ぐらいの日本人が在留届を出しています。
私はウィーンが大好きでここに来たことから始まって、結果的に自分の好きな仕事をしながら永住することとなったわけです。
でも住み始めから簡単に事が進んだわけではありませんし、仕事だってすぐにできたわけで
はありません。(最もここで仕事をしようなどとは最初は
全く考えていませんでした。勉強したら日本に帰るつもりだったので・・・)
外国人ですから、外国人の立場というのはどの国でも弱くて、観光ではなく、何かの目的を
持って居住するためには様々な条件を満たす必要がありますね。
ウィーンで生活をしていると様々な人に出会います。
たった数年の滞在で、ウィーンはこうなんだ・・・、オーストリアはこうなんだ・・・
と決めつけて言われる方が意外に多いと思います。
よくあるパターンは日本の企業から短期出張されている方や日本政府関係でこちらに期間限定で居住されている方にその傾向が多く見られる気がします。
毎日30℃を超えていたウィーンの街ですが、先々週の月曜日から気温が下がって、涼しくなり過ごし易くなりました。街中では上着を着ている人を多く見かけます。
気温が下がる時にはよく悪天候になり大量の雨が降ってくるので、例えばZwettlt地域では
かなり浸水がありました。
さて、今日のこの時期の花は地元で人気のあるラベンダーです。
ウィーンの市内観光で、通常のツアーの場合はたいていシェーンブルン宮殿に行きます。
最近はツアーの観光内容が結構詰まってることが多いため、私達は以前のようにホテルから
出発するのではなく、シェーンブルン宮殿で直接ミートということが圧倒的に多いです。
宮殿内部見学が終わった後、トイレ休憩も含めたフリータイムをたいてとります。
その時に美しい庭園に行かれる方も多いわけですが、庭園に行ってまず目立つのは丘の上にあるグロリエッテです。
ウィーンの王宮一角にある宝物館(Schatzkammer)は伝統を持った歴史的に興味深い物が数えきれないほど展示されています。
ヨーロッパで一番長く続いたハプスブルグ王朝の、そしてそのハプスブルグ家にかなりの時代にわたって神聖ローマ帝国の皇帝やローマ王の称号が置かれていましたからこのような独特の素晴らしい博物館があるわけです。
オーストリア帝国帝冠や神聖ローマ帝国の帝冠、2680カラットのエメラルドなどをすでに紹介しています。
さて、今日は無敵の力が備わっているといわれる聖槍について少し書きたいと思います。
ウィーンはかつての帝国の都であり、ハプスブルグ家時代は多民族国家でもあったので、
今でもかなりの外国人が住んでいます。
一言で外国人と言っても様々な立場の人がいるわけですが、その中でここ最近の傾向として
オーストリア以外のEU諸国や、スイスに拠点を置く企業が、このオーストリアに自分たちの社員を多く出張させているようです。
そこで、どのEU諸国からどのくらいの数の社員がこのオーストリアに派遣されているかの
統計を見たいと思います。
※SPÖ (オーストリア社会民主党)によるデータより
ずっと30℃を超える暑い日が続いていましたが、やっとGewitterが来て、先週の月曜日から過ごし易い気温となりました。Gewitterとは雷を伴い強い雨が一時的に降ることです。
前回はウィーンではポピュラーすぎるボダイジュについて書きましたが、今回は自然で多く
見られる花です。
ここ最近は美術史博物館を案内する日が結構続いています。
ウィーンに来るツアーでは圧倒的にシェーンブルン宮殿が多く含まれていますが、
全日観光などでは午後に美術史博物館に行くことも多く、またオプショナルツアーとして
美術史博物館をメインテーマにすることも頻繁にあります。
個人的に美術史博物館は大好きで、ハプスブルグ家の素晴らしいコレクションは他の美術館
にはない、独特の個性を持ち、絵画史上重要な作品だけが集められています。
最近このブログコーナーで絵画の話題から遠ざかっていたので、今日はちょっと絵画について書いてみる気になりました。
だいぶ前に色彩が美しいヴェネツィア派というタイトルで書きましたが、そこでちらっと
登場したティントレットの知られたひとつを見てみましょう。
昨日の6月20日は毎年恒例のRegenbogenparade(虹のパレード、レインボーパレード)が行われました。
このパレードは一種のデモであり、今年で20回目を迎えた有名なイヴェントです。
参加者は同性愛者中心で、言ってみればホモとレズのパレードです。
昨日は全日で仕事をしていましたが、早くからリンク道路が封鎖されて準備が始まっていました。そうなんです・・・このイヴェントはリンク道路を同性愛者がパレードするという
もので、このイヴェントが行われる時にウィーンに来られると午後はリンク道路をバスや、
路面電車では観光できないという状態になります。
その雰囲気を見て頂くため、今日は多くの画像を掲載します。
ちょっとマニアックなウィーンの風景を紹介するこのタイトルもお馴染みになりました。
前回のウィーンのちょっと珍しいアングル20では、旧市街の屋根から飛び出たシュテファン大聖堂の塔やミヒャエル教会の塔を紹介しました。
今回は教会ではなくて、ちょっと高い所からの風景です。
ウィーンの街には様々な教会があり、それぞれの教会は個性があります。
でも"キリスト教史" や"教会史" などに少しでも触れると、カトリック教会としての習慣や
共通性というのが見られます。
今日はウィーンの中心部ではなく、ちょっと外側にある重要な教会に触れてみます。
ウィーンで生活をしていると、そんなに景気が悪いようには見えないのですが、
失業者の数は去年2014年と比べるとどの州も増加しているようです。
ヨーロッパの中ではオーストリアは失業率が低い方だと思いますが、オーストリアには
どのくらいの失業者がいるか州別に見てみましょう。
ウィーンから300km離れたモーツァルトが生まれたことで有名なザルツブルクは、
オーストリアの都市ということであればウィーンの次に有名でしょうか。
ウィーンからもちょっときついですが日帰りで行って来る方も多いです。
本来ザルツブルクは早くから宗教的中心地だったので、大司教の権力がとても強かった街
ですが、現在ではやはりモーツァルトが一番知られているでしょうか。
そのモーツァルトをテーマにしたオリジナルのモーツァルトクーゲルンもここで是非買いたいものです。
それ以外で知られているザルツブルクでの名物のひとつに触れてみます。
このコーナーでもよく話題にするヒルシュシュテッテンの花壇庭園は個人的に好きな所で、
おにぎりを作って家族としょっちゅう出かけます。
ここは様々な花が植えられているだけでなく、テーマごとに分けられたコーナーや、温室、動物達も放し飼いされていたり、ミツバチを観察できたり、遊び場や迷路もあってかなり
楽しめます。
この花壇庭園の一角に、最近民家の庭を再現したコーナーがオープンし、8つの異なった個性ある庭を見ることができます。
今日はそれをちょっと話題にします。
ウィーンの中心部にはいわゆる大きなデパートというものはありませんが、それに近いものとしてSTEFFLやPeek&Cloppenburgなどが挙げられます。
地元では郊外に大きなショッピングセンターがいくつもあり、中心とは違い、
ほぼ地元人で賑わっています。
ドイツ語では"Einkaufszentrum"と呼ばれています。
先日ここでテーマにしてアウトレットのパルンドルフなどはいい例です。
やはり車で行けるという手軽さや店も非常に豊富であるからです。
オーストリアではどこのショッピングセンターが人気があるのでしょうか。
そのちょっとした統計を見てみましょう。
※2015年4月16日の新聞Heuteより
ウィーンの3大街路樹のひとつと言われるボダイジュはウィーンの街中に本当に多く、
咲く花が限られてきたこの時期にたくさん咲いていてそこらじゅうに見られます。
"Wiener Kaffeehaus Kultur" (ウィーンカフェハウス文化)はユネスコの無形文化遺産にも登録されていて、伝統と歴史を持っています。
このコーナーでもいくつかのカフェハウスを紹介していますが、今日は中心にありながらも
あまり日本からの観光の皆様が行かないカフェについて少し書きたいと思います。
日中の気温が30℃を超える暑い日が続いているウィーンです。
ちょっと寒くなるか、逆に暑すぎるか・・・という感じで、心地いい快適な気温になる日が少ないように思えます。
この時期は街中ではある程度定番な花はかなり咲き終わりました。
今日は街中ではなく、自然の中でたくさん咲いていた花についてです。
ヨーロッパで2番目に長いドナウ河は、ウィーンでは運河を含めて4本に大きく枝分かれしています。ドナウ河はこの辺りはローマ帝国の国境であり、そのためドナウ川沿いにはこの
ウィーンを初めとして歴史ある古い街が多くあります。
現在でも水路、水運、水力発電などと重要な役割を担っています。
ウィーンのドナウ河についてはこちら→ 秋のドナウ河
今日のこのテーマは本来もっと早い時期に話題にしたかったのですが、もうまもなく終わりになってしまうアスパラガスです。
何回も書いてますが、このブログコーナーでの話題はその時の気分で選んでいるので、
時として時期がずれ込むこともあります。
アスパラガスと言えば地元で有名なマルヒフェルト産ですね!
ドイツ語ではSPARGEL(シュパルゲル)と言います。
ウィーンの街はベートーヴェンが亡くなるまで長く滞在し、多くの引っ越しをしたことでも知られていますが、ウィーンの街にはベートーヴェンに関する博物館がいくつかある中で、
ハイリゲンシュタットの遺書の家がもっともポピュラーでしょうか。
ウィーンの街にはエリザベート皇后に関する色々な物が見られます。
やっぱりそれだけ話題性もあり、悲惨な死を遂げてからは彼女の生前中よりも、もっと
伝説化していくことになります。
エリザベート皇后のシシィ博物館では様々な物が展示されていますが、おしまいの方に
エリザベート皇后が旅で使用した宮廷車両のちょとしたコピーが展示されています。
今回はそのオリジナルについてです。
オーストリアの治安がいいことは、地元人にとっても、旅行者にとっても嬉しいことです。ウィーンも人口175万の街ですが、夜でも安心して歩くことができます。
しかし、それなりに物価の高い国ですし、EU諸国を含め、中でも物価がかなり低い国から
オーストリアに流れ込んでくる人も多いわけです。
ここに来て、しっかりドイツ語を学び、現地人と全く同じ立場で仕事をし、生活をしている人は全く問題ありませんが、逆に色々な状況で犯罪を犯してしまう人もいます。
以前オーストリアの国籍を取得した人をテーマにしましたが、年々オーストリアの国籍を
取るのは難しくなっているようです。
治安はいいと言っても、残念ながら犯罪はもちろん存在します。
これは日本だって同じことです。
オーストリアで犯罪を犯す人はどこの国籍を持った人かどれだけいるかというデータを
紹介します。
警察は去年2014年は、255.815人の犯罪者を取り締まりました。
その中で外国人国籍を占める犯罪者が1/3を占めています。
※2015年4月20日 ÖSTERREICHに掲載されたオーストリア内務省からのデータより
ウィーンの国立オペラ座は年間約300回の公演数で、2日として同じ演目が続かないという
想像を絶する運営状況です。
去年この国立オペラ座の舞台裏事情1で、セットの搬入口や組織について少し触れました。
今回は国立オペラ座の舞台そのものを見てみましょう。
先日TullnにあるPRASKACに行きました。
PRASKACは地元で有名なガーデンショップで、定番な花から普通の花屋さんでは絶対に
見ることができない花まで幅広く置かれています。
うちはよくここに出かけるのですが、ここには以前にも話題にした花のねこ(Blumenkatze)があります。
2013年7月30日付けで紹介した花のねこと、2014年2月13日付で紹介した花のねこを
是非比較してみて下さい。
今年の花のねこはこんな感じでした。