1月6日は"Heilige Drei Könige"で、ベツレヘムからの星に導かれて3人の学者がイエスを
拝みにやって来るという有名な話からの祝日でした。
このシーンを表したジオラマが"Weihnachtskrippe"で、アドヴェント時期から教会や
クリスマス市、家庭などに多く見られます。
今日はそのWeihnachtskrippeをいくつか紹介したいと思います。
元旦の次の祝日は今日1月6日の"Heilige Drei Könige" (ハイリゲ・ドライ・ケーニゲ)です。日本語では東方三博士、東方三賢者などとも呼ばれ、イエス・キリストが誕生したので東から星に導かれて三学者がやって来る・・・というよく知られた話です。
今日12月26日は第2クリスマスの日であり、オーストリアではStefanitagと特に呼ばれています。それはシュテファン大聖堂の聖人シュテファヌスの日が今日だからです。
クリスマスのこの時期、ウィーンの街中は個人の家、商店やレストラン、そして街中の通りに至るまで様々なイルミネーションが灯されています。
冬至は過ぎましたが日が短いこの時期、結構早くから薄暗くなり、それと同時にイルミネーションが灯されます。
今日はウィーンの街中のイルミネーションについてです。
昨日は12月24日クリスマスイヴでした。
オーストリアではChristkindがプレゼントを持ってやって来ます。
うちにもChristkindが夜にやって来ました。
宗教的には復活祭が一番重要ですが、生活の中での年間行事としてはこのクリスマスが
一番重要です。
早いもので今日は12月24日のクリスマスイヴです。
こちらの各家庭ではクリスマスツリーが飾られ、そのツリーの下にプレゼントがいっぱい置いてあることと思います。街中は昼過ぎぐらいから人の数がどんどん少なくなっていき、
家に閉じこもり、家族とクリスマスを過ごすわけです。
ずっと続いてきたクリスマスの盛り上がりがうそのような静けさです。
うちも先日買って庭に置いてあったクリスマスツリーを慌ただしく飾りました。
夕食が終わった後のプレゼント交換(Bescherung)が待ち遠しいです。
イヴと言えばやっぱりこのこの話題にどうしても触れたくなってしまいます。
プレゼント交換の前に敬虔な気持ちで歌われる"きよしこの夜"オーストリアからの世界中に広がって親しまれている歌です。
先々週からウィーンはクリスマスツリーが街中で売られています。
11月半ばからクリスマス市が出始めてクリスマスの雰囲気が一挙に漂うわけですが、
この時期ツリーが街中に出て来ると、ますますクリスマスが近づいて来るんだな・・・
と思います。
今日は12月23日ですが、今日にツリーを買う地元の方もまだまだ多いんですね。
アドヴェントの時期もあっという間に過ぎ、アドヴェントクランツの4本目のロウソクが灯されて、もうクリスマスが目の前です。
このクリスマス時期に今年もウィーンの人気あるクリスマス市を昨年に引き続きいくつか
紹介しましたが、今日が今年最後のクリスマス市の話題です。
今日はアドヴェントの第4日曜日です。
地元ではアドヴェントクランツに4本目のロウソクが灯されます。
今年もSchloss Hof (シュロス・ホーフ)のクリスマス市に昨日行って来ました。
ここはオーストリアでは歴史的に重要な場所で、あのウィーンのベルヴェデーレ宮殿を
建築させたプリンツ・オイゲンの宮殿のひとつです。
今年も何回か書いてますが、このクリスマス時期にクリスマス市で多く飲まれているのは
地元では"PUNSCH" (プンシュ)です。
Glühwein(グリューワイン)いわゆるホットワインも多く飲まれますが、外国からの観光客が多く注文するようですね。
クリスマス時期は地元ではやっぱりプンシュです。
それぞれのクリスマス市では毎年違ったプンシュカップが提供されます。
もちろんそれぞれのクリスマス市によってカップも違うので、カップを集めている地元の方も多いです。
私の場合は別に集めているわけではないのですが、毎年ついついカップを持ち帰るので、
気が付いたら集めたようにたくさんになってしまいました。
プンシュカップのことをこちらでは"Häferl" (へーフェルル)と言われています。
ウィーンの街中にはたくさんのクリスマス市があり、どこもそれぞれの雰囲気があるわけですが、今日紹介するFreyung(フライウング)のクリスマス市は毎年地元の人で賑わう
クリスマス市で今年28回目となりました。
今年2014年もシェーンブルン宮殿のクリスマス市を紹介します。
シェーンブルン宮殿はオーストリアで年間を通して地元の方から観光の方まで最も訪れる数が多いヨーロッパでも重要なバロック宮殿で、世界遺産にも登録されています。
去年2013年のシェーンブルン宮殿のクリスマス市では夜とちょっとした雪化粧を紹介しましたが、今年は天気のいい時の昼間のクリスマス市です。
このクリスマスの時期はウィーンに来る団体ツアーの中にもクリスマス市が組み込まれることが非常に多いので、仕事中でも毎日のように、またプライベートの空き時間などでもやっぱり雰囲気を楽しみにフラッとクリスマス市に寄ってしまいます。
それぞれのクリスマス市にはそれぞれの雰囲気と良さがあります。
このアドヴェント時期のウィーンにはヨーロッパを始め、様々な国からウィーンのクリスマスを楽しもうと観光の皆さんが多く訪れます。
先週末は3連休だったのでウィーンは大変な人でした。
ウィーンの街中では、重要な観光スポットにもクリスマス市が出てることもとても嬉しい
ことです。
そのため観光中案内をした後、集合時間まで少しのフリータイムという時でも手軽にクリスマス市を覗くことができます。
先日紹介した市庁舎のクリスマス市は規模とイルミネーションから言っても一番有名ですがそれぞれのクリスマス市にはそれぞれの雰囲気と良さがあります。
今日はバロックの重要な宮殿ベルヴェデーレ宮殿のクリスマス市です。
オーストリアではクリスマスにプレゼントを持って来るのは誰でも知ってるサンタクロースではありません。サンタクロースが登場しないクリスマスです。
しかし、実際に登場しない・・・というと嘘になるかもしれません。
クリスマスをわくわくしながら待つAdvent(アドヴェント)のこの時期、サンタクロースは装飾などの脇役では登場するので街中でもキャラクター的に見ることはできます。
こちらではクリスマスにプレゼントを持って来るのはサンタクロースではなく、
子供のキリスト(Christkind・・・クリストキント) が持ってきます。
だってクリスマスはイエス・キリストが生まれたことを祝うものなので、子供のキリストが
プレゼントを持って来るわけです。
いわゆるサンタクロースは、カトリックの有名な聖人ニコラウスが原型というのが
一般的で、今日12月6日は聖ニコラウスの日として知られています。
街中はクリスマスの雰囲気に包まれています。
クリスマス市を始め、様々なお店やレストラン、一般家庭などにこの時期クリスマスの
デコレーションを見ることができます。
私達日本ではクリスマスと言えばサンタクロースが一般的で、言ってみればいつもの通り
アメリカの影響です。そこらじゅうにおもちゃのツリーも立てられていますよね。
でもこちらオーストリアではサンタクロースではなく、子供のキリスト(Christkind)が
プレゼントを持ってきますし、ツリーだって本物の常緑樹です。
一般的にはモミの木やトウヒが使われます。
さて、明日の12月6日は"ニコロ"と親しまれているカトリックの聖人ニコラウスの日です。
良い子にしていた子供達にはニコラウスがやってきて、お菓子などをもらう習慣です。
しかし、悪い子にしていた子供達にはKrampus (鬼)がやって来るということに
なっていてそれがニコラウスの日の前日の今日、12月5日です。
ニコラウスについては明日このコーナーで紹介しますのでもうちょっと待ってて下さい。
早いもので今日から12月、今年も残すところあと1ヵ月ですね。
昨日は11月30日はアドヴェントの第1日曜日でうちでもロウソクを灯しました。
ここ数日ウィーンの天気はあまりよくなく、霧のような小雨がぱらつき、青空を見ることが
できません。ベルヴェデーレ宮殿から見られるシュテファン大聖堂の塔の先も霧で隠れて
しまっています。
しかしそんな天気とは無関係のように街中ではクリスマスの雰囲気が至る所に見られるわけですが、そのひとつは何と言ってもクリスマス市ですね。
今日は11月30日で、11月の最後の日です。
この時期ウィーンの街中では至る所にクリスマス市を始め、クリスマスの雰囲気を見ることができます。
教会的には復活祭が一番重要ですが、生活の中では年間を通してクリスマスが一番大事な
行事です。
現在私達の時代、世界中でクリスマスは祝われていますね。
"クリスマス"(ドイツ語ではWeihnachten)と一言で表現されていますが、
国や地域によって、また宗教的にもクリスマスの習慣は異なっています。
中でもサンタクロースが一般的で、私達日本でもそうですね。
でもオーストリアではクリスマスにプレゼントを持って来るのはサンタクロースではなく、
子供のキリスト(Christkind・・・クリストキント)が持ってきます。
だってクリスマスはイエスが生まれたことを祝うものであるからです。
クリスマスの習慣はどこから来たかについてはこちらを御覧下さい。
このクリスマスの時期に街中至る所に見られるもののひとつとして
Adventkranzがあります。