早いもので今日は大晦日となり、2017年も残すところあとわずかとなりました。
このコーナーを訪れて頂いている日本の皆様はウィーンよりも8時間早いのでもうすぐ新年ですね。
年間を通して一番重要なクリスマスが終わると、街中の空気がガラッと変わり、もうすぐ新年、今年も終わりという気持ちにさせてくれます。
カレンダーではクリスマスは終わっても、1月6日まではクリスマスの習慣は受け継がれるため、部屋の中や街中のクリスマスツリーはまだ飾られています。
クリスマスツリーを飾りながら新年を迎えるわけです。
大晦日はウィーンの主要な場所ではカウントダウンが行われ、クリスマスのような敬虔な気持ちではなく、もっと陽気な空気になります。
多くの観光客が街に繰り出し、シュテファン大聖堂を始めとして中心部は大混雑です。
私ももっと若い頃は仲間と外で過ごしましたが、もうあの混雑はNein Dankeなので、録画しておいた紅白を見ながら自宅で家族と夕食を楽しみ、その後はゆく年くる年です。
でも年が変わる前にはオーストリアの放送にチャンネルを切り替えます。
紅白に別に興味があるわけではないのですが、ウィーンに長年住んでいることもあり、子供の頃過ごした大晦日の空気を思い出したいのかもしれません。
さて、大晦日と言えばこちらにはこんな習慣が昔からあります。
今年も残すところあとわずかとなりました。
カレンダーではクリスマスが終わっても、クリスマスツリーは年が明けて、1月6日までは飾っておく習慣がありますから、ウィーンの街ではまだまだクリスマスの空気は感じられます。
毎年そうですが大晦日が近づくに連れて、街中は混雑してきます。
クリスマスの時の混雑とは明らかに空気が違いますね。
年明けをウィーンで過ごそうと多くの観光客が訪れます。
さて、今日は月1回で掲載している知られざる美しい中庭風景シリーズです。
前回の知られざる美しい中庭風景50ではウィーン工科大学と旧市街を話題にしましたが、今日はウィーン国立音大界隈です。
12月24日のクリスマス・イヴがアドヴェントの第4日曜日で、例年よりクリスマス時期が短かったのが残念っです。
25日、26日と祝日で、それぞれがそれぞれのクリスマスを楽しみました。
クリスマスツリーはしかし1月6日までは飾っておきます。
カレンダーのクリスマスは終わっても、1月6日の聖三王(Heilige 3Könige)まではクリスマスの空気が残されます。
クリスマス休暇を年始のこの時まで取るという地元の人も多いです。
さて、今日はクリスマスの話題から外れて、シリーズとなっているウィーンのちょっと珍しいアングルです。
前回のウィーンのちょっと珍しいアングル50ではウィーン大学と車が走っていないリンク道路を話題にしました。
今回もウィーンです。
カレンダーではクリスマスが終わっても、街中はクリスマスツリーが飾られていますし、イルミネーションなどもそのままです。
つまりクリスマスの習慣はまだ続いている・・・ということですね。
こちらは1月6日まではクリスマスツリーを飾る習慣となっていますので、それまではクリスマスの空気を感じます。
でも盛り上がったクリスマス市の多くは12月23日で終わり、シェーンブルン宮殿や市庁舎のクリスマス市は12月26日が千秋楽となりました。
そもそも26日までクリスマス市が出ているというのは例外中の例外であり、観光ポイントということや経済効果が理由です。
実際にはクリスマスの雰囲気を味わえるのは12月23日までになります。
24日のイヴ、25日のクリスマス、26日のStefanitagの街中は静かです。
さて、次の日27日・・・昨日から"Neujahrsmarkt"・・・ニューイヤー市が始まる所があります。
カレンダーではクリスマスが終わりましたが、クリスマスツリーは年が明けた1月6日までは飾っておく習慣があります。
1月6日は聖三王(Heilige Drei Könige)で、イエスを拝みに東から3人の王様(賢者とも博士とも)がやって来る祝日があり、それまではイエスが生まれてからのクリスマスストーリーが続いているからです。
街中の至る所にはクリスマスツリーがまだまだ見られるわけです。
今年もウィーンの主要なクリスマス市を話題にしましたが、ウィーンに限らずオーストリアの至る所でクリスマス市が開かれ、アドヴェントの習慣を見ることができます。
今年はSteyr(シュタイアー)のクリスマス市も話題にしました。
クリスマス市はなくても、アドヴェント時期に特別の演出をしている所も多くあります。
今日は地元で知られたそんなある場所を話題にしたいと思います。
こちらでは年間を通してクリスマスが一番重要な行事となります。
12月24日のクリスマス・イヴには多くの人が家族と過ごし、食事、プレゼント交換などをします。
12月25日はクリスマスで、今日12月26日も第2クリスマスの日ということでお休みです。
12月26日は特に"Stephanitag"(シュテファー二ターク)とも呼ばれ、ウィーンのシュテファン大聖堂でお馴染みの聖人シュテファヌスの日です。
昨日はSteyr(シュタイアー)のそばにあるChristkindl(クリストキンドル)を話題にしました。
ここには知られた巡礼教会が立っていて、この時期多くの人が訪れるわけですが、ここは巡礼する人だけではなく、別のあることで多くの人を集めています。
年間を通して生活の中で一番重要なのはクリスマスです。
宗教的には復活祭ですが、クリスマス習慣を楽しむ期間はクリスマス市が出る時から数えればひと月以上もあるわけです。
市庁舎やシェーンブルン宮殿のクリスマス市は12月26日まではやっていますが、場所的に観光産業もひとつの理由になっています。
しかし、本来の習慣からすれば12月23日までがクリスマスの空気を楽しみ、24日からは今までの盛り上がりが嘘のような静かな街の空気に変わります。
多くは家族とクリスマスを過ごしますので、クリスマスツリーの装飾やプレゼントの演出、食事などの準備に追われます。
うちは昨日忙しくて、昼食後、午後少し遅くにクリスマスツリーを部屋に入れて家内と子供が装飾を担当し、私はロウソクやイルミネーションを施しました。
今年は特に形のいいツリーを探すことができ、部屋に飾ったら予想以上に綺麗です。
もう何度も書いていますが、クリスマスにプレゼントを持って来るのはサンタクロースではなく、子供のキリスト・・・"Christkind"(クリストキント)が持って来ます。
オーストリアではサンタクロースは絶対に登場しません。
クリスマス市も"Christkindlmarkt"と一般的に言われます。
うちにも夕食後、しばらくしてChristkindが多くのプレゼントをクリスマスツリーの下に置いて行きました。
さて、オーストリアには"Christkindl"という名の街があることを御存知でしょうか?
地元ではもちろん知られた街で、観光的にもかなり知れ渡ってきています。
そのChristkindlについて2回に渡り少しまとめてみましょう。
今日がクリスマス・イヴであり、アドヴェントの第4日曜日となり、Adventkranzに4本目のロウソクが灯されます。
クリスマスが年間を通して最も重要なイベントです。
こちらでは今日の午前中にクリスマスツリーを装飾する人が多いと思います。
うちも先日買ったクリスマスツリーを今日まで庭のテラスに立てかけておきましたが、これから部屋に入れてネットを外して飾ります。
ウィーンの街は午後から晩にかけてとても静かになり、多くの人が家で家族とクリスマスを過ごします。
遠くに住んでいる人も実家に戻って来て、家族皆で食事をし、クリスマスを祝う人が多いと思います。
こちらではクリスマスには魚を食べる習慣があります。
魚はイエス・キリストのシンボルのひとつです。
家庭によってそれぞれの習慣があるとは思いますが、食事の前や後にBescherung(ベシェールング)と言われるプレゼント交換をするわけですが、この時に"きよしこの夜"が歌われます。
クリスマスソングとしてクリスマス時期にしょっちゅう流れているイメージがありますが、オーストリアではこのプレゼント交換のこの時、1回だけ、しかも敬虔な気持ちで歌われます。
このきよしこの夜はこの国オーストリアから生まれました。
今年も私のこのサイトの伝統としてこの歌をクリスマス・イヴに取り上げます。
いよいよ明日の日曜日にクリスマスがやって来ます。
オーストリアではサンタクロースではなくて、Christkind(クリストキント)がやって来ます。
クリスマスはイエスが生まれたことを祝うもの・・・だからプレゼントを持って来るのは子供のキリストがやって来ます。
年間を通して生活の中ではクリスマスが一番重要です。
さて、今年も多くのクリスマス市を紹介しましたが、それぞれのクリスマス市にはそれぞれの空気があります。
今日はウィーンで今年最後のクリスマス市としてMQのクリスマス市を少し話題にします。
昨日はSpittelberg(シュピッテルベルク)のクリスマス市を話題にしました。
ここのクリスマス市は石畳の細い路地に小さな屋台がたくさん並んでいて、バロック様式の家並みとマッチした昔ならではクリスマス市です。
日本からの観光の皆さんがここに来ることは非常に少ないと思いますが、何年か前には夜ここを訪れるクリスマスツアーシリーズがありました。
さて、このSpittelbergには地元でも知られている名物ポテトパンケーキがあり,私も毎年クリスマス市が出ている時には何回も食べに行ってます。
ここのパンケーキには"SPITTELBERGER ERDÄPFELPUFFER"(シュピッテルベルガー・エルトエプフェルプッファー)という特別な名前が付けられています。
アドヴェントもあと数日となりました。
今年は12月24日のクリスマス・イヴがアドヴェントの第4日曜日となりますので、クリスマスの空気を楽しむのがいつもよりもちょっと短いのが残念です。
街中ではもみの木を売る業者がここぞとばかりに忙しそうにしています。
この時期になってくると地元の人がクリスマスツリーを運んでいる姿が多く見られます。
この時期にウィーン来られたお客様には毎日のようにクリスマスの習慣についてや、オーストリアにはサンタクロースが登場しないこと、クリスマスの成り立ちなどを御案内していますが、それも12月24日を過ぎたらひと段落ということになります。
さて、ウィーンのクリスマス市をいくつも話題にしていますが、今日のシュピッテルベルクのクリスマス市を登場させないわけにはいきません。
個人的にこのシュピッテルベルクのクリスマス市には何回も足を運んでいますが、観光で皆さんとここに来ることは残念ながらほとんどありません。
アドヴェントの第3日曜日も過ぎて、クリスマスまでいよいよ秒読みとなりました。
今年は12月24日がアドヴェントの第4日曜日となるので、クリスマスの習慣が少し短いのが残念です。
街中にはクリスマスツリーを売る業者が多く見られ、ここぞとばかりに自慢のもみの木をたくさん並べています。
こちらは毎年必ず本物のもみの木を飾ります。
おもちゃのツリーを飾る人はまずいないでしょう。
うちも一昨日の午後にもみの木を買いました。
今年のアドヴェントは去年と比べて一番短いのがちょっと残念です。
12月3日がアドヴェントの第1日曜日、そして12月24日クリスマス・イヴが第4日曜日となります。
このクリスマスシーズンにウィーンに来られる方は年々多くなっています。
特に週末は物凄い混雑となります。
ウィーン市はアドヴェント4回の土曜日には旧市街、6区、7区、8区、9区へのバスの規制をしていて、事前に許可証を申請しなければ走行できないようになっています。
これは2006年から実施されていて、毎回仕事をする時には気にしています。
さて、ウィーンの街中にはもみの木を売る業者が出始め、クリスマスがどんどん近づいていてるのを感じます。
今日はAm Hofのクリスマス市を御紹介しましょう。
クリスマスがどのくらいしたら来るんだろう・・・とワクワクして待つ時期のこのとをアドヴェントと言いますが、今年は12月3日が第1日曜日で、12月24日のクリスマス・イヴがアドヴェントの第4日曜日となり、この時期を楽しむ習慣が少し短いのが残念です。
街中にはクリスマスツリーが売られ、日に日にクリスマスツリーを買って行く地元の人が見られると同時に、クリスマスプレゼントを早く見つけないと・・・といった地元の人の忙しい空気を感じます。
クリスマスツリーが街中に売られ始めると、一挙にクリスマスが近づいて来る感じがしますね。
今年は11月17日ぐらいからクリスマス市が出始めましたから、あっという間にもうひと月ぐらい経ったことになります。
クリスマス市が出ている時のウィーンの街はまた特別に素敵です。
今年もSchloss Hofのクリスマス市、市庁舎のクリスマス市、シェーンブルン宮殿のクリスマス市、ベルヴェデーレ宮殿のクリスマス市、シュテファン大聖堂のクリスマス市、カールス教会前のクリスマス市、マリア・テレジア広場のクリスマス市、Freyungのクリスマス市、Steyrのクリスマス市を話題にしましたが、もう少しクリスマス市シリーズを続けます。
今日がアドヴェントの第3日曜日となり、クリスマスまであと1週間となりました。
アドヴェントクランツに3本目のロウソクが灯されます。
今年は12月3日がアドヴェントの第1日曜日であり、必然的に12月24日が第4日曜日となるため、クリスマス習慣が一番短いのが寂しいです。
街中に見られるもみの木を売る業者は週末も営業許可がありますので、日曜日にもみの木を買いに来る人も多いです。
クリスマス市の屋台で働く人々はラストスパートというところです。
さて、今日はウィーン以外のクリスマス市をちょっと紹介します。
今年も多くのクリスマス市の雰囲気をお届けしていますが、クリスマス市と言えばたいていプンシュスタンドが一番混み合っています。
クリスマス市に行って欲しい物が見つかるか・・・と言うとどうでしょうか?
意外と買う物ってないような気がします。
クリスマス市はクリスマスの空気を楽しむ人が多いと思いますので、花より団子的にプンシュスタンドやフード系がやっぱり混み合います。
友達や仲間とプンシュを飲みながらおしゃべりをする・・・おしゃべりするならカフェだっていいわけですが、クリスマスの空気を楽しみながら・・・これがいいんですね。
もう何回も書いていますが、それぞれのクリスマス市にはそれぞれの空気があります。
プンシュを飲みながらちょっと落ち着いてウィーンのクリスマスの空気を味わうちょっと贅沢とさえ言えるひと時です。
今年最初のプンシュを紹介しましたが、私個人的にはどこのクリスマス市よりも、この屋台で提供されているプンシュが(自家製プンシュは除いて)かなりおいしいと思います。
Advent(アドヴェント)は約1ヶ月・・・実際にクリスマス市などはもう少し早く始まりますから、もう少し長くクリスマスの空気を楽しめます。
年間を通して一番重要なイヴェントはクリスマスですから、年間の1/12はクリスマスの空気と言うわけです。
この時期には聖ニコラウスやMariaempfängnis (マリアエンプフェングニス)といった習慣もあって、クリスマスの空気に溶け込んでいます。
さて、昨日はマリア・テレジア広場のクリスマス市を話題にしましたが、今日は地元でも人気のあるFreyungのクリスマス市を話題にします。
クリスマスが近づくにつれて、街中はかなり忙しくなっています。
クリスマスプレゼントを早く選ばないと・・・なんていう空気が伝わってきます。
年間を通してクリスマスが一番重要な行事です。
こちらはクリスマスは家族と過ごすのが一般的です。
プレゼントも家族それぞれに買うことになるので数が多くなるわけです。
家族の中でも自分にとっては一番大事な人にはそれなりのプレゼントになるでしょうし、形式的に何か買わないと・・・ということもあるでしょう。
小さい子供がいる家庭ではChristkind(クリストキント)に自分の欲しい物を手紙に書かせて、夢を持たせます。
こちらはサンタクロースがプレゼントを持って来ることは絶対にありません。
オーストリアではChristkindがやって来ます。
クリスマス市も一般的には"Christkindlmarkt"と呼ばれています。
さて、今日はマリア・テレジア広場のクリスマス市の様子です。
アドヴェントの第2日曜日も終わって、クリスマスまであと2週間を切りました。
先週の金曜日はMairaempfängnis(マリアエンプフェングニス)という祝日でしたが、ウィーンの街中ではもみの木を売る業者が出始めました。
もみの木を売る業者が出ると、クリスマスがもうすぐそこまで来ているな・・・と実感します。
クリスマスのデコレーション、多くのクリスマス市、イルミネーションなどこの時期ならではウィーンの街は歩いているだけで楽しいですね。
歩き疲れたらちょっとクリスマス市の屋台によってプンシュを飲んでひと休憩もこの時期ならではの楽しみです。
さて、今年もウィーンの街中のイルミネーションをお届けしましょう。
今日は3大歩行者天国のイルミネーションです。
ウィーンの街中にはクリスマスツリーを売る業者が先週から出始め、まもなくクリスマスがやって来るんだなぁ~と実感します。
クリスマス市もあと2週間足らずとなり、屋台で働く皆さんはもうひと踏ん張りといったところでしょうか。
今年はSchloss Hofのクリスマス市から始まって、市庁舎のクリスマス市、シェーンブルン宮殿のクリスマス市、ベルヴェデーレ宮殿のクリスマス市、シュテファン大聖堂のクリスマス市と話題にしてきましたが、次に登場するのはやっぱりカールス教会のクリスマス市でしょうか。
昨日はアドヴェントの第2日曜日でした。
うちもアドヴェントクランツに2本目のロウソクを灯しました。
さて、今年の3月にオーストリアは世界で10番目に裕福な国ということについて触れました。
この統計にはGDP(国内総生産)、教育、仕事、健康、所得、公債などが考慮されているわけですが、税金や社会保険は高いけど住みやすい国だな・・・というのは実感できます。
でも物価的には決して安くはないと思います。
その時は意識しなくても、これってこんなに高かったっけ~・・・ということがよくあり、実際に過去と比較して見るとかなりの差があることに気付きます。
去年の今頃に物価が高くなっていく傾向について書きましたが、1年たった2017年度はどうでしょう?
早いものでアドヴェントの第2日曜日となりました。
ウィーンの街はクリスマスが近づくにつれて、少しづつ忙しくなっていきます。
それはクリスマスプレゼントを買う地元の人、クリスマス時期のウィーンを見たい観光客の皆様や街中に出始めたもみの木を売る業者の姿などなど・・・毎日観光案内をしている私は、それぞれの場所での微妙な空気の変化を感じ取っていて、刻々とクリスマスが近づいていることがわかります。
そんな街中に行き交う人々の姿を眺めながらプンシュを飲むのもいいですね。
プンシュはどこのクリスマス市でも好んで飲まれています。
今日はシュテファン大聖堂のクリスマス市の雰囲気をお届けします。
ウィーンは"音楽の都"とも形容され、これだけ多くの作曲家が足跡を残した街はないでしょう。
クラッシック音楽に興味があれば誰もがウィーンを訪れたいと思うのではないでしょうか。
年間を通して仕事をしていると毎年多くの音楽専門ツアーをアテンドしますが、最もポピュラーな作曲家と言えばモーツァルトとベートーヴェンでしょう。
モーツァルトは住んだ場所は多く残されていますが、博物館としてはモーツァルトハウスウィーンだけです。
ベートーヴェンはハイリゲンシュタットの遺書の家、パスクヴァラティハウス、エロイカハウスの3つが一般公開されていて、それ以外多くの住んだ場所があります。
このハイリゲンシュタットの遺書の家は年間を通じて頻繁に御案内していますが、今年7月3日から改装工事が行われてしばらくクローズしていましたが、大きくリニューアルされて11月25日にオープニングセレモニーが行われ、以前と同じ時間帯で再び見学できるようになりました。
年間を通して生活の中で一番重要な行事はクリスマスでしょうか。(宗教的には復活祭ですが)
クリスマスがあと何日したら来るんだろうとワクワクしながら待つこの時期をアドヴェントと呼んでいますが、クリスマス市が立ち並び、街中のイルミネーションや飾り付けなどクリスマス時期のウィーンはこの時期ならではの空気が流れていて素敵です。
さて、一昨日の12月6日は聖ニコラウスの日でしたが、今日は聖母マリアに関する重要な日です。
クリスマスのこの時期は街中を歩くだけで何かこうワクワクしますね。
年間を通して皆様に色々な御案内をしているわけですが、このクリスマスの時期はクリスマスの成り立ちや習慣、キリスト教との関連など・・・この時期ならではの話をよくしています。
この時期は街中にもクリスマス市が多く出ていますので、クリスマス時期のウィーンはまた一味違います。
クリスマス市と言えば今年はSchloss Hofのクリスマス市、市庁舎のクリスマス市、シェーンブルン宮殿のクリスマス市という順番でここに掲載しましたが、シェーンブルン宮殿のクリスマス市が出ればやはり次はベルヴェデーレ宮殿のクリスマス市でしょうか。
今日12月6日はニコロとも呼ばれている聖ニコラウスの日です。
ここオーストリアではクリスマスにプレゼントを持って来るのはサンタクロースではありません。
サンタクロースがプレゼントを持って来るなどと言うと、オーストリアの人はちょっと苦笑いをするでしょう。
ではクリスマスにサンタクロースが登場しないか・・・というとそうではなく、登場はしますがあくまでも空気を盛り上げるクリスマスのサブキャラクター的なイメージがあるので装飾などには見られますが、プレゼントを持って来ることは絶対にありません。
ちなみにこちらではサンタクロースとは言わず、ドイツ語ではWeihnachtsmann(ヴァイナハツマン)と呼ばれています。
これは直訳すれば "クリスマスの男 " ですね。
そのサンタクロースの元の人物は聖ニコラウスです。
ヨーロッパ文化はキリスト教なくしては語れません。キリスト教は絵画、建築、音楽、工芸品、人々の考え方など様々な分野に影響を与えています。手っ取り早くヨーロッパを感じるのは街中の教会に入ることもお勧めです。
日本では見ることができない建築様式の中に2000年の歴史を持ったキリスト教が現在に至って、なお健在であることが意識でき、外とは異なった時間の流れを感じます。
教会と言えば建築様式がつきもので、その時代を感じる色々な様式をみることができ飽きることがありません。
私は無宗教なので"信仰"ということにあまり興味がありませんが、キリスト教の世界はとてもおもしろいと思っています。絵画、建築、音楽などがキリスト教の歴史とリンクしていることがわかると興味が尽きません。
このコーナーでも時間を見つけて色々な教会を話題にしていますが、今日の教会は重要でありながらも場所柄あまり日本からの観光客が訪れることがない教会を取り上げます。
12月に入ってクリスマスがもっと身近になってきました。
12月3日の日曜日がアドヴェントの第1日曜日となり、うちも夕食の時にアドヴェントクランツに最初のロウソクを灯しました。
アドヴェント時期の観光もウィーンの街中を歩くだけで何かこうワクワクしてきて楽しいですね。
お客様が違うので同じ場所を何十回と御案内することになり、クリスマス時期の習慣について何度も色々な御案内をするわけですが、クリスマスのこの時期はこの時だけしか話題にならないことが多いですので楽しく仕事をしています。
何十回同じ所へ行く・・・ということであれば真っ先にシェーンブルン宮殿でしょうか。
ここは午前、午後と1日2回、それぞれ別のお客様と来ることがしょっちゅうです。
このシェーンブルン宮殿のクリスマス市はここを訪れる観光客だけでなく、地元ではとても人気があり、ウィーンだけでなくオーストリアの地方からも多くの地元人や学校単位で多くの子供達が訪れています。
一昨日、昨日はマイナスの朝となったウィーンで、今年の冬一番の寒さとなりました。
11月29日の夜、ウィーンは初雪となりましたが、その時はすぐ止みました。
しかし、その夜から翌日にかけて水分を含んだウィーンらしくない雪が降り続いたので11月30日の朝は真っ白となりましたが、午後には雪もかなり解けていました。
アドヴェントの時期には毎年マイナスになる日があり、それが11月の時かもしれませんし、12月初旬に来ることもあります。
ここ数年はたいていクリスマス当日は+6℃~+10℃ぐらいの気温となっています。
さて、今日12月3日がアドヴェントの第1日曜日となります。
こちらではアドヴェントの第1日曜日にADVENTKARNZ(アドヴェントクランツ)にロウソクを灯します。
年間を通して生活の中で一番重要なのはクリスマスですね。
クリスマス時期のウィーンの街はとても素敵です。
今年は12月24日がアドヴェントの第4日曜日となるため、クリスマスのこの時期がちょっと短いのが残念です。
このコーナー今年最初のクリスマス市はSchloss Hofのクリスマス市でしたが、ここはウィーンではありませんでした。
ウィーンのクリスマス市の中で最も華やかなのはやっぱり市庁舎のクリスマス市です。
今日は市庁舎のクリスマス市の雰囲気をお伝えします。
早いもので今日から12月です。
今年もあと残す所1ヶ月となりました。
ウィーンは一昨日の夜、雪が降り、これが今年の冬の初雪となりましたが、その時は水っぽかったのですぐに解けてしまいました。
しかし、その日の夜遅くからまた雪が降り始め、昨日の朝も雪が止むことはなく、外が真っ白となりました。
12月に入るといよいよクリスマスが近く感じられ、アドヴェント習慣が強く意識されます。
今年もアドヴェントについて少しまとめましょう。