キリスト教

Fronleichnam(聖体祭)2021年

今週は日中25℃を越える夏のような暑い日が続きます。

夏至に向かって日がもう少し長くなり、休暇シーズンがそこまで来ています。

今年も新型コロナウィルスのおかげでオーストリア国内で休暇を過ごそうという人が多いようです。

 

さて、今日はFronleichnam(フローンライヒナーム)というキリスト教関係の祝日です。

 

Fronleichnamは日本語では聖体祭とか聖体の祝日とも言われ、カトリックの大事な祝日です。

"聖体"ですからイエス・キリストの体と血の儀式です。

ドイツ語でFronleichnam(フローンライヒナーム)と言いますが、この表現は中世ドイツ語の

"vrône lîcham für ‚des Herren Leib"から派生したということです。

Fronleichnamは復活祭の日曜日の次の日を1日目と数えて60日目にあたり、三位一体の主日(聖霊降臨祭の次の日曜日)の後の木曜日となります。

Pfingsten (聖霊降臨祭)の月曜日が終わり、次の日の火曜日から数えて10日目になります。

今年は4月4日が復活祭、5月23日が聖霊降臨祭の日曜日でしたので、今日6月2日が聖体祭になるわけです。

 

聖体祭は毎回木曜日となるわけですから、磔になる前の緑の木曜日と、その日の最後の晩餐に行われる聖体の秘蹟と結び付けられています。

 

毎年、3月~6月はキリスト教関係の祝日が多くあります。謝肉祭四旬節が過ぎると復活祭がやってきます。

その後は、キリスト昇天祭聖霊降臨祭、そして今日の聖体祭というわけです。

 

 

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Pfingsten(聖霊降臨祭)2021年

去年から今年にかけての冬はそんなに寒くなかった感じがしますが、4月、5月の天気が悪く、雨が降る日が多いです。

朝はたいてい晴れていて青空が広がることが多いのですが、必ずと言っていいほど午後になるとにわか雨が数回降ります。

風が強い日も多く、春といっても肌寒く感じる日が多いような気がします。

この時期でも満開のマロニエが多く見られます。

 

さて、今日5月23日はPfingsten(プフィングステン)という祝日です。

もっとも今日は日曜日でもありますが。

 

Pfingsten(プフィングステン)は聖霊降臨祭、ペンテコステとも呼ばれ、イエスが復活し、その40日後にイエスは天に昇天、その10日後に再びイエスは弟子達の前に現れて様々な言語を伝えるという出来事があったことを祝う祭日です。

日本では"祭日"という表現は昭和23年、1948年に"国民の祝日に関する法律"が施行されてなくなり全て"祝日"となっていますが、こちらでは宗教的行事ですので祭日と表現してもいいでしょう。

今年の復活祭が4月4日、その後キリスト昇天祭が5月13日、その10日後の今日が聖霊降臨祭ということになります。

 

弟子たちが集まっていると、突然天から炎のような舌が現れ、1人1人の上に止まります。

すると弟子たちは精霊に満たされて、様々な国の言語を話し始めた・・・ということです。

これは新約聖書の"使徒言行録"の2章1節以降に見られます。

紀元後130年にはキリストのお祭りとしてすでに存在していたようです。

 

ペンテコステはギリシャ語で"50番目の日"を意味するペンテーコステーに由来しています。

これはユダヤ教においての過ぎ越しの祭りから50日後に祝われる"シャブオット"のギリシャ語訳ということです。

シャブオットはもともと春の収穫に感謝する農業祭でした。

復活祭もそうですが、ユダヤ教のお祭りをここでもキリスト教は受け継いでいたわけです。

 

今日の日曜日(Pfingstsonntag)と明日の月曜日(Pfingstmontag)はお休みです。

 

 

 

 

 

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Christi Himmelfahrt (キリスト昇天)2021年

ヨーロッパ文化はキリスト教なくしては語れません。

キリスト教が根付いたことから、絵画、音楽、建築などの分野が大きく発展していくことになったので、ヨーロッパ文化を知る上ではキリスト教は重要です。

 

今日2021年5月13日はキリスト昇天の日で祝日です。

キリスト昇天祭とよく言われています。

こちらでは明日の金曜日も休みを取って、長い週末を楽しむ人が多いと思います。

キリスト昇天祭は移動祝日で、復活祭がいつになるかによって決まります。

 

キリスト教はユダヤ教から派生するわけですが、ユダヤ教に新しい風を吹き込んだのがイエス・キリストでした。

キリストは紀元前4年頃生まれたとされています。

 

ユダヤ教の中でも絶望感が漂い、救世主の登場が待ち望まれていました。

そのイエスが救世主(メシア)として、民衆達を導いていきます。

使徒を始め様々な支持者がいた反面、古代ローマ帝国に反逆を企てる人物だと見なされて、結局捕らえられ、磔の判断を下されます。

この磔の前日の木曜日がいわゆる後の人が名付けた「最後の晩餐」です。

金曜日の午前中に磔にされ、その日の午後15:00ぐらいにはこの世を去ったとされ、翌々日の日曜日に復活することから必ず復活祭は日曜日です。

今年2021年の復活祭(OSTERN)は4月4日でした。

地上で40日間魂として生きたイエスは天に昇天します。

これが今日であるキリスト昇天祭です。

 

 

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なぜイースターエッグに色を塗る?

昨日4月4日が復活祭でした。

今日はOstermontag・・・復活祭の月曜日でお休みです。

ウィーンで生活をしているとOSTERN の時期にはうさぎ、たまご、ネコヤナギといったシンボルが至る所に見られ、キリスト復活というよりは春の訪れを祝う空気の方を強く感じます。

 

うちは無宗教ですが、年間を通してこちらの習慣を取り入れて生活を楽しんでいます。

復活祭の時には毎年うちでは義理の母が用意してくれるOSTERSCHINKEN(復活祭ハム)にちゃんとすりおろした西洋わさびをつけて、事前に用意したイースターエッグとパンを必ず食べる習慣です。

別にFatenzeitを守っているわけではありません。

うちでも色をつけたたまごを今年も用意しました。

現在ではスーパーなどで色々な種類の色付きたまごが売られていますが、うちは毎年しっかりと色をつけます。

 

ところで、イースターエッグにはなぜ色をつけるのでしょうか?

 

これは四旬節と密接な関係があります。

このFastenzeitの期間、クリスチャン達は卵も食べてはいけませんでした。

そのため、卵が長持ちするようにと、女性たちは卵をゆでて、ゆでたまごにしたわけです。

 

生たまごとゆでたまごは、見た目だけではわかりませんので、卵をゆでる時に、生卵と区別するために、ゆでると色落ちする植物を同時にお湯の中に入れて、卵に色をつけたのが始まりです。

やがて時と共に自然界からのもので卵に色々な色をつけることができるようになりました。

      

当時のキリスト教の習慣で、復活祭前日の土曜日だけ、Osterei(イースターエッグ)に色をつけました。

その色付けした卵を飾り付けしたバスケットに入れて、次の日の復活祭日曜日に教会に奉納しました。

教会儀式が終わった後、大人達がその奉納された色つきたまごを隠し、それを子供達が見つけるというわけです。

大人達は子供達に最初に赤いたまごを見つけて欲しい・・・という希望を持っていました。赤は幸運をもたらすからです。

それが赤ではなく、青だったらしばらく不運が続くとされていました。

 

そんなことから、現在でもこの時期には、大人が色つきたまごを庭などに隠し、子供達がそれを見つける・・・という習慣があります。

ちなみにイースターエッグを食べる時にこちらでは"Eierpecken"をやる習慣があります。

Eierpeckenとはお互いのイースターエッグをぶつけ合って相手の卵を割るんですね。

この時自分の卵を割らずに相手の卵を割ったら勝ちとなります。

 

復活祭の象徴のひとつであるイースターエッグには色が付けられているだけではなく、美しい絵が描かれているようなものなどオリジナリティー溢れる物も多く登場しますので、それを見るだけでも復活祭を意識できます。

 

 

 

 

 

 

 

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OSTERN(復活祭)2021年

今日4月4日はOSTERN(オステルン)・・・いわゆる復活祭です。

イエス・キリストが復活したことを祝うことから「復活祭」と呼ばれていますが、ドイツ語では"OSTERN"(オステルン)と言います。

このOSTERNがイエス・キリストの復活を祝うことから日本語では"復活祭"と訳されているだけなので、厳密には正しい訳ではありません。

イエス・キリストが復活することをドイツ語ではAuferstehung(アウフエアシュテーウング)という言葉が使われます。

 

 

謝肉祭が終わり四旬節に入ると、復活祭を思わせるデコレーションが街中にいっぱい登場します。

シェーンブルン宮殿の復活祭市やFreyungの復活祭市なども本来であれば盛況を見せているはずですが、今年も去年同様新型コロナウィルスの影響で中止となっています。

3月29日からの週はOsterferien(オスターフェーリエン)・・・イースター休暇なので学校もお休みですから家族連れで出かける方が多いはずですが、今年も自宅で祝うことになります。

クリスマスの時にはChristkind(クリストキント)がプレゼントを持って来るわけですが、復活祭の時はシンボルのひとつであるOsterhase(オスターハーゼ)・・・復活祭のうさぎがたまごと同様に子供達にプレゼントを持って来る習慣があります。

 

生活の中では年間を通してクリスマスが一番重要な行事だと思いますが、宗教的には復活祭が一番重要です。

 

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復活祭時期に見られる3つのシンボル

本日4月3日の日本時間19:00にウィーンからのLIVE配信を予定しています。

参加を御希望の方はこちらからどうぞ。

 

今年は復活祭が4月4日・・・明日ですね。

去年の4月12日と比べると早いです。

本来この時期は復活祭の空気を楽しんで、別の意味での活気が感じられますが、今年は去年に引き続き2度目のコロナ禍での静かな、家庭で個々に祝う復活祭ですね。

 

復活祭はドイツ語ではOSTERN(オステルン)と言いますが、これは厳密にキリストが復活したことを表す言葉ではありません。

OSTERNについては復活祭当日に取り上げますが、地元の生活の中ではキリストが復活することを祝うよりも、春の訪れを祝う空気の方が強いと思います。

今日はこの復活祭シーズンに頻繁に見られる代表的なシンボルを3つ紹介しましょう。

 


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灰の水曜日と四旬節(2021年)

昨日2月16日は謝肉祭の火曜日で今日から四旬節に入ります。

四旬節初日の今日水曜日は"灰の水曜日"と呼ばれ、ドイツ語ではAschermittwoch(アッシャーミットヴォッホ)と呼ばれています。

灰の水曜日は復活祭から日曜日を除いて40日間遡った日ということになっていますので、今年の場合は復活祭が4月3日ですから、今日の2月17日が灰の水曜日となります。

 

四旬節はドイツ語ではFastenzeit(ファステンツァイト)と呼ばれています。

今日はこの2つのことについて少しまとめましょう。


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Fasching (ファッシング)・・・謝肉祭(2021年)

今日2月16日は謝肉祭のクライマックスである火曜日で、早いもので今年も明日から四旬節に入ります。

今年は復活祭が4月4日となり、去年は4月12日でしたから謝肉祭も去年より8日ほど早くなるわけです。

"謝肉祭"という言葉は日本でも知られていますが今年もこの時期に謝肉祭について簡単にまとめてみます。

 

謝肉祭はドイツ語ではFasching (ファッシング)と呼ばれキリスト教の重要な習慣です。

Fasching(謝肉祭)はFastenzeit (ファステンツァイト・・・日本語で四旬節)の前です。

四旬節は灰の水曜日(Aschermittwoch)からイエス・キリストが磔になりその後復活する前日までの時期で、伝統的には食事の節制、祝宴などの自制をし、祈り・断食・慈善が基本となります。

 

灰の水曜日は復活祭から日曜日を除いて40日間遡った日ということになっていますので、今年の場合は復活祭が4月4日ですから、2月17日が灰の水曜日となり、その前日2月16日が"Faschingsdienstag"という謝肉祭の火曜日で謝肉祭のクライマックス・・・つまり今日というわけです。

   

40日間というのはイエスが荒野で断食をした長さで、紀元600年頃にどうやらローマ教皇グレゴリウス1世が復活祭前の断食時間を定めたようです。

そのため謝肉祭は厳粛な時がやってくるのでそれに伴って断食を・・・その前にバカ騒ぎをしようじゃないか・・という意味があるわけです。

 

昨日は"Faschingskrapfen"(ファッシングスクラプフェン)を話題にしました。

 

 

多くの店やレストランなどではちょっとした飾り付けをしますし、特に謝肉祭の最終火曜日は仮装して仕事をする人も多く、謝肉祭シーズンには多くの幼稚園や小学校でもちょっとしたパーティーがあり、子供達が仮装して幼稚園や学校に行きます。

仮装用のグッズもたくさん売られていますので、既製品で済ませる家庭も多いですが、手作りでという人ももちろん多いです。

 

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この時期は "Faschingskrapfen"(ファッシングスクラプフェン)

去年から今年にかけてコロナのおかげで私達のライフスタイルがかなり変わりました。

12月26日より3度目のロックダウンに入り、年が明けて1月6日の Heilige Drei Könige (ハイリゲ・ドライ・ケーニゲ)が終わるとクリスマス休暇も終わりという感じで、次の日の1月7日から学校もオンライン授業で始まりましたが、1月17日の11:00に記者会見が行われ、オーストリア政府は3度目のロックダウンを延長することを発表し、25日よりスーパーや公共交通機関では普通のマスクではなく、FFP2マスク着用が義務付けられました。

2月1日に2月8日以降の措置が発表され、2月3日にはさらにオーストリアへの新たな入国規制が発表されました。

2月7日がロックダウン最後の日となりました。

 

しかし、生活がもとにに戻るまでにはまだまだ時間がかかります。

そう言えば先週の木曜日に国立オペラ座の舞踏会もが行われるはずでしたが、中止となりました。

気が付けば明日の火曜日がFaschingsdienstag・・・謝肉祭のクライマックスです。

謝肉祭はイエス・キリストが磔になり、そして復活するまでの厳粛な時がやってくるのでそれに伴って断食を・・・その前にバカ騒ぎをしようじゃないか・・・という意味があるわけです。

 

このFaschingnの時期には"Faschingskrapfen"(ファッシングスクラプフェン)を食べる習慣があります。

Krapfenとは日本的に言えばドーナッツですが、真ん中に穴が空いている定番なドーナッツとは違っています。

むしろ形的にはあんドーナッツに近いのではないでしょうか?

"Faschingskrapfen"ですから謝肉祭ドーナッツとなるわけで、名前の通り謝肉祭時期に食べるものということですね。

 

Krapfen(クラプフェン)という名前はほぼ中世の頃から来たというのが定説で、当時は今のKipferl(いわゆるクロワッサン)の形をしたものがありました。

これを当時Krallenとも呼ばれ、Krallenは"かぎづめ"という意味があります。

このKralleが当時"Chrapho" とか "Krapfe" という呼び方をされていました。

この形は寒い時期に悪い魔女や幽霊から人間を守るための意味がありました。

しかし、どの地域からどのようにして一番最初のKrapfenが生まれたかはハッキリとはしていませんが、いくつかの説があります。

 

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Heilige Drei Könige (聖三王)の祝日(2021年)

今日1月6日は"Heilige Drei Könige" (ハイリゲ・ドライ・ケーニゲ)というキリスト教の祭日です。

日本では"祭日"という表現はもう存在せず、現在では全て"祝日"と表現しますが、聖三王のこの日はキリスト教の宗教儀礼上の休日なので祭日と呼んでもでもいいのかなと思います。

heilig・・・聖なる、drei・・・3、Könige・・・王様達という日本語訳ですから"聖三王"となりますが、よく習慣的に東方三博士、東方三賢者とも言われています。

 

イエス・キリストが誕生したのでイエス・キリストを拝むために東から星に導かれて三学者(三賢者、三博士)がベツレヘムにやって来る・・・というよく知られた話です。

そのためクリスマス習慣はこの日までは続くわけで、クリスマスツリーやイルミネーションなどもカレンダーでのクリスマスが終わっても、年を越して今日までは飾っておく習慣になっています。

 

新約聖書のマタイ書では「イエス・キリストが生まれ、ベツレヘムからの星に導かれて東からやって来る学者」としか書かれていません。
つまり人数なども書かれていないわけです。

 

しかしすでに3世紀ぐらいから「人数」と「王様」で登場していたようで、6世紀初頭にはそれぞれの名前も与えられたようです。

 

それぞれの名前と彼らがイエスに捧げる物は以下の通りです。この3人は大陸の象徴でもあります。

 

 

カスパール (アジアを象徴)

 

没薬を渡し、将来の受難の死を意味する老人の姿で登場

 

 

 

メルキオール (ヨーロッパを象徴)

 

黄金を渡し、王権を意味し、青年の姿で登場

 

 

 

バルタザール (アフリカを象徴)

 

乳香を渡し、神性を象徴し、普通は黒人で壮年の姿で登場

 

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なぜクリスマスツリーを飾る?

今日のウィーンは朝6:30の時には3.3℃でした。

昨日は冬至だったので、これから日が徐々に長くなっていくわけですね。

ウィーンの街中には例年通り多くのクリスマスツリーを売る業者が見られます。

この時こそは彼らが主役と言わんばかりにこの時期の風物詩となっています。

うちも土曜日にクリスマスツリーを買いました。

 

クリスマスツリーのもみの木はこちらでは"Christbaum" (クリストバウム)と呼ばれていて、本物のもみの木にちゃんと装飾をして飾る習慣があります。

そもそも、"本物のもみの木"という表現がこちらの人からすると滑稽だと思います。

おもちゃのツリーを飾る習慣はないからです。

生活の中では年間を通して一番重要な行事がクリスマスです。

(宗教的には復活祭ですが)

 

ところでなぜクリスマスにもみの木を飾るのでしょうか?

 

まずクリスマスの習慣を参照して下さい。

ここで書いている通り、以下3つの大きなお祭りがクリスマスのベースとなっています。

 

その多神教の中での太陽神ミュトラスを信仰するミトラ教はとても重要で、太陽神の誕生を祝う冬至祭が12月25日であったこと。

 

農耕の神サトゥルヌスを崇め、豊穣を祈願するお祭りのサトゥルナーリア祭、これは紀元前217年頃からあったとされています。

 

北欧のユールの祭りからも影響を受けています。

北欧においてもケルト、ゲルマンが信仰していた神々やその風習が取り入れられ、 収穫の感謝と太陽の復活を祝う冬至のお祭りがありました。

 

 

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今日はMaria Empfängnis (2020年)・・・無原罪の御宿りであり 受胎告知ではない

この時期のウィーンの主役はクリスマスです。

年間を通してクリスマスが生活の中では一番重要ですが、Advent時期には重要な日がいくつかあります。

一昨日の12月6日は地元で重要なニコロ(聖ニコラウス)の日であり、ウィーンの幼稚園や学校にはニコロが登場するはずでしたが、今年は再ロックダウンだったのでそれぞれの家庭でニコロ習慣を楽しんだはずです。

同時にアドヴェントの第2日曜日だったので2本目のロウソクが灯されました。

そして今日12月8日は"Maria Empfängnis" (マリアエンプフェングニス)という祝日です。

 

Maira Empfängnis・・・マリア・迎える・・・というこのドイツ語の表現から、マリアがイエスを授かった・・・つまり受胎告知の日だと思われている方がまだまだ多いですが、受胎告知とは全く違う祝日です。

 

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キリスト教の成立について

現在再ロックダウン中のオーストリアですが、このコロナ禍でもクリスマスが日に日に近づいています。

今頃はクリスマス市で毎日賑わっているウィーンの街ですが、今年は外出規制もあってクリスマスの空気をあまり感じません。

それでもスーパーなど開いている店舗ではあまり目立た多くてもクリスマスグッズなどが売られてはいます。

 

クリスマスグッズ、クリスマス市、イルミネーション、ショーウィンドゥの飾り・・・年間を通して生活の中で一番重要なのはクリスマスです。

クリスマスはキリストが生まれたことを祝うためのもの、ヨーロッパ文化はこのキリスト教なくしては語れません。

クリスマスが来る前に、キリスト教の成り立ちについてここに簡単にまとめます。

 

 

キリスト教なくしてはヨーロッパ文化は語れません。

キリスト教があったからこそ、様々な建築、絵画、音楽等が生まれ、また現在の人々の生活にも大きな影響を与えています。

実際にキリスト教と言っても様々な宗派があるわけですが、ここではあくまでも成り立ちに触れます。

 

キリスト教の世界が少しでも見えてくると、ヨーロッパの街が違って見えてきますし、

教会、修道院、宗教画などがとてもおもしろくなります。

 

キリスト教はユダヤ教から派生したものです。

古代オリエントでは唯一の一神教の民族であるヘブライ民族からユダヤ教は生まれます。

民族的苦難が多く続くことから、ヘブライ人だけが信じれば救われる・・・という排他的な考え方が生まれます。

紀元前13世紀中頃にモーセが神ヤハヴェとの契約を結びます。

紀元前13世紀頃のイスラエルの民がパレスチナに定住し、紀元前1021年に12部族から成り立つイスラエル王国が作られます。

そのイスラエル王国が紀元前922年頃、北と南に分裂し、北イスラエルは紀元前722年アッシリアの滅ぼされ、その時に10部族がなくなります。

その南側がユダ王国となり、首都はエルサレムでした。

 

そのユダ王国も紀元前587年、新バビロニアに滅ぼされ、そのバビロン捕囚約50年の間にイスラエル民族の考え方、言ってみればユダヤ教のベースができました。

紀元前539年にユダ王国の人々はユダヤに帰国を許され、ユダヤ教を発展させていき、エルサレムに再度神殿が作られるわけです。

最初の神殿は紀元前10世紀頃、ソロモン王によって作られ、これが新バビロニアに紀元前587年に破壊され、その後ほぼ同じ場所に再建されることになります。

ユダヤとは、ユダ族が居住していた地方の名前です。

 

旧約聖書は紀元前1000年頃から書き始められているようですが、正式に決定されたのは、紀元後90年頃です。

ただ・・・

ユダヤ教の中では「旧約」と言われていません。

 

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Allerheiligen(万聖節)2020年

一昨日はハロウィンでしたが、今年はコロナ禍なので静かな夜でしたね。

昨日はオーストリア政府が発表した2度目のロックダウンについてまとめましたので、今日は1日遅れとなりましたがAllerheiligenについてです。

 

11月1日はAllerheiligen (アラーハイリゲン)というキリスト教の祭日です。

日本では"祭日"という言葉は1948年以降は使用されなくなっていますが、こちらはキリスト教文化ですからあえて祭日という表現を使います。

Allerheiligenは全ての聖人という直訳で、日本語では"諸聖人の日"とか"万聖節"などと呼んでいます。

 

 

名前の通り全ての聖人に捧げるので、カトリックで聖人に列せられているポピュラーな聖人だけではなく、神以外は知らないその他の聖人や殉教者も対象となります。

ちなみに東方正教会では聖霊降臨祭後の最初の日曜日がAllerheiligenです。

AllerheiligenはカトリックではHochfestと呼ばれる重要な祭日となります。

たくさんの地元の人達が墓地に行き、自分の先祖や亡くなった家族のお墓を訪れて祈りを捧げ、ロウソクや花輪などでお墓を飾ります。年間を通して墓地が最も華やかで活気がある日となります。

ウィーンでも中央墓地を始め多くの墓地が外側にあり、それぞれの墓地が賑わっています。

 

 

 

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ハロウィン習慣(2020年)

オーストリアはキリスト教ローマカトリックが全体の80%以上と圧倒的にカトリックの国です。

これはハプスブルグ家がカトリックをずっと守って来たことも影響していると思われます。

明日の11月1日はそのカトリックの重要なAllerheiligen(アラーハイリゲン)という祝日で、日本で言うとお盆にあたります。

その前日の今日はハロウィンですが、ここ数年でハロウィン習慣がオーストリアにもかなり広がってきています。

 

 

オーストリアでは少なくとも1/4がハロウィン習慣を祝うようです。

オーストリアの全人口が890万ですから、200万人以上の人ということになりますね。

特に若い世代に支持されているようで、アメリカから来たハロウィン習慣・・・でも元はケルト文化から・・・つまりヨーロッパなので、それが精神的にも受け入れられているようです。

15歳~29歳の半数はハロウィンを祝うということです。

自分がハロウィン習慣に仮装したりせず、特に何もしなくても2/3は子供達が仮装して家にやって来るとお菓子を渡しているようです。

子供達が来ても彼らを追い返す人達は7%ということです。

 

33%の人がハロウィンカボチャを飾り、30%の人がプライベートのハロウィンパーティーに行き、26%の人がレストランなどでハロウィンパーティーをし、22%の大人、70%以上の子供達がハロウィン仮装をするということです。

 

さて、200万人以上がハロウィン習慣を楽しむわけですので、それに伴っての経済効果もかなり大きいものがあります。

魔女、悪魔、吸血鬼、血が付いた看護婦などの定番なコスチュームをはじめ、多くのコスチュームが売られ、また飴のようなお菓子など・・・WKO(オーストリア連邦産業院)によれば42.000.000ユーロも毎年支出しているそうです。

今年はもっと多いということになっていて、ウィーン全体ではハロウィン関係の物に、1人平均21ユーロ支出するという計算になっています。

ウィーンの3人に1人の割合で、ハロウィン関係の物を買うようです。

 

 

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8月15日はマリア被昇天(2020年)

8月も半ばになり休暇シーズンも終わりに近づいています。

今年は新型コロナウィルスの影響でオーストリア国内で休暇を過ごす人が多いですね。

日本でも御盆に帰省することに対して色々言われていると思います。

さて、今日8月15日はマリア被昇天の日で祝日です。

今年は土曜日がマリア被昇天となるため祝日の恩恵がありません。

 

イエス・キリストを身ごもった聖母マリアにもお決まりのエピソードが存在しています。

ナザレの町にヨアキムという、イスラエルの古い部族の血をひく裕福な男性がいて、彼の悩みは結婚して20年にもなるのに子供がいないことでした。信仰心が厚い彼は、子供がいないという理由で神殿の犠牲の捧げものを祭司から拒否されてしまいます。子供がいない者は、神の民を増やせないので資格がないという理由です。また、妻のアンナも子供がいないという同じ悲しみに暮れていました。

ある日、天使がアンナのもとに現れて、「神はあなた達の願いを聞きとげて下さった、しかも世界中に知られることになる人を身ごもったのです」というお告げがありました。その後9ヶ月後に高齢であったアンナは無事に出産し、"マリア"と名付けられました。

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Fronleichnam(聖体祭)2020年

こちらは9月から新年度が始まりますので、もう年度末ということになりますね。

夏至に向かって日がもう少し長くなり、休暇シーズンがそこまで来ています。

今年は新型コロナウィルスのおかげでオーストリア国内で休暇を過ごそうという人が多いようです。

 

さて、今日はFronleichnam(フローンライヒナーム)というキリスト教関係の祝日です。

 

Fronleichnamは日本語では聖体祭とか聖体の祝日とも言われ、カトリックの大事な祝日です。

"聖体"ですからイエス・キリストの体と血の儀式です。

ドイツ語でFronleichnam(フローンライヒナーム)と言いますが、この表現は中世ドイツ語の

"vrône lîcham für ‚des Herren Leib"から派生したということです。

Fronleichnamは復活祭の日曜日の次の日を1日目と数えて60日目にあたり、三位一体の主日(聖霊降臨祭の次の日曜日)の後の木曜日となります。

Pfingsten (聖霊降臨祭)の月曜日が終わり、次の日の火曜日から数えて10日目になります。

今年は4月12日が復活祭、5月31日が聖霊降臨祭の日曜日でしたので、今日6月11日が聖体祭になるわけです。

 

聖体祭は毎回木曜日となるわけですから、磔になる前の緑の木曜日と、その日の最後の晩餐に行われる聖体の秘蹟と結び付けられています。

 

毎年、3月~6月はキリスト教関係の祝日が多くあります。謝肉祭四旬節が過ぎると復活祭がやってきます。

その後は、キリスト昇天祭聖霊降臨祭、そして今日の聖体祭というわけです。

 

 

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Pfingsten(聖霊降臨祭)2020年

先週5月最後の週は雨が多く降ったり、晴れて青空が広がったりと不安定な天気でした。

早いもので今日から6月ですね。

日が夏至に向かってもう少し長くなり、開放的な空気が漂うウィーンの街です。

 

さて、昨日5月31日はPfingsten(プフィングステン)という祝日でした。

もっとも昨日は日曜日でもありましたが。

 

Pfingsten(プフィングステン)は聖霊降臨祭、ペンテコステとも呼ばれ、イエスが復活し、その40日後にイエスは天に昇天、その10日後に再びイエスは弟子達の前に現れて様々な言語を伝えるという出来事があったことを祝う祭日です。

日本では"祭日"という表現は昭和23年、1948年に"国民の祝日に関する法律"が施行されてなくなり全て"祝日"となっていますが、こちらでは宗教的行事ですので祭日と表現してもいいでしょう。

今年の復活祭が4月12日、その後キリスト昇天祭が5月21日、その10日後の昨日が聖霊降臨祭ということになります。

 

弟子たちが集まっていると、突然天から炎のような舌が現れ、1人1人の上に止まります。

すると弟子たちは精霊に満たされて、様々な国の言語を話し始めた・・・ということです。

これは新約聖書の"使徒言行録"の2章1節以降に見られます。

紀元後130年にはキリストのお祭りとしてすでに存在していたようです。

 

ペンテコステはギリシャ語で"50番目の日"を意味するペンテーコステーに由来しています。

これはユダヤ教においての過ぎ越しの祭りから50日後に祝われる"シャブオット"のギリシャ語訳ということです。

シャブオットはもともと春の収穫に感謝する農業祭でした。

復活祭もそうですが、ユダヤ教のお祭りをここでもキリスト教は受け継いでいたわけです。

 

昨日の日曜日(Pfingstsonntag)と今日の月曜日(Pfingstmontag)はお休みです。

 

 

 

 

 

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Christi Himmelfahrt (キリスト昇天)2020年

ヨーロッパ文化はキリスト教なくしては語れません。

キリスト教が根付いたことから、絵画、音楽、建築などの分野が大きく発展していくことになったので、ヨーロッパ文化を知る上ではキリスト教は重要です。

 

今日2020年5月21日はキリスト昇天の日で祝日です。

キリスト昇天祭とよく言われています。

こちらでは明日の金曜日も休みを取って、長い週末を楽しむ人が多いと思います。

キリスト昇天祭は移動祝日で、復活祭がいつになるかによって決まります。

 

キリスト教はユダヤ教から派生するわけですが、ユダヤ教に新しい風を吹き込んだのがイエス・キリストでした。

キリストは紀元前4年頃生まれたとされています。

 

ユダヤ教の中でも絶望感が漂い、救世主の登場が待ち望まれていました。

そのイエスが救世主(メシア)として、民衆達を導いていきます。

使徒を始め様々な支持者がいた反面、古代ローマ帝国に反逆を企てる人物だと見なされて、結局捕らえられ、磔の判断を下されます。この磔の前日の木曜日がいわゆる後の人が名付けた「最後の晩餐」です。

金曜日の午前中に磔にされ、その日の午後15:00ぐらいにはこの世を去ったとされ、翌々日の日曜日に復活することから必ず復活祭は日曜日です。

今年2020年の復活祭(OSTERN)は4月12日でした。

地上で40日間魂として生きたイエスは天に昇天します。

これが今日であるキリスト昇天祭です。

 

 

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Osterei(復活祭たまご・・・イースターエッグ)はなぜカラフルなの?

昨日の4月12日は復活祭でした。

次の日今日もOstermontag・・・復活祭の月曜日もお休みです。

ドイツ語で復活祭はOstern(オステルン)と言いますが、厳密には"復活祭"という訳ではありません。

この復活祭の時期には至る所にたまご(イースターエッグ)、うさぎ、ネコヤナギが飾られているのが見られます。

これは復活祭の3大シンボルでしょう。

イースターエッグは色々工夫を凝らし、色が塗られていたり、素敵な絵が描かれていたりと色々なスタイルがあります。

どうしてたまごには色が塗られるのでしょうか?

 

これは四旬節(Fastenzeit)と密接な関係があります。

このFastenzeitの期間、クリスチャン達は卵も食べてはいけませんでした。

そのため、卵が長持ちするようにと、女性たちは卵をゆでて、ゆでたまごにしたわけです。

 

生たまごとゆでたまごは、見た目だけではわかりませんので、卵をゆでる時に、生卵と区別するために、ゆでると色落ちする植物を同時にお湯の中に入れて、卵に色をつけたのが始まりです。

やがて時と共に自然界からのもので卵に色々な色をつけることができるようになりました。

      

当時のキリスト教の習慣で、復活祭前日の土曜日だけ、Osterei(イースターエッグ)に色をつけました。

その色付けした卵を飾り付けしたバスケットに入れて、次の日の復活祭日曜日に教会に奉納しました。

教会儀式が終わった後、大人達がその奉納された色つきたまごを隠し、それを子供達が見つけるというわけです。

大人達は子供達に最初に赤いたまごを見つけて欲しい・・・という希望を持っていました。赤は幸運をもたらすからです。

それが赤ではなく、青だったらしばらく不運が続くとされていました。

 

そんなことから、現在でもこの時期には、大人が色つきたまごを庭などに隠し、子供達がそれを見つける・・・という習慣があります。

 

復活祭の象徴のひとつであるイースターエッグには色が付けられているだけではなく、美しい絵が描かれているようなものなどオリジナリティー溢れる物も多く登場しますので、それを見るだけでも復活祭を意識できます。

 

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OSTERN(復活祭)2020年

今日4月12日はOSTERN(オステルン)・・・いわゆる復活祭です。

イエス・キリストが復活したことを祝うことから「復活祭」と呼ばれていますが、ドイツ語では"OSTERN"(オステルン)と言います。

このOSTERNがイエス・キリストの復活を祝うことから日本語では"復活祭"と訳されているだけなので、厳密には正しい訳ではありません。

イエス・キリストが復活することをドイツ語ではAuferstehung(アウフエアシュテーウング)という言葉が使われます。

 

 

謝肉祭が終わり四旬節に入ると、復活祭を思わせるデコレーションが街中にいっぱい登場します。

シェーンブルン宮殿の復活祭市やFreyungの復活祭市なども本来であれば盛況を見せているはずですが、今年は新型コロナウィルスの影響で中止となっています。

4月6日からの週はOsterferien(オスターフェーリエン)・・・イースター休暇なので学校もお休みですから家族連れで出かける方が多いはずですが、今年は自宅で祝うことになります。

クリスマスの時にはChristkind(クリストキント)がプレゼントを持って来るわけですが、復活祭の時はシンボルのひとつであるOsterhase(オスターハーゼ)・・・復活祭のうさぎがたまごと同様に子供達にプレゼントを持って来る習慣があります。

 

生活の中では年間を通してクリスマスが一番重要な行事だと思いますが、宗教的には復活祭が一番重要です。

 

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復活祭時期に見られる3つのシンボル

復活祭まであと1週間を切りました。

今年は復活祭が4月12日で、去年の4月21日と比べると早いです。

本来この時期は復活祭の空気を楽しんで、別の意味での活気が感じられますが、今年は新型コロナウィルスの影響で静かな、家庭で個々に祝う復活祭となりますね。

 

復活祭はドイツ語ではOSTERN(オステルン)と言いますが、これは厳密にキリストが復活したことを表す言葉ではありません。

OSTERNについては復活祭当日に取り上げますが、地元の生活の中ではキリストが復活することを祝うよりも、春の訪れを祝う空気の方が強いと思います。

この復活祭シーズンに頻繁に見られる代表的なシンボルを3つ紹介しましょう。

 


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灰の水曜日と四旬節(2020年)

昨日2月25日は謝肉祭の火曜日で今日から四旬節に入ります。

四旬節初日の今日水曜日は"灰の水曜日"と呼ばれ、ドイツ語ではAschermittwoch(アッシャーミットヴォッホ)と呼ばれています。

灰の水曜日は復活祭から日曜日を除いて40日間遡った日ということになっていますので、今年の場合は復活祭が4月12日ですから、今日の2月26日が灰の水曜日となります。

 

四旬節はドイツ語ではFastenzeit(ファステンツァイト)と呼ばれています。

今日はこの2つのことについて少しまとめましょう。


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Fasching (ファッシング)・・・謝肉祭(2020年)

今日2月25日は謝肉祭のクライマックスである火曜日で、早いもので今年も明日から四旬節に入ります。

今年は復活祭が4月12日となり、去年は4月21日でしたから謝肉祭も去年より9日ほど早くなるわけです。

"謝肉祭"という言葉は日本でも知られていますが今年もこの時期に謝肉祭について簡単にまとめてみます。

 

謝肉祭はドイツ語ではFasching (ファッシング)と呼ばれキリスト教の重要な習慣です。

Fasching(謝肉祭)はFastenzeit (ファステンツァイト・・・日本語で四旬節)の前です。

四旬節は灰の水曜日(Aschermittwoch)からイエス・キリストが磔になりその後復活する前日までの時期で、伝統的には食事の節制、祝宴などの自制をし、祈り・断食・慈善が基本となります。

 

灰の水曜日は復活祭から日曜日を除いて40日間遡った日ということになっていますので、今年の場合は復活祭が4月12日ですから、2月26日が灰の水曜日となり、その前日2月25日が"Faschingsdienstag"という謝肉祭の火曜日で謝肉祭のクライマックス・・・つまり今日というわけです。

   

40日間というのはイエスが荒野で断食をした長さで、紀元600年頃にどうやらローマ教皇グレゴリウス1世が復活祭前の断食時間を定めたようです。

そのため謝肉祭は厳粛な時がやってくるのでそれに伴って断食を・・・その前にバカ騒ぎをしようじゃないか・・という意味があるわけです。

 

昨日は"Faschingskrapfen"(ファッシングスクラプフェン)を話題にしました。

 

 

多くの店やレストランなどではちょっとした飾り付けをしますし、特に謝肉祭の最終火曜日は仮装して仕事をする人も多く、謝肉祭シーズンには多くの幼稚園や小学校でもちょっとしたパーティーがあり、子供達が仮装して幼稚園や学校に行きます。

仮装用のグッズもたくさん売られていますので、既製品で済ませる家庭も多いですが、手作りでという人ももちろん多いです。

 

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この時期は "Faschingskrapfen"(ファッシングスクラプフェン)

国立オペラ座の舞踏会も今週の木曜日に終わり、週明けの火曜日がFaschingsdienstag・・・謝肉祭のクライマックスです。

謝肉祭はイエス・キリストが磔になり、そして復活するまでの厳粛な時がやってくるのでそれに伴って断食を・・・その前にバカ騒ぎをしようじゃないか・・・という意味があるわけです。

 

場所によっては昨日の11月11日11時11分から謝肉祭が始まるという習慣もありますが、これは19世紀以降に生まれた習慣です。

実際にウィーンで生活をしていると1月6日の聖三王の日が過ぎるまではあまり謝肉祭という雰囲気にはなりません。

 

このFaschingnの時期には"Faschingskrapfen"(ファッシングスクラプフェン)を食べる習慣があります。

Krapfenとは日本的に言えばドーナッツですが、真ん中に穴が空いている定番なドーナッツとは違っています。

むしろ形的にはあんドーナッツに近いのではないでしょうか?

"Faschingskrapfen"ですから謝肉祭ドーナッツとなるわけで、名前の通り謝肉祭時期に食べるものということですね。

 

Krapfen(クラプフェン)という名前はほぼ中世の頃から来たというのが定説で、当時は今のKipferl(いわゆるクロワッサン)の形をしたものがありました。

これを当時Krallenとも呼ばれ、Krallenは"かぎづめ"という意味があります。

このKralleが当時"Chrapho" とか "Krapfe" という呼び方をされていました。

この形は寒い時期に悪い魔女や幽霊から人間を守るための意味がありました。

しかし、どの地域からどのようにして一番最初のKrapfenが生まれたかはハッキリとはしていませんが、いくつかの説があります。

 

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聖燭祭 (Marialichtmess)

昨日も一昨日と同様、春の陽気だったウィーンです。

太陽の下だと20℃ぐらいありましたからね。

開放的な空気が街中に漂い、半袖で歩いている人もいました。

 

さて、今日は"聖燭祭"という日本ではもしかしたらあまりポピュラーではないお話です。

 

聖燭祭とはこちらでは多くの人が"Marialichtmess"(マリアリヒトメス)と呼んでいて、毎年今日の2月2日です。

イエスが生まれた後40日後、マリアとヨゼフは律法の定めに従ってイエスをエルサレム神殿に連れて来て、産後の汚れの清めの式を受け、イエスを神に捧げます。

そのためクリスマスの習慣は今日を持って終わるという考え方が普及していて、例えば地域によっては今日クリスマスツリーを燃やす所もあります。

(うちはもう1月の3週目に片付けました)

またこの日は教会の日々の使用に供される蝋燭一年分が教会で聖別される・・・"聖燭祭"というわけですね。

 

今日2月2日はイエス・キリストが聖母マリアとナザレのヨセフによって神殿に連れて来られた際の出来事を記憶して祝うというもので、エルサレムでは5世紀、ローマでは7世紀に祝われるようになったということです。

またヨーロッパでは古くからあった習慣のひとつで、立春の始まりでもあります。

農家では冬が終わって、また今日から春の畑仕事が始まるという区切りの日、また1年の利子や貸しを返す日であり、使用人達もこの日に給料を払ってもらえました。

立春・・・そういった区切りの日であるわけです。

日本での今年2020年の立春は2月4日ですね。

 

 

 

 

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Heilige Drei Könige (聖三王)の祝日(2020年)

今日1月6日は"Heilige Drei Könige" (ハイリゲ・ドライ・ケーニゲ)というキリスト教の祭日です。

日本では"祭日"という表現はもう存在せず、現在では全て"祝日"と表現しますが、聖三王のこの日はキリスト教の宗教儀礼上の休日なので祭日と呼んでもでもいいのかなと思います。

heilig・・・聖なる、drei・・・3、Könige・・・王様達という日本語訳ですから"聖三王"となりますが、よく習慣的に東方三博士、東方三賢者とも言われています。

 

イエス・キリストが誕生したのでイエス・キリストを拝むために東から星に導かれて三学者(三賢者、三博士)がベツレヘムにやって来る・・・というよく知られた話です。

そのためクリスマス習慣はこの日までは続くわけで、クリスマスツリーやイルミネーションなどもカレンダーでのクリスマスが終わっても、年を越して今日までは飾っておく習慣になっています。

 

新約聖書のマタイ書では「イエス・キリストが生まれ、ベツレヘムからの星に導かれて東からやって来る学者」としか書かれていません。
つまり人数なども書かれていないわけです。

 

しかしすでに3世紀ぐらいから「人数」と「王様」で登場していたようで、6世紀初頭にはそれぞれの名前も与えられたようです。

 

それぞれの名前と彼らがイエスに捧げる物は以下の通りです。この3人は大陸の象徴でもあります。

 

 

カスパール (アジアを象徴)

 

没薬を渡し、将来の受難の死を意味する老人の姿で登場

 

 

 

メルキオール (ヨーロッパを象徴)

 

黄金を渡し、王権を意味し、青年の姿で登場

 

 

 

バルタザール (アフリカを象徴)

 

乳香を渡し、神性を象徴し、普通は黒人で壮年の姿で登場

 

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クリスマスツリーを飾る習慣について

ウィーンの街中には多くのクリスマスツリーを売る業者が見られます。

この時こそは彼らが主役と言わんばかりにこの時期の風物詩となっています。

 

クリスマスツリーのもみの木はこちらでは"Christbaum" (クリストバウム)と呼ばれていて、本物のもみの木にちゃんと装飾をして飾る習慣があります。

そもそも、"本物のもみの木"という表現がこちらの人からすると滑稽だと思います。

おもちゃのツリーを飾る習慣はないからです。

生活の中では年間を通して一番重要な行事がクリスマスです。

(宗教的には復活祭ですが)

 

ところでなぜクリスマスにもみの木を飾るのでしょうか?

 

まずクリスマスの習慣を参照して下さい。

ここで書いている通り、以下3つの大きなお祭りがクリスマスのベースとなっています。

 

その多神教の中での太陽神ミュトラスを信仰するミトラ教はとても重要で、太陽神の誕生を祝う冬至祭が12月25日であったこと。

 

農耕の神サトゥルヌスを崇め、豊穣を祈願するお祭りのサトゥルナーリア祭、これは紀元前217年頃からあったとされています。

 

北欧のユールの祭りからも影響を受けています。

北欧においてもケルト、ゲルマンが信仰していた神々やその風習が取り入れられ、 収穫の感謝と太陽の復活を祝う冬至のお祭りがありました。

 

 

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Maria Empfängnis (2019年)・・・無原罪の御宿りであり 受胎告知ではありません

この時期のウィーンの主役はクリスマスです。

年間を通してクリスマスが一番重要なイヴェントがある12月にはそれ以外にも重要な日がいくつかあります。

12月1日がアドヴェントの第1日曜日となり、Adventskranzに1本目のロウソクが灯されました。

今日はアドヴェントの第2日曜日なので2本目のロウソクを灯します。

一昨日の12月6日は地元で重要なニコロ(聖ニコラウス)の日であり、ウィーンの幼稚園や学校にはニコロが登場しました。

今日12月8日は"Maria Empfängnis" (マリアエンプフェングニス)という祝日です。

 

Maira Empfängnis・・・マリア・迎える・・・というこのドイツ語の表現から、マリアがイエスを授かった・・・つまり受胎告知の日だと思われている方がまだまだ多いですが、受胎告知とは全く違う祝日です。

 

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Allerheiligen(万聖節)2019年

昨日はハロウィンで、家にも多くの子供達が仮装をしてやって来ました。

その都度対応するのが面倒なので、あらかじめ玄関前にお菓子を入れた箱を置き、子供達が勝手に持っていけるようにしました。

オーストリアではハロウィンを祝う習慣が年々増加している傾向です。

 

さて、今日11月1日はAllerheiligen (アラーハイリゲン)というキリスト教の祭日です。

日本では"祭日"という言葉は1948年以降は使用されなくなっていますが、こちらはキリスト教文化ですからあえて祭日という表現を使います。

Allerheiligenは全ての聖人という直訳で、日本語では"諸聖人の日"とか"万聖節"などと呼んでいます。

 

 

名前の通り全ての聖人に捧げるので、カトリックで聖人に列せられているポピュラーな聖人だけではなく、神以外は知らないその他の聖人や殉教者も対象となります。

ちなみに東方正教会では聖霊降臨祭後の最初の日曜日がAllerheiligenです。

AllerheiligenはカトリックではHochfestと呼ばれる重要な祭日となります。

今日はたくさんの地元の人達が墓地に行き、自分の先祖や亡くなった家族のお墓を訪れて祈りを捧げ、ロウソクや花輪などでお墓を飾ります。年間を通して墓地が最も華やかで活気がある日となります。

ウィーンでも中央墓地を始め多くの墓地が外側にあり、それぞれの墓地が賑わっています。

 

 

 

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ハロウィン習慣(2019年)

オーストリアはキリスト教ローマカトリックが全体の80%以上と圧倒的にカトリックの国です。

これはハプスブルグ家がカトリックをずっと守って来たことも影響していると思われます。

明日の11月1日はそのカトリックの重要なAllerheiligen(アラーハイリゲン)という祝日で、日本で言うとお盆にあたります。

その前日の今日はハロウィンですが、ここ数年でハロウィン習慣がオーストリアにもかなり広がってきています。

 

 

オーストリアでは少なくとも1/4がハロウィン習慣を祝うようです。

オーストリアの全人口が890万ですから、200万人以上の人ということになりますね。

特に若い世代に支持されているようで、アメリカから来たハロウィン習慣・・・でも元はケルト文化から・・・つまりヨーロッパなので、それが精神的にも受け入れられているようです。

15歳~29歳の半数はハロウィンを祝うということです。

自分がハロウィン習慣に仮装したりせず、特に何もしなくても2/3は子供達が仮装して家にやって来るとお菓子を渡しているようです。

子供達が来ても彼らを追い返す人達は7%ということです。


33%の人がハロウィンカボチャを飾り、30%の人がプライベートのハロウィンパーティーに行き、26%の人がレストランなどでハロウィンパーティーをし、22%の大人、70%以上の子供達がハロウィン仮装をするということです。

 

さて、200万人以上がハロウィン習慣を楽しむわけですので、それに伴っての経済効果もかなり大きいものがあります。

魔女、悪魔、吸血鬼、血が付いた看護婦などの定番なコスチュームをはじめ、多くのコスチュームが売られ、また飴のようなお菓子など・・・WKO(オーストリア連邦産業院)によれば42.000.000ユーロも毎年支出しているそうです。

今年はもっと多いということになっていて、ウィーン全体ではハロウィン関係の物に、1人平均21ユーロ支出するという計算になっています。

ウィーンの3人に1人の割合で、ハロウィン関係の物を買うようです。

 

 

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8月15日はマリア被昇天(2019年)

先週からウィーンを離れてザルツカンマーグートやZell am Seeそしてウィーンに戻って来ました。

ザルツカンマーグートは何回も訪れている所ですし仕事ではありましたが、私の大好きな所ばかりでオーストリアの美しい自然に触れてきました。

さて、今日8月15日はマリア被昇天の日で、祝日です。

 

イエス・キリストを身ごもった聖母マリアにもお決まりのエピソードが存在しています。

ナザレの町にヨアキムという、イスラエルの古い部族の血をひく裕福な男性がいて、彼の悩みは結婚して20年にもなるのに子供がいないことでした。信仰心が厚い彼は、子供がいないという理由で神殿の犠牲の捧げものを祭司から拒否されてしまいます。子供がいない者は、神の民を増やせないので資格がないという理由です。また、妻のアンナも子供がいないという同じ悲しみに暮れていました。

ある日、天使がアンナのもとに現れて、「神はあなた達の願いを聞きとげて下さった、しかも世界中に知られることになる人を身ごもったのです」というお告げがありました。その後9ヶ月後に高齢であったアンナは無事に出産し、"マリア"と名付けられました。

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Fronleichnam(聖体祭)2019年

こちらは9月から新年度が始まりますので、もう年度末ということになりますね。

学校ももうすぐ終わりで、休暇シーズンがそこまで来ています。

そんな空気が感じられる夏のウィーンは開放的でいいですね。

 

さて、今日はFronleichnam(フローンライヒナーム)というキリスト教関係の祝日です。

 

Fronleichnamは日本語では聖体祭とか聖体の祝日とも言われ、カトリックの大事な祝日です。

"聖体"ですからイエス・キリストの体と血の儀式です。

ドイツ語でFronleichnam(フローンライヒナーム)と言いますが、この表現は中世ドイツ語の

"vrône lîcham für ‚des Herren Leib"から派生したということです。

Fronleichnamは復活祭の日曜日の次の日を1日目と数えて60日目にあたり、三位一体の主日(聖霊降臨祭の次の日曜日)の後の木曜日となります。

Pfingsten (聖霊降臨祭)の月曜日が終わり、次の日の火曜日から数えて10日目になります。

今年は4月21日が復活祭、6月9日が聖霊降臨祭の日曜日でしたので、今日20日が聖体祭になるわけです。

 

聖体祭は毎回木曜日となるわけですから、磔になる前の緑の木曜日と、その日の最後の晩餐に行われる聖体の秘蹟と結び付けられています。

 

毎年、3月~6月はキリスト教関係の祝日が多くあります。謝肉祭四旬節が過ぎると復活祭がやってきます。

その後は、キリスト昇天祭聖霊降臨祭、そして今日の聖体祭というわけです。

 

 

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Pfingsten(聖霊降臨祭)2019年

5月は不安定な天気が多く、日中10℃にも達しなかった日がありましたが、6月に入って一挙に夏が到来したウィーンです。

日が夏至に向かってもう少し長くなり、開放的な空気が漂うウィーンの街中を歩くだけで気持ちいいです。

 

さて、今日6月8日はPfingsten(プフィングステン)という祝日です。

 

Pfingsten(プフィングステン)は聖霊降臨祭、ペンテコステとも呼ばれ、イエスが復活し、その40日後にイエスは天に昇天、その10日後に再びイエスは弟子達の前に現れて様々な言語を伝えるという出来事があったことを祝う祭日です。

日本では"祭日"という表現は昭和23年、1948年に"国民の祝日に関する法律"が施行されてなくなり全て"祝日"となっていますが、こちらでは宗教的行事ですので祭日と表現してもいいでしょう。

今年の復活祭が4月21日、その後キリスト昇天祭が5月30日,その10日後の今日が聖霊降臨祭ということになります。

 

弟子たちが集まっていると、突然天から炎のような舌が現れ、1人1人の上に止まります。

すると弟子たちは精霊に満たされて、様々な国の言語を話し始めた・・・ということです。

これは新約聖書の"使徒言行録"の2章1節以降に見られます。

紀元後130年にはキリストのお祭りとしてすでに存在していたようです。

 

ペンテコステはギリシャ語で"50番目の日"を意味するペンテーコステーに由来しています。

これはユダヤ教においての過ぎ越しの祭りから50日後に祝われる"シャブオット"のギリシャ語訳ということです。

シャブオットはもともと春の収穫に感謝する農業祭でした。

復活祭もそうですが、ユダヤ教のお祭りをここでもキリスト教は受け継いでいたわけです。

 

こちらでは今日の日曜日(Pfingstsonntag)と明日の月曜日(Pfingstmontag)はお休みです。

 

写真はメルク修道院の教会です。

 

 

 

 

 

 

 

 

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Christi Himmelfahrt (キリスト昇天)2019年

ヨーロッパ文化はキリスト教なくしては語れません。

キリスト教が根付いたことから、絵画、音楽、建築などの分野が大きく発展していくことになったので、ヨーロッパ文化を知る上ではキリスト教は重要です。

 

今日2019年5月30日はキリスト昇天の日で祝日です。

キリスト昇天祭とよく言われています。

こちらでは明日の金曜日も休みを取って、長い週末を楽しむ人が多いと思います。

キリスト昇天祭は移動祝日で、復活祭がいつになるかによって決まります。

 

キリスト教はユダヤ教から派生するわけですが、ユダヤ教に新しい風を吹き込んだのがイエス・キリストでした。

キリストは紀元前4年頃生まれたとされています。

 

ユダヤ教の中でも絶望感が漂い、救世主の登場が待ち望まれていました。

そのイエスが救世主(メシア)として、民衆達を導いていきます。

使徒を始め様々な支持者がいた反面、古代ローマ帝国に反逆を企てる人物だと見なされて、結局捕らえられ、磔の判断を下されます。この磔の前日の木曜日がいわゆる後の人が名付けた「最後の晩餐」です。

金曜日の午前中に磔にされ、その日の午後15:00ぐらいにはこの世を去ったとされ、翌々日の日曜日に復活することから必ず復活祭は日曜日です。

今年2019年の復活祭(OSTERN)は4月21日でした。

地上で40日間魂として生きたイエスは天に昇天します。

これが今日であるキリスト昇天祭です。

 

 

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Orthodoxe Kirche (正教会)の割合

オーストリアはキリスト教ローマカトリックが国内全体の80%を下りません。

これはヨーロッパで一番長く続いたハプスブルグ家がカトリックを守って来たことにも大きな関係があるでしょう。

ローマカトリックはかなりの矛盾を修正し、教理を作り上げて現在に至っていますが、絵画、建築、音楽などの分野で素晴らしいものを生み出しています。

でもキリスト教の本来の性格はOrthodoxe Kirche と言われる東方正教会が流れを受け継いでいます。

キリスト教の成立も参照して下さい。

 

ローマのコンスタンティヌス帝が313年ミラノ勅令により、キリスト教を公認し、コンスタンティヌス帝はその後まもなくの330年、都をローマから、ビザンティオンに移します。

この街は現在のイスタンブールで、当時コンスタンティノープルと呼ばれました。

 

ここを首都として、更にキリスト教が発展をしていき、392年には、テオドシウス帝はキリスト教をローマ帝国の国教とします。395年、ローマ帝国が西と東に分裂し、西ローマ帝国は476年、ゲルマン民族によって崩壊しますが、東ローマ帝国は、オスマントルコにやられる1453年まで、1000年以上も続き、ある意味では正統にキリスト教を守っていきました。

昔の名称ビザティオンから東ローマ帝国は、ビザンティン帝国とも言われますね。

 

なのでそこからの基本となるキリスト教は東方教会、俗にオーソドクスと呼ばれ、現在のギリシャ正教に通じる流れが形成され、いわゆる正統派としてキリスト教の習慣を受け継いでいるわけです。

 

今日はこの正教会がどのくらい分布しているかをちょっと見てみましょう。

 

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OSTERN(復活祭)2019年

今日4月21日はOSTERN(オステルン)・・・復活祭です。

イエス・キリストが復活したことを祝うことから「復活祭」と呼ばれていますが、ドイツ語では"OSTERN"(オステルン)と言います。

このOSTERNがイエス・キリストの復活を祝うことから日本語では"復活祭"と訳されているだけなので、厳密には正しい訳ではありません。

イエス・キリストが復活することをドイツ語ではAuferstehung(アウフエアシュテーウング)という言葉が使われます。

 

 

謝肉祭が終わり四旬節に入ると、復活祭を思わせるデコレーションが街中にいっぱい登場します。

シェーンブルン宮殿の復活祭市Freyungの復活祭市なども例年通り盛況を見せ、4月15日からの週はOsterferien(オスターフェーリエン)・・・イースター休暇なので学校もお休みですから家族連れで出かける方が多いです。

クリスマスの時にはChristkind(クリストキント)がプレゼントを持って来るわけですが、復活祭の時はシンボルのひとつであるOsterhase(オスターハーゼ)・・・復活祭のうさぎがたまごと同様に子供達にプレゼントを持って来る習慣があります。

 

生活の中では年間を通してクリスマスが一番重要な行事だと思いますが、宗教的には復活祭が一番重要です。

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Osterei(復活祭たまご・・・イースターエッグ)はなぜカラフルか?

まもなく復活祭です。

今年の復活祭は4月21日ですから、今週の日曜日です。

ドイツ語ではOstern(オステルン)と言いますが、厳密には"復活祭"という訳ではありません。

この時期には至る所にたまご(イースターエッグ)、うさぎ、ネコヤナギが飾られているのが見られます。

これは復活祭の3大シンボルでしょう。

イースターエッグは色々工夫を凝らし、色が塗られていたり、素敵な絵が描かれていたりと色々なスタイルがあります。

どうしてたまごには色が塗られるのでしょうか?

 


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復活祭時期に見られる3つのシンボル

復活祭まであと1週間程となりました。

今年は復活祭が4月21日と去年よりも約3週間遅いので、復活祭市なども遅く始まりました。

Freyungシェーンブルン宮殿などには復活祭市が見られ、復活祭の空気をさらに盛り上げてくれます。

街中を歩けば復活祭を感じさせる装飾が多く見られます。

 

復活祭はドイツ語ではOSTERN(オステルン)と言いますが、これは厳密にキリストが復活したことを表す言葉ではありません。

OSTERNについては復活祭当日に取り上げますが、地元の生活の中ではキリストが復活することを祝うよりも、春の訪れを祝う空気の方が強いと思います。

この復活祭シーズンに頻繁に見られる代表的なシンボルを3つ紹介しましょう。

 


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灰の水曜日と四旬節(2019年)

昨日3月5日は謝肉祭の火曜日で今日から四旬節に入ります。

四旬節初日の今日水曜日は"灰の水曜日"と呼ばれ、ドイツ語ではAschermittwoch(アッシャーミットヴォッホ)と呼ばれています。

灰の水曜日は復活祭から日曜日を除いて40日間遡った日ということになっていますので、今年の場合は復活祭が4月21日ですから、今日の3月6日が灰の水曜日となります。

 

四旬節はドイツ語ではFastenzeit(ファステンツァイト)と呼ばれています。

今日はこの2つのことについて少しまとめましょう。


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Fasching (ファッシング)・・・謝肉祭(2019年)

今日3月5日は謝肉祭のクライマックスである火曜日で、早いもので今年も明日から四旬節に入ります。

今年は復活祭が4月21日となり、去年は4月1日でしたから謝肉祭も去年より3週間ほど遅くなるわけです。

"謝肉祭"という言葉は日本でも知られていますが今年もこの時期に謝肉祭について簡単にまとめてみます。

謝肉祭はドイツ語ではFasching (ファッシング)と呼ばれキリスト教の重要な習慣です。

Fasching(謝肉祭)はFastenzeit (ファステンツァイト・・・日本語で四旬節)の前です。

四旬節は灰の水曜日(Aschermittwoch)からイエス・キリストが磔になりその後復活する前日までの時期で、伝統的には食事の節制、祝宴などの自制をし、祈り・断食・慈善が基本となります。

 

灰の水曜日は復活祭から日曜日を除いて40日間遡った日ということになっていますので、今年の場合は復活祭が4月21日ですから、3月6日が灰の水曜日となり、その前日3月5日が"Faschingsdienstag"という謝肉祭の火曜日で謝肉祭のクライマックス・・・つまり今日というわけです。

   

40日間というのはイエスが荒野で断食をした長さで、紀元600年頃にどうやらローマ教皇グレゴリウス1世が復活祭前の断食時間を定めたようです。

そのため謝肉祭は厳粛な時がやってくるのでそれに伴って断食を・・・その前にバカ騒ぎをしようじゃないか・・という意味があるわけです。


多くの店やレストランなどではちょっとした飾り付けをしますし、特に謝肉祭の最終火曜日は仮装して仕事をする人も多く、謝肉祭シーズンには多くの幼稚園や小学校でもちょっとしたパーティーがあり、子供達が仮装して幼稚園や学校に行きます。

 

仮装用のグッズもたくさん売られていますので、既製品で済ませる家庭も多いですが、手作りでという人ももちろん多いです。

 

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Heilige Drei Könige (聖三王)の祝日(2019年)

カレンダーのクリスマスが終わったと思ったら、年末・・・そして新年を迎えてもう1月6日となりました。

時が流れるのは本当に早いですね。

今日1月6日は"Heilige Drei Könige" (ハイリゲ・ドライ・ケーニゲ)というキリスト教の祝日です。

日本では"祭日"という表現はもう存在せず、現在では全て"祝日"と表現しますが、聖三王のこの日はキリスト教の宗教儀礼上の休日なので祭日と呼んでもでもいいのかなと思います。

heilig・・・聖なる、drei・・・3、Könige・・・王様達という日本語訳ですから"聖三王"となりますが、よく習慣的に東方三博士、東方三賢者とも言われています。

 

イエス・キリストが誕生したのでイエス・キリストを拝むために東から星に導かれて三学者(三賢者、三博士)がベツレヘムにやって来る・・・というよく知られた話です。

そのためクリスマス習慣はこの日までは続くわけで、クリスマスツリーやイルミネーションなどもカレンダーでのクリスマスが終わっても、年を越して今日までは飾っておく習慣になっています。

 

新約聖書のマタイ書では「イエス・キリストが生まれ、ベツレヘムからの星に導かれて東からやって来る学者」としか書かれていません。
つまり人数なども書かれていないわけです。

 

しかしすでに3世紀ぐらいから「人数」と「王様」で登場していたようで、6世紀初頭にはそれぞれの名前も与えられたようです。

 

それぞれの名前と彼らがイエスに捧げる物は以下の通りです。この3人は大陸の象徴でもあります。

 

 

カスパール (アジアを象徴)

 

没薬を渡し、将来の受難の死を意味する老人の姿で登場

 

 

 

メルキオール (ヨーロッパを象徴)

 

黄金を渡し、王権を意味し、青年の姿で登場

 

 

 

バルタザール (アフリカを象徴)

 

乳香を渡し、神性を象徴し、普通は黒人で壮年の姿で登場

 

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Maria Empfängnis・・・無原罪の御宿リ(2018年)

この時期のウィーンの主役はクリスマスです。

年間を通してクリスマスが一番重要なイヴェントがある12月にはそれ以外にも重要な日がいくつかあります。

12月2日がアドヴェントの第1日曜日となり、Adventskranzに1本目のロウソクが灯されました。

一昨日の12月6日は地元で重要なニコロ(聖ニコラウス)の日であり、ウィーンの幼稚園や学校にはニコロが登場しました。

今日12月8日は"Maria Empfängnis" (マリアエンプフェングニス)という祝日です。

 

今日12月8日はMaira Empfängnis (マリア・エンプフェングニス)という祝日です。

マリア・迎える・・・というこのドイツ語の表現から、マリアがイエスを授かった・・・つまり受胎告知の日だと思われている方がまだまだ多いですが、受胎告知とは全く違う祝日です。

 

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キリスト教の成立

クリスマスが日に日に近づいています。

ウィーンの街を歩けばそこらじゅうにクリスマスの空気を感じます。

クリスマスグッズ、クリスマス市、イルミネーション、ショーウィンドゥの飾り・・・年間を通して生活の中で一番重要なのはクリスマスです。

街中を歩くだけで心がうきうきしてきますね。

クリスマスはキリストが生まれたことを祝うためのもの、ヨーロッパ文化はこのキリスト教なくしては語れません。

クリスマスの成り立ちの前に、キリスト教の成り立ちについてここに簡単にまとめます。

 

 

キリスト教なくしてはヨーロッパ文化は語れません。

キリスト教があったからこそ、様々な建築、絵画、音楽等が生まれ、また現在の人々の生活にも大きな影響を与えています。

実際にキリスト教と言っても様々な宗派があるわけですが、ここではあくまでも成り立ちに触れます。

 

キリスト教の世界が少しでも見えてくると、ヨーロッパの街が違って見えてきますし、

教会、修道院、宗教画などがとてもおもしろくなります。

 

キリスト教はユダヤ教から派生したものです。

古代オリエントでは唯一の一神教の民族であるヘブライ民族からユダヤ教は生まれます。

民族的苦難が多く続くことから、ヘブライ人だけが信じれば救われる・・・という排他的な考え方が生まれます。

紀元前13世紀中頃にモーセが神ヤハヴェとの契約を結びます。

紀元前13世紀頃のイスラエルの民がパレスチナに定住し、紀元前1021年に12部族から成り立つイスラエル王国が作られます。

そのイスラエル王国が紀元前922年頃、北と南に分裂し、北イスラエルは紀元前722年アッシリアの滅ぼされ、その時に10部族がなくなります。

その南側がユダ王国となり、首都はエルサレムでした。

 

そのユダ王国も紀元前587年、新バビロニアに滅ぼされ、そのバビロン捕囚約50年の間にイスラエル民族の考え方、言ってみればユダヤ教のベースができました。

紀元前539年にユダ王国の人々はユダヤに帰国を許され、ユダヤ教を発展させていき、エルサレムに再度神殿が作られるわけです。

最初の神殿は紀元前10世紀頃、ソロモン王によって作られ、これが新バビロニアに紀元前587年に破壊され、その後ほぼ同じ場所に再建されることになります。

ユダヤとは、ユダ族が居住していた地方の名前です。

 

旧約聖書は紀元前1000年頃から書き始められているようですが、正式に決定されたのは、紀元後90年頃です。

ただ・・・

ユダヤ教の中では「旧約」と言われていません。

 

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Allerheiligen(万聖節)2018年

昨日はハロウィンで、家にも多くの子供達が仮装をしてやって来ました。

その都度対応するのが面倒なので、あらかじめ玄関前にお菓子を入れた箱を置き、子供達が勝手に持っていけるようにしました。

オーストリアではハロウィンを祝う習慣が年々増加している傾向です。

 

さて。今日11月1日はAllerheiligen (アラーハイリゲン)というキリスト教の祭日です。

日本では"祭日"という言葉は1948年以降は使用されなくなっていますが、こちらはキリスト教文化ですからあえて祭日という表現を使います。

Allerheiligenは全ての聖人という直訳で、日本語では"諸聖人の日"とか"万聖節"などと呼んでいます。

 

名前の通り全ての聖人に捧げるので、カトリックで聖人に列せられているポピュラーな聖人だけではなく、神以外は知らないその他の聖人や殉教者も対象となります。

ちなみに東方正教会では聖霊降臨祭後の最初の日曜日がAllerheiligenです。

AllerheiligenはカトリックではHochfestと呼ばれる重要な祭日となります。

今日はたくさんの地元の人達が墓地に行き、自分の先祖や亡くなった家族のお墓を訪れて祈りを捧げ、ロウソクや花輪などでお墓を飾ります。年間を通して墓地が最も華やかで活気がある日となります。

ウィーンでも中央墓地を始め多くの墓地が外側にあり、それぞれの墓地が賑わっています。

 

 

 

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ハロウィンはオーストリアでも増加傾向

オーストリアはキリスト教ローマカトリックが全体の80%以上と圧倒的にカトリックの国です。

これはハプスブルグ家がカトリックをずっと守って来たことも影響していると思われます。

明日の11月1日はそのカトリックの重要なAllerheiligen(アラーハイリゲン)という祝日で、日本で言うとお盆にあたります。

その前日の今日はハロウィンですが、ここ数年でハロウィン習慣がオーストリアにもかなり広がってきています。

 

 

昨日の新聞の記事でオーストリアでのハロウィンについて記載されていました。

それによればオーストリアの1/4がハロウィン習慣を祝うようです。

オーストリアの全人口が880万弱ですから、200万人以上の人ということになりますね。

特に若い世代に支持されているようで、アメリカから来たハロウィン習慣・・・でも元はケルト文化から・・・つまりヨーロッパなので、それが精神的にも受け入れられているようです。

15歳~29歳の半数はハロウィンを祝うということです。

自分がハロウィン習慣に仮装したりせず、特に何もしなくても2/3は子供達が仮装して家にやって来るとお菓子を渡しているようです。

子供達が来ても彼らを追い返す人達は7%ということです。

 

さて、200万人以上がハロウィン習慣を楽しむわけですので、それに伴っての経済効果がかなり大きいものがあります。

魔女、悪魔、吸血鬼、血が付いた看護婦などの定番なコスチュームをはじめ、多くのコスチュームが売られ、また飴のようなお菓子など・・・WKO(オーストリア連邦産業院)によれば42.000.000ユーロも毎年支出しているそうです。

 

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8月15日はマリア被昇天(2018年)

先週からウィーンを離れて、ザルツカンマーグートやオーストリア最高峰のグロースグロックナーが見られる山岳道路を通りハイリゲンブルート、ケルンテン州のヴェルター湖、そしてウィーンに戻って来ました。

何回も訪れている所ですし、仕事ではありましたが、私の大好きな所ばかりで楽しいルートでした。

さて、今日8月15日はマリア被昇天の日で、祝日です。

 

イエス・キリストを身ごもった聖母マリアにもお決まりのエピソードが存在しています。

ナザレの町にヨアキムという、イスラエルの古い部族の血をひく裕福な男性がいて、彼の悩みは結婚して20年にもなるのに子供がいないことでした。信仰心が厚い彼は、子供がいないという理由で神殿の犠牲の捧げものを祭司から拒否されてしまいます。子供がいない者は、神の民を増やせないので資格がないという理由です。また、妻のアンナも子供がいないという同じ悲しみに暮れていました。

ある日、天使がアンナのもとに現れて、「神はあなた達の願いを聞きとげて下さった、しかも世界中に知られることになる人を身ごもったのです」というお告げがありました。その後9ヶ月後に高齢であったアンナは無事に出産し、"マリア"と名付けられました。

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Fronleichnam(聖体祭)2018年

早いもので今日は5月の最後の日です。

5月にもかかわらず連日30℃に達しない夏のような暑さが続き、今日予報では今年初めて30℃を超えることになっています。

その反面Gewitterと言われる雷を伴う一時的な強い雨がオーストリアのどこかで局地的に毎日見られます。

 

さて、今日はFronleichnam(フローンライヒナーム)というキリスト教関係の祝日です。

 

Fronleichnamは日本語では聖体祭とか聖体の祝日とも言われ、カトリックの大事な祝日です。

"聖体"ですからイエス・キリストの体と血の儀式です。

ドイツ語でFronleichnam(フローンライヒナーム)と言いますが、この表現は中世ドイツ語の"vrône lîcham für ‚des Herren Leib"から派生したということです。

Fronleichnamは復活祭の日曜日の次の日を1日目と数えて60日目にあたります。

Pfingsten (聖霊降臨祭)の月曜日が終わり、次の日の火曜日から数えて10日目になります。

今年は4月1日が復活祭、5月20日が聖霊降臨祭の日曜日でしたので、今日が聖体祭になるわけです。

 

聖体祭は毎回木曜日となるわけですから、磔になる前の緑の木曜日と、その日の最後の晩餐に行われる聖体の秘蹟と結び付けられています。

 

毎年、3月~6月はキリスト教関係の祝日が多くあります。謝肉祭四旬節が過ぎると復活祭がやってきます。

その後は、キリスト昇天祭聖霊降臨祭、そして今日の聖体祭というわけです。

 

 

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Pfingsten(聖霊降臨祭)2018年

一昨日まで数日間涼しくなり、にわか雨が降ることもありましたが、また気温が上がり、日中半袖で過ごせる日が続きそうです。

朝はとても気持ちいいです。

 

さて、今日5月20日はPfingsten(プフィングステン)という祝日です。

 

Pfingsten(プフィングステン)は聖霊降臨祭、ペンテコステとも呼ばれ、イエスが復活し、その40日後にイエスは天に昇天、その10日後に再びイエスは弟子達の前に現れて様々な言語を伝えるという出来事があったことを祝う祭日です。

日本では"祭日"という表現は昭和23年、1948年に"国民の祝日に関する法律"が施行されてなくなり全て"祝日"となっていますが、こちらでは宗教的行事ですので祭日と表現してもいいでしょう。

今年の復活祭が4月1日、その後キリスト昇天祭が5月10日,その10日後の今日が聖霊降臨祭ということになります。

 

弟子たちが集まっていると、突然天から炎のような舌が現れ、1人1人の上に止まります。

すると弟子たちは精霊に満たされて、様々な国の言語を話し始めた・・・ということです。

これは新約聖書の"使徒言行録"の2章1節以降に見られます。

紀元後130年にはキリストのお祭りとしてすでに存在していたようです。

 

ペンテコステはギリシャ語で"50番目の日"を意味するペンテーコステーに由来しています。

これはユダヤ教においての過ぎ越しの祭りから50日後に祝われる"シャブオット"のギリシャ語訳ということです。

シャブオットはもともと春の収穫に感謝する農業祭でした。

復活祭もそうですが、ユダヤ教のお祭りをここでもキリスト教は受け継いでいたわけです。

 

こちらでは今日の日曜日(Pfingstsonntag)と明日の月曜日(Pfingstmontag)はお休みです。

 

写真は昨日のシュテファン大聖堂です。

 

 

 

 

 

 

 

 

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Christi Himmelfahrt (キリスト昇天)

ヨーロッパ文化はキリスト教なくしては語れません。

キリスト教が根付いたことから、絵画、音楽、建築などの分野が大きく発展していくことになったので、ヨーロッパ文化を知る上ではキリスト教は重要です。

 

今日2018年5月10日はキリスト昇天の日で祝日です。

キリスト昇天祭とよく言われています。

こちらでは明日の金曜日も休みを取って、長い週末を楽しむ人が多いと思います。

キリスト昇天祭は移動祝日で、復活祭がいつになるかによって決まります。

 

キリスト教はユダヤ教から派生するわけですが、ユダヤ教に新しい風を吹き込んだのがイエス・キリストでした。

キリストは紀元前4年頃生まれたとされています。

 

ユダヤ教の中でも絶望感が漂い、救世主の登場が待ち望まれていました。

 

 

 

そのイエスが救世主(メシア)として、民衆達を導いていきます。

 

使徒を始め様々な支持者がいた反面、古代ローマ帝国に反逆を企てる人物だと見なされて、結局捕らえられ、磔の判断を下されます。この磔の前日の木曜日がいわゆる後の人が名付けた「最後の晩餐」です。

金曜日の午前中に磔にされ、その日の午後15:00ぐらいにはこの世を去ったとされ、

 

翌々日の日曜日に復活することから必ず復活祭は日曜日です。

今年2018年の復活祭(OSTERN)は4月1日でした。

地上で40日間魂として生きたイエスは天に昇天します。

これが今日であるキリスト昇天祭です。

 

 

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OSTERN(復活祭)2018年

イエス・キリストが復活したことを祝うことから「復活祭」と呼ばれていますが、ドイツ語では"OSTERN"(オステルン)と言います。

このOSTERNがイエス・キリストの復活を祝うことから日本語では"復活祭"と訳されているだけなので、厳密には正しい訳ではありません。

イエス・キリストが復活することをドイツ語ではAuferstehung(アウフエアシュテーウング)という言葉が使われます。

 

今日4月1日はOSTERN(オステルン)・・・復活祭です。

去年は4月16日でしたので、今年はかなり早いことになります。

謝肉祭が終わり四旬節に入ると、復活祭を思わせるデコレーションが街中にいっぱい登場します。

シェーンブルン宮殿の復活祭市Freyungの復活祭市なども例年通り盛況を見せ、3月26日からの週はOsterferien(オスターフェーリエン)・・・イースター休暇なので学校もお休みですから家族連れで出かける方が多いです。

クリスマスの時にはChristkind(クリストキント)がプレゼントを持って来るわけですが、復活祭の時はシンボルのひとつであるOsterhase(オスターハーゼ)・・・復活祭のうさぎがたまごと同様に子供達にプレゼントを持って来る習慣があります。

 

生活の中では年間を通してクリスマスが一番重要な行事だと思いますが、宗教的には復活祭が一番重要です。

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Osterei(復活祭たまご・・・イースターエッグ)はなぜカラフルか?

まもなく復活祭です。

今年の復活祭は4月1日ですから、今週の日曜日です。

昨日が後の人が名付けた最後の晩餐で、今日イエスが命を落とすことになります。

ドイツ語ではOstern(オステルン)と言いますが、厳密には"復活祭"という訳ではありません。

この時期には至る所にたまご(イースターエッグ)、うさぎ、ネコヤナギが飾られているのが見られます。

これは復活祭の3大シンボルでしょう。

イースターエッグは色々工夫を凝らし、色が塗られていたり、素敵な絵が描かれていたりと色々なスタイルがあります。

どうしてたまごには色が塗られるのでしょうか?

 


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復活祭に多く見られる3つのシンボル

今年は復活祭が4月1日と去年よりも約2週間早いので、復活祭市なども早く始まりました。

昨日はシェーンブルン宮殿の復活祭市を話題にしました。

街中を歩けば復活祭を感じさせる装飾が多く見られます。

復活祭はドイツ語ではOSTERN(オステルン)と言いますが、これは厳密にキリストが復活したことを表す言葉ではありません。

OSTERNについては別の日に取り上げますが、生活の中ではキリストが復活することを祝うよりも、春の訪れを祝う空気の方が強いと思いことを昨日も書きました。

その復活祭シーズンに頻繁に見られる3つのシンボルを紹介しましょう。

 


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Evangelischer Friedhof Matzleinsdorf(Matzleinsdorfのプロテスタント墓地)

ウィーンの墓地と言えば真っ先に中央墓地が挙げられます。

ここは多くの有名な音楽家が眠っていることや映画「第三の男」のラストシーンの並木道があることで知られ、重要な観光スポットとなっています。

私も年間を通してここにはよく来ます。

中央墓地があまりにも有名なので、観光レベルで見ればウィーンにはこれしか墓地がないような印象を受けますがウィーンも外側に行けばそれぞれの地域に多くの墓地が存在しています。

今日はそんな墓地をひとつ話題にしてみます。

 


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灰の水曜日と四旬節(2018年)

昨日2月13日は謝肉祭の火曜日で今日から四旬節に入ります。

四旬節初日の今日水曜日は"灰の水曜日"と呼ばれ、ドイツ語ではAschermittwoch(アッシャーミットヴォッホ)と呼ばれています。

灰の水曜日は復活祭から日曜日を除いて40日間遡った日ということになっていますので、今年の場合は復活祭が

4月1日ですから、今日の2月14日が灰の水曜日となります。

 

四旬節はドイツ語ではFastenzeit(ファステンツァイト)と呼ばれています。

今日はこの2つのことについて少しまとめておこうと思います。


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Fasching(謝肉祭)2018年

今日2月13日は謝肉祭のクライマックスである火曜日で、早いもので今年も明日から四旬節に入ります。

今年は復活祭が4月1日となり、去年は4月16日でしたから謝肉祭も去年より2週間ほど早いです。

"謝肉祭"という言葉は日本でも知られていますが今年もこの時期に謝肉祭について簡単にまとめてみます。

 

謝肉祭はドイツ語ではFasching (ファッシング)と呼ばれキリスト教の重要な習慣です。

Fasching(謝肉祭)はFastenzeit (ファステンツァイト・・・日本語で四旬節)の前です。

四旬節は灰の水曜日(Aschermittwoch)からイエス・キリストが磔になりその後復活する前日までの時期で、伝統的には食事の節制、祝宴などの自制をし、祈り・断食・慈善が基本となります。

 

灰の水曜日は復活祭から日曜日を除いて40日間遡った日ということになっていますので、今年の場合は復活祭が

4月1日ですから、2月14日が灰の水曜日となり、その前日2月13日が"Faschingsdienstag"という謝肉祭の火曜日で謝肉祭のクライマックス・・・つまり今日というわけです。

 

40日間というのはイエスが荒野で断食をした長さで、紀元600年頃にどうやらローマ教皇グレゴリウス1世が復活祭前の断食時間を定めたようです。

そのため謝肉祭は厳粛な時がやってくるのでそれに伴って断食を・・・その前にバカ騒ぎをしようじゃないか・・という意味があるわけです。

 

多くのレストランなどではちょっとした飾り付けをしますし、特に謝肉祭の最終火曜日は仮装して仕事をする人も多く、謝肉祭シーズンには多くの幼稚園や小学校でもちょっとしたパーティーがあり、子供達が仮装して幼稚園や学校に行きます。

仮装用のグッズもたくさん売られていますので、既製品で済ませる家庭も多いですが、手作りと言う人ももちろん多いです。

 

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Faschingskrapfen(ファッシングスクラプフェン)を食べよう

国立オペラ座の舞踏会も今週の木曜日に終わり、週明けの火曜日がFaschingsdienstag・・・謝肉祭のクライマックスです。

謝肉祭はイエス・キリストが磔になり、そして復活するまでの厳粛な時がやってくるのでそれに伴って断食を・・・その前にバカ騒ぎをしようじゃないか・・・という意味があるわけです。

 

場所によっては昨日の11月11日11時11分から謝肉祭が始まるという習慣もありますが、これは19世紀以降に生まれた習慣です。

実際にウィーンで生活をしていると1月6日の聖三王の日が過ぎるまではあまり謝肉祭という雰囲気にはなりません。

 

このFaschingnの時期には"Faschingskrapfen"を食べる習慣があります。

Krapfenとは日本的に言えばドーナッツですが、真ん中に穴が空いている定番なドーナッツとは違っています。

むしろ形的にはあんドーナッツに近いのではないでしょうか?

"Faschingskrapfen"ですから謝肉祭ドーナッツとなるわけで、名前の通り謝肉祭時期に食べるものということですね。

 

Krapfen(クラプフェン)という名前はほぼ中世の頃から来たというのが定説で、当時は今のKipferl(いわゆるクロワッサン)の形をしたものがありました。

これを当時Krallenとも呼ばれ、Krallenは"かぎづめ"という意味があります。

このKralleが当時"Chrapho" とか "Krapfe" という呼び方をされていました。

この形は寒い時期に悪い魔女や幽霊から人間を守るための意味がありました。

しかし、どの地域からどのようにして一番最初のKrapfenが生まれたかはハッキリとはしていませんが、いくつかの説があります。

 

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Heilige Drei Könige (聖三王)の祝日(2018年)

今日1月6日は"Heilige Drei Könige" (ハイリゲ・ドライ・ケーニゲ)というキリスト教の祭日です。

日本では"祭日"という表現はもう存在せず、現在では全て"祝日"と表現しますが、聖三王のこの日はキリスト教の宗教儀礼上の休日なので祭日と呼んでもでもいいのかなと思います。

heilig・・・聖なる、drei・・・3、Könige・・・王様達という日本語訳ですから"聖三王"となりますが、よく習慣的に東方三博士、東方三賢者とも言われています。

 

イエス・キリストが誕生したのでイエス・キリストを拝むために東から星に導かれて三学者(三賢者、三博士)がベツレヘムにやって来る・・・というよく知られた話です。

そのためクリスマス習慣はこの日までは続くわけで、クリスマスツリーやイルミネーションなどもカレンダーでのクリスマスが終わっても、年を越して今日までは飾っておく習慣になっています。

 

新約聖書のマタイ書では「イエス・キリストが生まれ、ベツレヘムからの星に導かれて東からやって来る学者」としか書かれていません。
つまり人数なども書かれていないわけです。

 

しかしすでに3世紀ぐらいから「人数」と「王様」で登場していたようで、6世紀初頭にはそれぞれの名前も与えられたようです。

 

それぞれの名前と彼らがイエスに捧げる物は以下の通りです。この3人は大陸の象徴でもあります。

 

 

カスパール (アジアを象徴)

 

没薬を渡し、将来の受難の死を意味する老人の姿で登場

 

 

 

メルキオール (ヨーロッパを象徴)

 

黄金を渡し、王権を意味し、青年の姿で登場

 

 

 

バルタザール (アフリカを象徴)

 

乳香を渡し、神性を象徴し、普通は黒人で壮年の姿で登場

 

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Mariaempfängnis・・・無原罪の御宿リ(2017年)

年間を通して生活の中で一番重要な行事はクリスマスでしょうか。(宗教的には復活祭ですが)

クリスマスがあと何日したら来るんだろうとワクワクしながら待つこの時期をアドヴェントと呼んでいますが、クリスマス市が立ち並び、街中のイルミネーションや飾り付けなどクリスマス時期のウィーンはこの時期ならではの空気が流れていて素敵です。

 

さて、一昨日の12月6日は聖ニコラウスの日でしたが、今日は聖母マリアに関する重要な日です。

 

今日12月8日はMaira Empfängnis (マリア・エンプフェングニス)という祝日です。

マリア・迎える・・・というこのドイツ語の表現から、マリアがイエスを授かった・・・つまり受胎告知の日だと思われている方がまだまだ多いですが、受胎告知とは全く違う祝日です。

 

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聖ニコラウスの日(2017年)

今日12月6日はニコロとも呼ばれている聖ニコラウスの日です。

ここオーストリアではクリスマスにプレゼントを持って来るのはサンタクロースではありません。

サンタクロースがプレゼントを持って来るなどと言うと、オーストリアの人はちょっと苦笑いをするでしょう。

ではクリスマスにサンタクロースが登場しないか・・・というとそうではなく、登場はしますがあくまでも空気を盛り上げるクリスマスのサブキャラクター的なイメージがあるので装飾などには見られますが、プレゼントを持って来ることは絶対にありません。

ちなみにこちらではサンタクロースとは言わず、ドイツ語ではWeihnachtsmann(ヴァイナハツマン)と呼ばれています。

これは直訳すれば "クリスマスの男 " ですね。

そのサンタクロースの元の人物は聖ニコラウスです。

 

聖ニコラウスはカトリックの有名な聖人です。

 

ニコラウスは小アジア(現在のトルコ)のMyra の司教であり、だいたい350年ぐらいに亡くなったとされている聖人です。

 

貧しい人達を憐み、助けて、財産を全て貧者に与えたとも言われています。

 

 

<ニコラウスのエピソード>

 

 

よくある有名な彼のエピソードは、年頃3人の娘を持った、貧しい父親の話です。

お金がなかったので、嫁がすこともできなかた・・・そこで娘たちが体を売ってお金を作ろうとした時に、ニコラウスが3日3晩現れ、その家の窓から、もしくは煙突から金貨を投げ込んだとされています。

その金貨がそこにぶら下げられていた靴下の中(もしくは置いてあった靴)に投げ込まれた・・・ということです。

 

サンタクロースからのプレゼントがどこに入るかという、小さい頃によく聞いた話に何か思い当りませんか?!

 

もうひとつのエピソードは、航海中嵐によって難破しそうになった船の上で、船乗り達がニコラウスの名前を呼んだら海の上にニコラウスが現れて、命を救った・・・ということです。

 

 

 

 

 

 

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Allerheiligen(万聖節)2017年

早いもので今日から11月ですね。

ウィーンの街中もクリスマスイルミネーションが取り付けられ始め、市庁舎前もクリスマス市の準備が始まっています。

 

今日11月1日はAllerheiligen(アラーハイリゲン)という祭日です。

ちなみに日本では"祭日"という言葉は1948年以降は使用されなくなっていますが、キリスト教関係の祝日ですからあえて祭日という表現を使います。

 

Allerheiligenは全ての聖人という直訳で、日本語では"諸聖人の日"とか"万聖節"などと呼んでいます。

 

名前の通り全ての聖人に捧げるので、カトリックで聖人に列せられているポピュラーな聖人だけではなく、神以外は知らないその他の聖人や殉教者も対象となります。

ちなみに東方正教会では聖霊降臨祭後の最初の日曜日がAllerheiligenです。

AllerheiligenはカトリックではHochfestと呼ばれる重要な祭日となります。

 

今日はたくさんの地元の人達が墓地に行き、自分の先祖や亡くなった家族のお墓を訪れて祈りを捧げ、ロウソクや花輪などでお墓を飾ります。

年間を通して墓地が最も華やかで活気がある日となります。

 

 

 

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ハロウィンの習慣はオーストリアにある?

オーストリアはキリスト教ローマカトリックが全体の80%以上と圧倒的にカトリックの国です。

これはハプスブルグ家がカトリックをずっと守って来たことも影響していると思われます。

明日の11月1日はそのカトリックの重要なAllerheiligen(アラーハイリゲン)という祝日で、日本で言うとお盆にあたります。

最近この同じ時期にはハロウィンの習慣も見られ、うちにも毎年近所の子供達が何人かでやって来るのでお菓子をあげています。

 

ハロウィンはもともと秋の収穫を祝うと同時に悪霊たちを追い出す古代ケルト人の宗教的な行事が起原とされています。

アイルランド、ケルト習慣で、Allerheiligen(諸聖人の日)の前の晩は「ハロウ・イブ(Hallow Eve)」と呼ばれるキリスト教以前からあった精霊達を祭る夜でした。

これが19世紀に移民によってアメリカに持ち込まれ、ハロウィンとなって現在に至っています。

私はウィーンで生活を始めて25年ぐらいになりますが、当初はハロウィンはほとんど見られなかったと記憶していますが、ここ10年ぐらいから子供達、若者を中心にかなり浸透して来ているんだな・・・と思います。

 

実際にオーストリアではどのくらいハロウィンが普及しているのでしょうか?

数日前に新聞で興味深いデータが掲載されていました。

 

 

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今日はマリア被昇天(2017年)

今日8月15日はマリア被昇天という祭日です。

日本では"祭日"という表現はなくなっていますが、宗教的な祝日ですから祭日でもいいのかなと思います。

昨日の月曜日は平日でしたが週末から続いて昨日も休みを取る方が多かったと思います。

つまりちょっと長い週末ですね。

聖母マリアにもちゃんとエピソードが存在しています。

 

ナザレの町にヨアキムという、イスラエルの古い部族の血をひく裕福な男性がいて、彼の悩みは結婚して20年にもなるのに子供がいないことでした。

信仰心が厚い彼は、子供がいないという理由で神殿の犠牲の捧げものを祭司から拒否されてしまいます。子供がいない者は、神の民を増やせないので資格がないという理由です。

また、妻のアンナも子供がいないという同じ悲しみに暮れていました。

      

ある日、天使がアンナのもとに現れて、「神はあなた達の願いを聞きとげて下さった、しかも世界中に知られることになる人を身ごもったのです」というお告げがありました。

 

その後9ヶ月後に高齢であったアンナは無事に出産し、"マリア"と名付けられました。

 

キリストが天に昇天し、その後10日後に弟子達の前に現れる聖霊降臨祭が過ぎてから使徒達は世界中に散って行きます。

 

その後マリアは12年、もしくはその倍の24年を生きたとされ、マリアも60歳、もしくは70歳を超えていました。

そこへ1人の天使がマリアの前に現れてマリアに死のお告げをします。

そのお告げとは、3日後に臨終が来るということでした。マリアはもう一度使徒達に会いたいと思いました。

この天使はミカエルとされています。

すると、はるばる雲に運ばれて使徒たちがやって来ました。

そして真夜中にはキリストが到来し、キリストの腕に抱かれてマリアの魂は天に昇って行きました。

この時キリストは使徒たちに3日後に再び来ることを告げました。

使徒達はマリアの遺骸を柩に収めて埋葬しました。

約束の3日後、キリストがマリアの墓に現れ、大天使ミカエルがマリアの魂を抱いていて、「母上、よみがえりなさい」とキリストが言いました。

すると、マリアの魂は遺骸に入り、マリアは起き上がって天使たちに伴われて天に昇天して行きました。

       

聖母マリアはキリスト昇天と違って、自らの力ではなく、天使によって天に昇って行ったので、"被昇天"と表現されるわけです。

マリア被昇天は6世紀から存在しているようですが、1950年ローマ教皇ピウス12世によって正式に教義とされました。 

写真はウィーン美術史博物館にあるルーベンスの聖母被昇天です。

 

 

 

聖母マリアについて 1(マリア崇拝)も御覧下さい。

 

 

 

 

 

 

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Fronleichnam (聖体祭 2017年)

毎年3月~6月はキリスト教関係の祭日が多いです。

それは謝肉祭四旬節が過ぎると復活祭がやってきます。

その後は、キリスト昇天祭、聖霊降臨祭、そして今日の聖体祭と続きます。

キリスト教で一番大事な復活祭は今年4月16日でした。

復活祭は移動祝日ですので、それに伴ってその後の祝日も毎年日が違います。

ちなみに日本では"祭日"という言葉はすでに廃止されていて、"祝日"になっていますが、こちらでは宗教的な習慣ですから祭日と表現してもいいでしょう。

今日は休暇前ではキリスト教関係の最後の祭日であるFronleichnam(聖体祭)です。

 

Fronleichnamは日本語では聖体祭とか聖体の祝日とも言われ、カトリックの大事な祝日です。

"聖体"ですからイエス・キリストの体と血の儀式です。

ドイツ語でFronleichnam(フローンライヒナーム)と言いますが、この表現は中世ドイツ語の"vrône lîcham für ‚des Herren Leib"から派生したということです。

Fronleichnamは復活祭の日曜日の次の日を1日目と数えて60日目にあたります。

Pfingsten (聖霊降臨祭)の月曜日が終わり、次の日の火曜日から数えて10日目になります。

今年は4月16日が復活祭、6月4日が聖霊降臨祭の日曜日でしたので、今日が聖体祭になるわけです。

 

聖体祭は毎回木曜日となるわけですから、磔になる前の緑の木曜日と、その日の最後の晩餐に行われる聖体の秘蹟と結び付けられています。

 

 

 

Fronleichnamではミサが重要であり場所によっては外で行われます。

その後はProzessionという宗教行列があります。

これはカトリック教徒達が司祭や助祭が持つ聖体顕示台と共に祈りながら、そして歌いながら行進します。

Fronleichnamは1246年にベルギーの Lüttich司教区から始まったもので、1264年にはローマ教皇ウルバヌス4世によって全教会の祝祭として定められました。

 

ウィーンのシュテファン大聖堂では今日8:30からミサがあり、そのあとProzessionがあり3.000人の参加が見込まれています。

Prozessionの始まりと終わりには北塔にあるオーストリア最大の鐘 "プンメリン"が鳴らされることになっています。

 

 

 

 

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Pfingsten(聖霊降臨祭)2017年

ヨーロッパ文化はキリスト教なくしては語れません。

キリスト教があったからこそ、絵画、音楽、建築など様々な分野が生まれてきました。

一言でキリスト教と言っても学問になってしまう複雑さがあります。

キリスト教には少なくとも2000年の歴史があるわけですから、ある意味では当たり前と言えるかもしれません。

クリスマス復活祭などは重要なキリスト教と結びついた習慣ですね。

今日はそのキリスト教関連のPfingsten(プフィングステン)という祝日です。

 

Pfingsten(プフィングステン)は聖霊降臨祭、ペンテコステとも呼ばれ、イエスが復活し、その40日後にイエスは天に昇天、その10日後に再びイエスは弟子達の前に現れて様々な言語を伝えるという出来事があったことを祝う祭日です。

 

日本では"祭日"という表現はおそらく今でもあると思いますが、昭和23年、1948年に"国民の祝日に関する法律"が施行されて"祭日"はなくなり全て"祝日"となっていますが、ここでは宗教的行事ですので祭日と表現します。

 

 

復活祭が移動祝日(祭日)ですので、聖霊降臨祭も毎年日は違います。

今年2017年に関しては、復活祭は4月16日 (日)でした。その4月16日を1日目と数えて40日後の5月25日(木)がキリスト昇天祭 (Christ Himmelfahrt)でした。

その次の日から数えて10日後が今日である6月4日が聖霊降臨祭 (Pfingsten)です。

 

弟子たちが集まっていると、突然天から炎のような舌が現れ、1人1人の上に止まります。

すると弟子たちは精霊に満たされて、様々な国の言語を話し始めた・・・ということです。

これは新約聖書の"使徒言行録"の2章1節以降に見られます。

紀元後130年にはキリストのお祭りとしてすでに存在していたようです。

 

ペンテコステはギリシャ語で"50番目の日"を意味するペンテーコステーに由来しています。

これはユダヤ教においての過ぎ越しの祭りから50日後に祝われる"シャブオット"のギリシャ語訳ということです。

シャブオットはもともと春の収穫に感謝する農業祭でした。

 

復活祭もそうですが、ユダヤ教のお祭りをここでもキリスト教は受け継いでいたわけです。

 

こちらでは今日の日曜日(Pfingstsonntag)と明日の月曜日(Pfingstmontag)はお休みです。

 

 

 

 

 

 

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なぜ復活祭のたまご(イースターエッグ)に色を塗る?

OSTERN・・復活祭が終わり今日から仕事を始めようという地元の人が多いのではないでしょうか。

学校は今日まで休みで、明日から始まる所が多いと思います。

ウィーンで生活をしているとOSTERN の時期にはうさぎ、たまご、ネコヤナギといったシンボルが至る所に見られ、キリスト復活というよりは春の訪れを祝う空気の方を強く感じます。

 

うちは無宗教ですが、年間を通してこちらの習慣を取り入れて生活を楽しんでいます。

復活祭の時には毎年うちでは義理の母が用意してくれるOSTERSCHINKEN(復活祭ハム)にちゃんとすりおろした西洋わさびをつけて、事前に用意したイースターエッグとパンを必ず食べる習慣となっています。

別にFatenzeitを守っているわけではありません。実際復活祭前の金曜日にも肉を食べましたが、OSTERNは毎年このような習慣です。

うちでも色をつけたたまごを今年も用意しました。

現在ではスーパーなどで色々な種類の色付きたまごが売られていますが、うちは毎年しっかりと色をつけます。

 

ところで、イースターエッグにはなぜ色をつけるのでしょうか?

 

これは四旬節と密接な関係があります。

このFastenzeitの期間、クリスチャン達は卵も食べてはいけませんでした。

そのため、卵が長持ちするようにと、女性たちは卵をゆでて、ゆでたまごにしたわけです。

 

生たまごとゆでたまごは、見た目だけではわかりませんので、卵をゆでる時に、生卵と区別するために、ゆでると色落ちする植物を同時にお湯の中に入れて、卵に色をつけたのが始まりです。

やがて時と共に自然界からのもので卵に色々な色をつけることができるようになりました。

      

当時のキリスト教の習慣で、復活祭前日の土曜日だけ、Osterei(イースターエッグ)に色をつけました。

その色付けした卵を飾り付けしたバスケットに入れて、次の日の復活祭日曜日に教会に奉納しました。

教会儀式が終わった後、大人達がその奉納された色つきたまごを隠し、それを子供達が見つけるというわけです。

大人達は子供達に最初に赤いたまごを見つけて欲しい・・・という希望を持っていました。赤は幸運をもたらすからです。

それが赤ではなく、青だったらしばらく不運が続くとされていました。

 

そんなことから、現在でもこの時期には、大人が色つきたまごを庭などに隠し、子供達がそれを見つける・・・という習慣があります。

 

復活祭の象徴のひとつであるイースターエッグには色が付けられているだけではなく、美しい絵が描かれているようなものなどオリジナリティー溢れる物も多く登場しますので、それを見るだけでも復活祭を意識できます。

 

 

 

 

 

 

 

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今日は復活祭(OSTERN)2017年

今日4月16日はOstern(オステルン)・・・復活祭です。

去年は3月27日とかなり早い復活祭でしたが、今年は遅めです。

謝肉祭が終わり四旬節に入ると、復活祭を思わせるデコレーションが街中にいっぱい登場します。

4月に入るとシェーンブルン宮殿の復活祭市Freyungの復活祭市なども例年通り盛況を見せ、4月10日の週はOsterferien(オスターフェーリエン)・・・イースター休暇なので学校もお休みですから家族連れで出かける方が多いです。

クリスマスの時にはChristkind(クリストキント)がプレゼントを持って来るわけですが、復活祭の時にシンボルのひとつであるOsterhase(オスターハーゼ)・・・復活祭のうさぎがたまごと同様に子供達にプレゼントを持って来る習慣があります。

 

生活の中では年間を通してクリスマスが一番重要な行事だと思いますが、宗教的には復活祭が一番重要です。

 

イエス・キリストが復活したことを祝うことから「復活祭」と呼ばれていますが、ドイツ語では"OSTERN"(オステルン)と言います。

このOSTERNがイエス・キリストの復活を祝うことから日本語では"復活祭"と訳されているだけなので、厳密には正しい訳ではありません。

イエス・キリストが復活することをドイツ語ではAuferstehung(アウフエアシュテーウング)という言葉が使われます。

 

復活祭は移動祝日で今年2017年は4月16日ですが、去年2016年は3月27日、一昨年2015年は4月5日だったんですね。

キリストが復活したのが日曜日ですから、復活祭は必ず日曜日になります。

 

カトリックでは春分の日を3月21日と固定していて、「春分の日を過ぎて、最初の満月を迎えた後の最初の日曜日」と決められています。

もし満月と日曜日が一致した場合は、その次の日曜日が復活祭で、春分の日当日が満月で、なおかつ日曜日である場合は、次の満月に続く日曜日です。

 

 

そのためカトリックでは3月22日~4月25日に復活祭がやって来ますから、今年はかなり遅めの復活祭ということになります。

 

ちなみに東方正教会はユリウス暦で3月21日を春分の日と定めているため、カトリックのグレゴリオ暦と比べると13日のずれがあるため、4月4日~5月8日になります。

東方正教会では復活大祭と呼ばれています。

これは325年のニケーアの公会議で定められた設定基準です。

 

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復活祭に登場する3つのシンボル

3月の最後の週はいい天気が続き、日中の気温も20℃を超えてとても暖かくなりました。ウィーンの街は緑が多くなり、一挙に春の空気が広がっています。

街中の公園にある芝生の上ではたくさんの人がくつろぎ、ベンチにもたくさんの人が座って春の日差しを楽しんでいます。

今年の1月は本当に寒かったので、2月や3月に咲く花は例年よりひと月は遅く咲き始めました。

この春の訪れにタイミングよく復活祭がやってきます。

ドイツ語で復活祭は"OSTERN"(オステルン)と言いますが、これは厳密には"復活祭"という訳ではありません。

復活祭についてはその時にまた触れますが、これは宗教的に文字通りキリストが復活したことを祝うものですが、生活の中ではむしろ春の訪れを祝うような空気の方が多く感じられると思います。

街中を少しでも歩けば復活祭に関するデコレーションを店のショーウィンドウなど至る所で見ることができます。

ヨーロッパ文化はキリスト教なくしては語れません、キリスト教の歴史的習慣などが、現在のウィーンの生活にも現在の感覚として浸透していることがわかります。

今日はタイトルにある通り、復活祭の代表的な3つのシンボルについてまとめます。

 


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灰の水曜日と四旬節(2017年)

今日から3月ですね。昨日2月28日は謝肉祭の火曜日で今日から四旬節に入ります。

四旬節初日の今日水曜日は"灰の水曜日"と呼ばれ、ドイツ語ではAschermittwoch(アッシャーミットヴォッホ)と呼ばれています。

灰の水曜日は復活祭から日曜日を除いて40日間遡った日ということになっていますので、今年の場合は復活祭が

4月16日ですから、今日の3月1日が灰の水曜日となります。

 

四旬節はドイツ語ではFastenzeit(ファステンツァイト)と呼ばれています。

今日はこの2つのことについて少しまとめておこうと思います。

 


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Fasching(謝肉祭)2017年

今日2月28日は謝肉祭の最高潮である火曜日で、早いもので今年も明日から四旬節に入ります。

今年は復活祭が去年よりも20日遅いため、謝肉祭も去年よりも遅くなります。

去年の復活祭は3月27日でしたが、今年は4月16日です。

"謝肉祭"という言葉は日本でも知られていますが今年もこの時期に謝肉祭について簡単にまとめてみます。

 

謝肉祭はドイツ語ではFasching (ファッシング)と呼ばれキリスト教の重要な習慣です。

Fasching(謝肉祭)はFastenzeit (ファステンツァイト・・・日本語で四旬節)の前です。

四旬節は灰の水曜日(Aschermittwoch)からイエス・キリストが磔になりその後復活する前日までの時期で、伝統的には食事の節制、祝宴などの自制をし、祈り・断食・慈善が基本となります。

 

灰の水曜日は復活祭から日曜日を除いて40日間遡った日ということになっていますので、今年の場合は復活祭が

4月16日ですから、3月1日が灰の水曜日となり、その前日2月28日が"Faschingsdienstag"という謝肉祭の火曜日で謝肉祭のクライマックス・・・つまり今日というわけです。

 

40日間というのはイエスが荒野で断食をした長さで、紀元600年頃にどうやらローマ教皇グレゴリウス1世が復活祭前の断食時間を定めたようです。

そのため謝肉祭は厳粛な時がやってくるのでそれに伴って断食を・・・その前にバカ騒ぎをしようじゃないか・・という意味があるわけです。

 

多くのレストランなどではちょっとした飾り付けをしますし、特に謝肉祭の最終火曜日は仮装して仕事をする人も多く、謝肉祭シーズンには多くの幼稚園や小学校でもちょっとしたパーティーがあり、子供達が仮装して幼稚園や学校に行きます。

ウィーンだと今日ではなく、先週仮装して登校する学校が多かったと思います。

 

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12月8日はMaria Empfängnis (無原罪の御宿り)

ウィーンで生活をしていると四季を通じて様々な行事があり、この国の習慣などを感じることができます。そのような行事はキリスト教関係であることが多く、中でもこの時期のクリスマスは生活の中では一番重要な行事だと思います。"クリスマス"とひと言で言ってもその中には伝統から培われてきた色々な習慣が見られるわけですね。

アドヴェントクランツや聖ニコラウスなどもこの時期の重要なものです。毎日決められた時間に教会のミサに行く人はこの御時世限られているとは思いますがキリスト教文化が根付いていることがよくわかります。イエス・キリストは神の子として、救世主として色々な場所に登場しますが、それと同様にイエスを生むことになる聖母マリアも色々な所に登場します。

今日12月8日はMaira Empfängnis (マリア・エンプフェングニス)という祝日です。マリア・迎える・・・というこのドイツ語の表現から、マリアがイエスを授かった・・・つまり受胎告知の日だと思われている方がまだまだ多いですが、受胎告知とは全く違う祝日です。

 

Maira Empfänginis ・・・マリア・迎える・・・これは聖母マリア自身が穢れなくこの世に宿されたことを祝うもので、日本語では"無原罪の御宿り"とか"無原罪懐胎"と呼ばれています。マリアが宿されたのは、マリアのお母さんであるアンナです。そのためむしろこのこの祝日はアンナにも関係するわけです。

この無原罪の御宿りのお祭りは、10世紀ぐらいから存在していました。

 

1477年にローマ教皇SixtusIV世がローマに導入し、1708年にはClemens XI世 によってカトリック全体的に規定され、1854年PiusIX世がこの教義を公認します。

 

ちなみにマリア誕生はこの12月8日のMaira Empfängnisから9ヶ月後の9月8日で、受胎告知は3月25日となっています。

 

右の写真はマリアが蛇を踏んでいるというよく見られる光景です。これは原罪を犯したエヴァの罪からの解放です。

原罪とはエヴァが蛇の誘惑に負けて地上に罪をもたらし、人間は生まれながらにして罪を持っているという考え方・・・この"罪"が原罪です。でも"マリアはその蛇に勝っている"わけです。これはこの無原罪の御宿リを象徴しています。

 

 

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オーストリアではクリスマスプレゼントを持ってくるのはサンタクロースではありません

オーストリアではクリスマスプレゼントを持ってくるのはサンタクロースではありません。サンタクロースでなければ誰が持ってくるのでしょうか? それはChristkind (クリストキント)が持ってきます。Christkindは子供のイエス・キリストです。そもそもクリスマスは何を祝うためのものでしょうか?イエス・キリストが生まれてきたことを祝うためのものですね。そのためオーストリアではクリスマスプレゼントを持ってくるのは子供のイエスキリストということになっています。サンタクロースがプレゼントを持って来るなんて言うとこちらでは苦笑いをされてしまいます。サンタクロースは聖ニコラウスから生まれたキャラクターであり、今日12月6日はその聖ニコラウスの日で、地元では重要な日のひとつです。

 

 

ニコラウスは小アジア(現在のトルコ)のMyra の司教であり、だいたい350年ぐらいに亡くなったとされている聖人です。

貧しい人達を憐み、助けて、財産を全て貧者に与えたとも言われています。

 

よくある有名な彼のエピソードは、年頃3人の娘を持った、貧しい父親の話です。

お金がなかったので、娘達を嫁がすこともできなかった・・・そこで娘たちが体を売ってお金を作ろうとした時に、ニコラウスが3日3晩現れ、その家の窓から、もしくは煙突から金貨を投げ込んだとされています。

その金貨がそこにぶら下げられていた靴下の中(もしくは置いてあった靴)に投げ込まれた・・・ということです。

もうひとつのエピソードは、航海中嵐によって難破しそうになった船の上で、船乗り達がニコラウスの名前を呼んだら海の上にニコラウスが現れて、命を救った・・・ということです。

 

 

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今日11月1日は"Allerheiligen"(アラーハイリゲン) です

今日11月1日はAllerheiligen (アラーハイリゲン)というキリスト教の祭日です。日本では"祭日"という言葉は1948年以降は使用されなくなっていますが、こちらはキリスト教文化ですからあえて祭日という表現を使います。

Allerheiligenは全ての聖人という直訳で、日本語では"諸聖人の日"とか"万聖節"などと呼んでいます。

今日はこのことについてちょっとまとめましょう。

 

名前の通り全ての聖人に捧げるので、カトリックで聖人に列せられているポピュラーな聖人だけではなく、神以外は知らないその他の聖人や殉教者も対象となります。ちなみに東方正教会では聖霊降臨祭後の最初の日曜日がAllerheiligenです。AllerheiligenはカトリックではHochfestと呼ばれる重要な祭日となります。

今日はたくさんの地元の人達が墓地に行き、自分の先祖や亡くなった家族のお墓を訪れて祈りを捧げ、ロウソクや花輪などでお墓を飾ります。年間を通して墓地が最も華やかで活気がある日となります。

ウィーンでも中央墓地を始め多くの墓地が外側にあり、それぞれの墓地が賑わっています。

 

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今日8月15日はマリア被昇天の日です

一昨日の午後から気温もまた上がり、青空が広がって来たウィーンです。昨日はほぼ30℃で暑い一日でした。

私は昨日ドナウ河の最も美しいヴァッハウ渓谷を御案内しましたが、絶好の船下り日和で、週末の天気がいい日ということもあってメルク修道院やクルーズ船はかなりの混雑でした。

さて、今日は月曜日ですがマリア被昇天ということでオーストリアは祝日です。

地元では長い週末ですね。

 

イエス・キリストを身ごもった聖母マリアにもお決まりのエピソードが存在しています。

ナザレの町にヨアキムという、イスラエルの古い部族の血をひく裕福な男性がいて、彼の悩みは結婚して20年にもなるのに子供がいないことでした。信仰心が厚い彼は、子供がいないという理由で神殿の犠牲の捧げものを祭司から拒否されてしまいます。子供がいない者は、神の民を増やせないので資格がないという理由です。また、妻のアンナも子供がいないという同じ悲しみに暮れていました。

ある日、天使がアンナのもとに現れて、「神はあなた達の願いを聞きとげて下さった、しかも世界中に知られることになる人を身ごもったのです」というお告げがありました。その後9ヶ月後に高齢であったアンナは無事に出産し、"マリア"と名付けられました。

 

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Fronleichnam (聖体祭)

ヨーロッパ文化はキリスト教なくしては語れません。

絵画、建築、音楽、工芸品、生活習慣、人々の精神構造など全てキリスト教とリンクしています。

しかし地元の人がいつも決められ時間に教会に行っているかというとそのような方々は僅かだと思いますが、キリスト教の習慣から生まれて現在の生活に大きな影響を与えていることはたくさんあります。

ウィーンで生活をしていると様々なキリスト教関係を習慣を見ることができ、しかもそれらが生活の習慣として密着しています。

 

さて今日5月26日はFronleichnam (フローンライヒナム) というキリスト教の祝日です。

 

Fronleichnamは日本語では聖体祭とか聖体の祝日とも言われ、カトリックの大事な祝日です。

この祝日は復活祭同様移動祝日なので毎年日が変わります。

"聖体"ですからイエス・キリストの体と血の儀式です。

ドイツ語でFronleichnam(フローンライヒナーム)と言いますが、この表現は中世ドイツ語の"vrône lîcham für ‚des Herren Leib"から派生したということです。

Fronleichnamは復活祭の日曜日の次の日を1日目と数えて60日目にあたります。

Pfingsten (聖霊降臨祭)の月曜日が終わり、次の日の火曜日から数えて10日目になります。

今年は3月27日か復活祭、5月15日が聖霊降臨祭の日曜日でしたので、今日が聖体祭になるわけです。

聖体祭は毎回木曜日となるわけですから、磔になる前の緑の木曜日と、その日の最後の晩餐に行われる聖体の秘蹟と結び付けられています。

 

Fronleichnamではミサが重要であり場所によっては外で行われます。

その後はProzessionという宗教行列があります。

これはカトリック教徒達が司祭や助祭が持つ聖体顕示台と共に祈りながら、そして歌いながら行進します。

 

Fronleichnamは1246年にベルギーの Lüttich司教区から始まったもので、1264年にはローマ教皇ウルバヌス4世によって全教会の祝祭として定められました。

 

ウィーンのシュテファン大聖堂では今日8:30からミサがあり、そのあとProzessionがあり

3.000人の参加が見込まれています。

 

 

 

 

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今日は聖霊降臨祭 (2016年)

今日5月15日は聖霊降臨祭という祭日です。

ドイツ語では"Pfingsten" (プフィングステン)と呼ばれています。

日本では"祭日"という表現はおそらく今でもあると思いますが、昭和23年、1948年に

"国民の祝日に関する法律"が施行されて"祭日"はなくなり全て"祝日"となっていますが、

ここでは宗教的行事ですので祭日と表現したいと思います。

 

聖霊降臨祭は復活祭と同じように移動祝日(祭日)ですので毎年日が違います。

今年2016年に関しては、復活祭は3月27日 (日)でした。

その3月27日を1日目と数えて40日後の5月5日(木)がキリスト昇天祭 (Christ Himmelfahrt)で祭日です。

その次の日から数えて10日後にあたる今日の5月25日が聖霊降臨祭 (Pfingsten)というわけです。

 

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なぜ復活祭では"たまごに色をつける"?

復活祭には色のついたゆでたまごを食べる習慣があります。

うちは別にキリスト教の家庭ではありませんが、年間を通してウィーンの生活習慣を家庭でも取り入れているので、復活祭の日曜日には必ず義理の母が持って来る"Osterschinken"(オスターシンケン)と色のついたゆでたまごを食べます。

"Osterschiknken"は復活祭ハム・・・なんて意味になります。

うちも例年通り昨日昼に皆で食べました。

 

復活祭の飾りでも紹介していますが、復活祭の3大シンボルはうさぎ、たまご、ネコヤナギです。

たまごはOsterei (オスターアイ)とこちらでは呼ばれていて、イースターエッグです。

 

たまごに色を塗る習慣は、Fastenzeitと四旬節に密接な関係があります。

このFastenzeitの期間、クリスチャン達は卵も食べてはいけませんでした。

 

そのため、卵が長持ちするようにと、女性たちは卵をゆでて、ゆでたまごにしたわけです。

 

生たまごとゆでたまごは、見た目だけではわかりません。

 

そこで卵をゆでる時に、生卵と区別するために、ゆでると色落ちする植物を同時にお湯の中に入れて、卵に色をつけたのが始まりです。

 

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復活祭 (Ostern) 2016年

今日3月27日は復活祭です。

また同時に夏時間に切り替わりましたので、1時間損したことになります。

 

生活の中ではクリスマスが一番重要な行事だと思いますが、宗教的には復活祭が一番重要です。

イエス・キリストが復活したことを祝うことから「復活祭」と呼ばれていますが、

ドイツ語では"OSTERN"(オステルン)と言います。

 

復活祭は移動祝日で今年2016年は3月27日ですが、例えば去年2015年は4月5日、

一昨年2014年は4月20日だったんですね。

キリストが復活したのが日曜日ですから、復活祭は必ず日曜日になります。

 

カトリックでは春分の日を3月21日と固定していて、「春分の日を過ぎて、最初の満月を迎えた後の最初の日曜日」と決められています。

 

そのためカトリックでは3月22日~4月25日に復活祭がやって来ますから、今年はかなり早い復活祭ということになります。

 

ちなみに東方正教会はユリウス暦で3月21日を春分の日と定めているため、カトリックのグレゴリオ暦と比べると13日のずれがあるため、4月4日~5月8日になります。

東方正教会では復活大祭と呼ばれています。

 

これは325年のニケーアの公会議で定められた設定基準です。

もし満月と日曜日が一致した場合は、その次の日曜日が復活祭で、春分の日当日が満月で、なおかつ日曜日である場合は、次の満月に続く日曜日です。

 

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復活祭の飾り

あと1週間で復活祭となりました。

すでに何度も触れていますが今年は復活祭が3月27日とかなり早いわけで、そのためクリスマスが終わった後の謝肉祭シーズンも早く終わった気がします。

街中には復活祭に関するものが色々な所に登場し、商店街などのショーウィンドゥに飾られて行きかう人々の目を楽しませてくれます。

今日はその復活祭の3大シンボルについて少し紹介します。

 

復活祭のシンボルと言えばうさぎ、たまご、ネコヤナギで以下のように呼ばれています。

"Osterhase (オスターハーゼ)"    復活祭うさぎ

"Osterei (オスターアイ)"     復活祭たまご

"Palmkätzchen (パルムケツヒェン)"  ネコヤナギ

 

 


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シェーンブルン宮殿の復活祭市  (2016年)

今年2016年の復活祭は3月27日とかなり早くやって来ます。

復活祭の時期になると、キリスト教の習慣と合わせて毎年復活祭について話題にしますが、

昨日の3月9日からシェーンブルン宮殿での"Ostermarkt" (復活祭市)が始まりました。

 


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個性的なFastentuch

今年は復活祭が3月27日とかなり早いです。

街中は復活祭を象徴する物がお店などのショーウィンドゥなどに多く飾られています。

復活祭についてはまた後日話題にしたいと思いますが、謝肉祭が終わってこの時期の復活祭までの時期を四旬節・・・ドイツ語ではFastenzeitと呼んでいます。

教会に行くとイエス・キリストが復活をするまでのこの四旬節の時期、主祭壇が布で覆われているのを見ることができます。

つまり、主祭壇を隠してしまうわけです。

見開きの祭壇などもこの時期は閉じられています。

この祭壇を覆う布のことを"Fastentuch" (ファステントゥーフ)と呼ばれていますが、ちょっとおもしろいFastentuchを紹介します。

 

 

こちらはウィーンのシンボルであるシュテファン大聖堂です。

大聖堂に入ると奥の主祭壇には紫色にライトアップされたFastentuchを見ることができます。

主祭壇が隠されているわけですね。

普段見られる主祭壇と比べるとより目立っています。

これは一種のモダン芸術であり、このFastentuchは1枚の布ではありません。

 

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Aschermittwoch (灰の水曜日)とFastenzeit (四旬節)

昨日2月9日は謝肉祭の火曜日でした。

謝肉祭の最高潮に達した火曜日の次の日の水曜日・・・つまり今日は"Aschermittwoch"(アッシャーミットヴォッホ)と呼ばれ、日本語では灰の水曜日です。

そして今日から四旬節(Fastenzeit)に入ります。

ドイツ語で"Asche" は灰、"Mittwoch"は水曜日です。

 

 


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Fasching (謝肉祭)2016年

今日2月9日が今年度の謝肉祭の頂点である火曜日です。

"謝肉祭"という言葉は日本でも知られていますが実際はどういうものなのでしょうか。

 

謝肉祭はドイツ語ではFasching (ファッシング)と呼ばれキリスト教の重要な習慣です。

 

Fasching(謝肉祭)はFastenzeit(ファステンツァイト)・・・日本語で四旬節の前です。

四旬節は灰の水曜日(Aschermittwoch)からイエス・キリストが磔になりその後復活する前日までの時期で、伝統的には食事の節制、祝宴などの自制をし、祈り・断食・慈善が基本となります。

 

今年2016年は復活祭が3月27日とかなり早いんですね。

灰の水曜日はその復活祭から日曜日を除いて40日間遡った日ということになっています。

今年の場合は2月10日が灰の水曜日なので、その前日2月9日が"Faschingsdienstag"という謝肉祭の火曜日で謝肉祭のクライマックス・・・つまり今日です。

 

40日間というのはイエスが荒野で断食をした長さで、紀元600年頃にどうやらローマ教皇グレゴリウス1世が復活祭前の断食時間を定めたようです。

 

 

そのため謝肉祭は厳粛な時がやってくるのでそれに伴って断食を・・・

その前にバカ騒ぎをしようじゃないか・・・という意味があるわけです。

多くのレストランなどではちょっとした飾り付けをしますし、特に謝肉祭の最終火曜日は

仮装して仕事をする人も多く、謝肉祭シーズンには幼稚園や小学校でもちょっとしたパーティーがあり、子供達が仮装して学校や幼稚園に行きます。

 

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Sternsinger(シュテルンジンガー)

ここ数日はとても寒い日が続いています。

日中は-3℃~-5℃ぐらいで、風も強くて体感的にはもっと寒く感じます。

私は仕事は大好きですが、風が強いマイナス気温の中での徒歩観光は正直辛いものがありますね。

昨日は日中は-1℃だったものの、それ以前よりは少し暖かく感じました。

でもこの寒さが冬の間ずっと続くわけではなく、数日後には少し暖かくなります。

この寒さの中で徒歩観光をしている時に街中で"Sternsinger"に数回出会いました。

 

1月6日は"Heilige Drei Könige"でした。

Sternsinger(シュテルンジンガー)とは

12月25日~1月6日までこの聖三王(三賢者、三学者)であるカスパール、メルキオール、バルタザールの3人に変装した子供達が街中を歩き、色々な人々を訪れてちょっとした歌を歌い、その後に彼らに少しの献金をするという習慣です。

 

ドイツ語で"Stern"は星、"Singer"は歌う人で、東から星に導かれてイエスを拝みに来るという話から来ています。

これはカトリック教会では伝統的な習慣で、たいてい教会がオルガナイズした子供達が変装しています。

街中だけではなく、彼らは家にもやって来るんです。

その時には家の呼び鈴を押して、家主が出て来るとそこで歌を歌ってくれます。

うちにも毎年近くの教会で組織されたSternsingerがやって来ます。

 

 

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聖三王の祝日(2016年)

今日1月6日は"Heilige Drei Könige"(ハイリゲ・ドライ・ケーニゲ)の日で祭日です。

"祭日"という表現は日本ではもう存在せず、現在では全て"祝日"と表現しますが、聖三王のこの日はキリスト教の宗教儀礼上の休日なので祭日でもいいのかなと思います。

 

このドイツ語を直訳すると。「聖なる三王」となるでしょうか。

 

日本語では、東方三博士、東方三賢者とも言われています。

イエス・キリストが誕生したのでイエス・キリストを拝むために東から星に導かれて三学者(三賢者、三博士)がやって来る・・・というよく知られた話です。

 

新約聖書のマタイ書では「イエス・キリストが生まれ、ベツレヘムからの星に導かれて東からやって来る学者」としか書かれていません。
つまり人数なども書かれていないわけです。

 

しかしすでに3世紀ぐらいから「人数」と「王様」で登場していたようで、6世紀初頭にはそれぞれの名前も与えられたようです。

 

以下、それぞれの名前と彼らがイエスに捧げる物です。

 

 

カスパール (アジアを象徴)

 

没薬を渡し、将来の受難の死を意味する老人の姿で登場

 

 

 

メルキオール (ヨーロッパを象徴)

 

黄金を渡し、王権を意味し、青年の姿で登場

 

 

 

バルタザール (アフリカを象徴)

 

乳香を渡し、神性を象徴し、普通は黒人で壮年の姿で登場

 

 

これは12世紀のヨーロッパでは、ヨーロッパとアジアとアフリカの3大陸だけだと信じられていたことも関係があると思います。

 

この東から来た三学者は、ヘロデ大王のもとへ行き「ユダヤ人の王としてお生まれになった方」について尋ねます。

ヘロデ大王が「幼子を見つけたらここに連れて来るように・・・」と言いましたが、

3人は王の所へは戻らず、そのまま帰って行きました。

 

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クリスマスツリーを飾る習慣

昨日はクリスマスイヴでした。

うちにも"Christkind"が来てくれたようでたくさんのプレゼントがもみの木の下にたくさん置かれていました。

 

クリスマスツリーのもみの木はこちらでは"Christbaum" (クリストバウム)と呼ばれていて、本物のもみの木にちゃんと装飾をして飾る習慣があります。

そもそも、"本物のもみの木"という表現がこちらの人からすると滑稽だと思います。

おもちゃのツリーを飾る習慣はないからです。

生活の中では年間を通して一番重要な行事がクリスマスです。

(宗教的には復活祭ですが)

うちも毎年もみの木を飾っていて今年はちょっと早めに買い、昨日の午後4に家族皆で装飾をしました。

 

日常生活の中では"重要な習慣"として当たり前のように毎年この時期になればもみの木を飾ります。

ところでなぜクリスマスにもみの木を飾るのでしょうか?

 

これはクリスマスの習慣とキリスト教に大きな関係があります。

キリスト教の成り立ちで書いていますが、313年にキリスト教を公認したコンスタンティヌス帝の時代、おそらく325年のニケーアの公会議で、もしくは336年12月25 日にローマ帝国でキリスト降誕祭が行われているのはほぼ確実とされていることもあり・・・あるいは354年とも?・・・いずれにしても325年~354年 にイエスの生まれた日が12月25日に定められたようです。

 

聖書の中にはイエスがいつ生まれたかというハッキリした記述はありません。

 

当時ローマ帝国は多神教で、キリスト教はそのひとつであったわけです。

キリスト教は様々な異教に出会い、その祝祭日をキリストの誕生日にせざるおえなかった

わけです。

言い方を変えれば、当時ローマ帝国で普及していた太陽神側にもいい顔をし、

自ら認めたキリスト教側にもいい顔をして・・・というように帝国をまとめるための苦肉の政策のようにも見えます。

 

そのような背景から以下3つの大きなお祭りがクリスマスのベースとなっています。

 

①その多神教の中での太陽神ミュトラスを信仰するミトラ教はとても重要で、

 太陽神の誕生を祝う冬至祭が12月25日であったこと。

 

 

②農耕の神サトゥルヌスを崇め、豊穣を祈願するお祭りのサトゥルナーリア祭、

 これは紀元前217年頃からあったとされています。

 

 

③北欧のユールの祭りからも影響を受けています。

   北欧においてもケルト、ゲルマンが信仰していた神々やその風習が取り入れられ、

   収穫の感謝と太陽の復活を祝う冬至のお祭りがありました。

 

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12月8日は"Maria Empfängnis" で受胎告知とは違います

この時期のウィーンの主役はクリスマスです。

11月半ばから始まったクリスマス市ももう後半です。

年間を通してクリスマスが一番重要なイヴェントがある12月にはそれ以外にも重要な日がいくつかあります。

一昨日の12月6日は地元で重要なニコロ(聖ニコラウス)の習慣であり、また同時にアドヴェントの第2日曜日でしたからうちでもAdventkranzに2本目のロウソクを灯しました。

 

今日12月8日は"Maria Empfängnis" (マリアエンプフェングニス)という休日です。

昨日の月曜日は平日でしたが休みをとって4連休の方が多かったと思います。

シェーンブルン宮殿やベルヴェデーレ宮殿は大変な混雑でした。

 

ドイツ語でMaria Empfängnisは、その言葉から何となく、聖母マリアが迎える・・・

つまりイエス・キリストが生まれることが知らされた

「Mariä Verkündigung」

(受胎告知)と勘違いされることがとても多いです。

地元の人もそう思ってる方が多いんですね。

でもそうではありません!

 

Maria Empfängnisは、イエス・キリストとは何の関係もなく、聖母マリアが、母アンナから無原罪で生まれて来たことを祝うものです。
日本語では"無原罪の御宿り"とか

"無原罪懐胎"と呼ばれています。




マリアが宿されたのは、マリアのお母さんであるアンナです。

そのためむしろこのこの祝日はアンナにも関係するわけです。

この写真はウィーンのアンナ教会の美しいフレスコ画です。


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聖ニコラウスの日(2015年)

今日の12月6日は聖ニコラウスの日です。

このニコラウスから現在誰でも知っているサンタクロースが生まれたというのが定説です。

 

ここオーストリアでは「クリスマスにサンタクロースがプレゼントを持って来る・・・」

なんて言うと地元の方に苦笑いされてしまいます。

サンタクロースがクリスマスにプレゼントを持って来ることはオーストリアでは絶対にあり得ないからです。

クリスマスにサンタクロースは登場しません。

 

では誰がプレゼントを持って来るのでしょうか?

それは"Christkind" (クリストキント)・・・つまり子供のキリストが持ってきます。

クリスマスはイエス・キリストが生まれたことを祝うものですね。

だからプレゼントを持って来るのは子供のキリストなんです。

サンタクロースは装飾とマスコット以外には絶対に登場しません!

そのためクリスマス市だって"Christkindlmarkt"とこちらでは呼ばれています。

 

そのサンタクロースの元の人物は聖ニコラウスです。

 

聖ニコラウスはカトリックの有名な聖人です。

ニコラウスは小アジア(現在のトルコ)のMyra の司教であり、だいたい350年ぐらいに亡くなったとされている聖人です。

貧しい人達を憐み、助けて、財産を全て貧者に与えたとも言われています。

 

 

<ニコラウスのエピソード>

よくある有名な彼のエピソードは、年頃3人の娘を持った、貧しい父親の話です。

お金がなかったので、嫁がすこともできなかた・・・そこで娘たちが体を売ってお金を

作ろうとした時に、ニコラウスが3日3晩現れ、その家の窓から、もしくは煙突から金貨を投げ込んだとされています。

その金貨がそこにぶら下げられていた靴下の中(もしくは置いてあった靴)に

投げ込まれた・・・ということです。

 

サンタクロースからのプレゼントがどこに入るかという、小さい頃によく聞いた

話に何か思い当りませんか?!

 

もうひとつのエピソードは、航海中嵐によって難破しそうになった船の上で、船乗り達が

ニコラウスの名前を呼んだら海の上にニコラウスが現れて、命を救った・・・

ということです。

 

 

<ニコラウスがサンタクロースへ変化していく>

 

小アジアでは6世紀にすでにニコラウスのお祭りの習慣がありました。

 

現在でも彼のとても傷んだ棺がMyraの教会の下にあり、特に東方正教会の重要な巡礼教会としても知られています。

 

1087年にそこからおそらく海賊達によって、ニコラウスの骨が盗まれ、イタリアの

Bari (バーリ)に持たらされ、そこにニコラウスの教会が作られました。 

現在でもそこは有名な巡礼教会です。

その後、ヨーロッパでもニコラウス崇拝がとてもポピュラーになったわけです。

 

やがて新大陸のアメリカが発見され、そこに17世紀にオランダ人達が移民していき、

その時にこのニコラウス習慣をアメリカに持って行きました。

 

St.Nikolaus はドイツ語では、ザンクト・ニコラウス、英語でセント・ニコラウス・・・

オランダ語ではSinterklaas・・・これがアメリカからサンタクロースというカタカナ書きで、私達日本に入って来たわけです。

 

日本はかなりアメリカナイズされているので、クリスマスもアメリカ的にサンタクロースがプレゼントを持って来るわけです。

 

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今日はマリア被昇天

今日8月15日はマリア被昇天祭です。

イエス・キリストを身ごもった聖母マリアにもお決まりのエピソードが存在しています。

 

ナザレの町にヨアキムという、イスラエルの古い部族の血をひく裕福な男性がいて、

彼の悩みは結婚して20年にもなるのに子供がいないことでした。

信仰心が厚い彼は、子供がいないという理由で神殿の犠牲の捧げものを祭司から拒否されてしまいます。子供がいない者は、神の民を増やせないので資格がないという理由です。

また、妻のアンナも子供がいないという同じ悲しみに暮れていました。

 

ある日、天使がアンナのもとに現れて、「神はあなた達の願いを聞きとげて下さった、しかも世界中に知られることになる人を身ごもったのです」というお告げがありました。

その後9ヶ月後に高齢であったアンナは無事に出産し、"マリア"と名付けられました。

 

キリストが天に昇天し、その後10日後に弟子達の前に現れる聖霊降臨祭が過ぎて使徒達は世界中に散って行った。

その後マリアは12年、もしくはその倍の24年を生きたとされ、マリアも60歳、もしくは70歳を超えていました。

そこへ1人の天使がマリアの前に現れてマリアに死のお告げをします。

そのお告げとは、3日後に臨終が来るということでした。マリアはもう一度使徒達に会いたいと思いました。

この天使はミカエルとされています。

すると、はるばる雲に運ばれて使徒たちがやって来ました。

そして真夜中にはキリストが到来し、

キリストの腕に抱かれてマリアの魂は天に昇って行きました。

この時キリストは使徒たちに3日後に再び来ることを告げました。

使徒達はマリアの遺骸を柩に収めて埋葬しました。

約束の3日後、キリストがマリアの墓に現れ、大天使ミカエルがマリアの魂を抱いていて、「母上、よみがえりなさい」とキリストが言いました。

すると、マリアの魂は遺骸に入り、マリアは起き上がって天使たちに伴われて天に昇天して行きました。

 

聖母マリアはキリスト昇天と違って、自らの力ではなく、天使によって天に昇って行ったので、"被昇天"と表現されるわけです。

 

マリア被昇天は6世紀から存在しているようですが、1950年ローマ教皇ピウス12世によって正式に教義とされました。

 

写真はヴェネツィアにある有名なティツィアーノの聖母被昇天です。

 

聖母マリアについて 1(マリア崇拝)も御覧下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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今日は Pfingsten(聖霊降臨祭)

今日2015年5月24日は聖霊降臨祭(Pfingsten・・・プフィングステン)という

キリスト教の祭日です。

日本では"祭日"という表現はおそらく今でもあると思いますが、昭和23年、1948年に

"国民の祝日に関する法律"が施行されて"祭日"はなくなり全て"祝日"となっていますが、

ここでは宗教的行事ですので祭日と表現します。

 

 

聖霊降臨祭はペンテコステとも呼ばれ、

イエスが復活し、その40日後にイエスは天に昇天、その10日後に再びイエスは弟子達の前に現れて様々な言語を伝えるという

出来事があったことを祝う祭日です。

 

復活祭が移動祝日(祭日)ですので、聖霊降臨祭も毎年日は違います。

今年2015年に関しては、復活祭は4月5日 (日)でした。その4月5日を1日目と数えて40日後の5月14日(木)がキリスト昇天祭 (Christ Himmelfahrt)でした。

その次の日から数えて10日後が今日である5月24日の聖霊降臨祭 (Pfingsten)です。

 

弟子たちが集まっていると、突然天から炎のような舌が現れ、1人1人の上に止まります。

すると弟子たちは精霊に満たされて、様々な国の言語を話し始めた・・・ということです。

これは新約聖書の"使徒言行録"の2章1節以降に見られます。

紀元後130年にはキリストのお祭りとしてすでに存在していたようです。

 

ペンテコステはギリシャ語で"50番目の日"を意味するペンテーコステーに由来しています。

これはユダヤ教においての過ぎ越しの祭りから50日後に祝われる"シャブオット"の

ギリシャ語訳ということです。

シャブオットはもともと春の収穫に感謝する農業祭でした。

 

やはりユダヤ教のお祭りをここでもキリスト教は受け継いでいたわけです。

こちらでは今日の日曜日(Pfingstsonntag)と明日の月曜日(Pfingstmontag)は

お休みです。

 

 

以下参考までに・・・

キリスト教の成り立ち今日は復活祭も御覧下さい!

 

 

 

 

 

 

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今日は復活祭 (2015年)

今日4月5日は復活祭です。

宗教的には年間を通して一番重要なお祭りです。

しかし生活の中ではクリスマスが年間で一番重要な行事です。

 

復活祭らしい晴天のいい天気ですが、朝の気温は2℃前後とかなり冷え込んでいます。

 

ドイツ語で復活祭は"OSTERN"(オステルン)と言います。

イエス・キリストの復活を祝うことから日本語では"復活祭"と訳されていますが,厳密には

正しい訳ではありません。

キリスト復活はドイツ語ではAuferstehung (アウフエアシュテーウング)という言葉が使われます。

 

このOSTERNは移動祝日で、今年2015年の復活祭は今日4月5日の日曜日です。

キリストが復活したのが日曜日ですから、復活祭は必ず日曜日になります。

 


カトリックでは春分の日を3月21日と固定していて、復活祭は「春分の日を過ぎて、最初の満月を迎えた後の最初の日曜日」と決められています。

 

 

もし最初の満月が日曜日である場合は、その次の日曜日が復活祭で、

春分の日当日が満月で、なおかつ日曜日である場合は、次の満月に続く日曜日です。

 

そのためカトリックでは3月22日~4月25日に復活祭がやって来ます。去年はかなり遅く、

4月20日が復活祭でした。

 

 

復活祭が決まって、そこから日曜日を除いて40日間を遡ると、灰の水曜日です。

その前日の火曜日がFasching(謝肉祭)の頂点で、次の日の灰の水曜日から

Fastenzeit(四旬節)という、イエス・キリストが磔になり、その後復活する前日までの

厳粛な時が始まります。

 

復活祭前の週を、Karwoche (カルヴォッヘ)と呼ばれ、受難週です。

特に木曜日から土曜日までをそれぞれ、Gründonnerstag、Karfreitag,Karsamstagと呼ばれています。

Gründonnerstag(緑の木曜日)が最後の晩餐の日です。

 

 

ちなみに東方正教会はユリウス暦なので、カトリックのグレゴリオ暦と比べると

13日のずれがあるため、復活祭は4月4日~5月8日になります。

 

これは325年のニケーアの公会議で定められた設定基準です。

 

御興味があれば以下も参照して下さい。

キリスト教の成り立ち

 

 

 

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復活祭に登場するもの

今日は3月28日の土曜日で、明日から夏時間になります。

夜中の2時の時に、3時に変わります。

実際に夜中に起きて時計を1時間進めることはなく、事前に進めておきます。

1時間損することになります。この1時間は結構大きいですね・・・。


今年は去年と比べると復活祭は早く4月5日ですからもうすぐですね。

そのためシェーンブルン宮殿の復活祭市も今年は早く始まりました。

 

キリスト教では現在四旬節で、四旬節とは灰の水曜日から、イエス・キリストが磔になり

その後復活する前日までの時期で、伝統的には食事の節制、祝宴などの自制をし、祈り・

断食・慈善が基本となります。

 

この時期は復活祭の雰囲気が街中至る所に見られます。

復活祭はドイツ語でOSTERN(オステルン・・・いわゆるイースター)といいますが、

イエスが復活することを祝う宗教的には年間で一番重要な行事です。

 

復活祭については例年通りまた後日説明したいと思いますが、復活祭にはなくてはならないシンボル的なグッズ?!を見てみましょう。

 

 


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シェーンブルン宮殿の復活祭市   (2015年)

ウィーンの街中は復活祭を待っている空気が流れています。

ドイツ語ではOSTERN(オステルン)といいますが、日本語では復活祭と一般的には訳されています。

復活祭については後日このコーナーで復活祭当日に説明したいと思います。


昨日3月21日からこの時期恒例のシェーンブルン宮殿の復活祭市が始まりました。


今年で13回目を向かえる復活祭市はOSTERMARKT(オスターマルクト)と

呼ばれています。


屋台が建ち並び、人工芝的じゅうたんの上に簡易テラスも設けられていて皆さんが

のんびりくつろいでいます。


昨日は天気も非常によく、初日であり週末

でもあったので観光の皆さん以上に

地元の人が多く訪れていました。


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灰の水曜日

昨日が謝肉祭の最高潮である火曜日で、今日は灰の水曜日です。

ドイツ語ではAscher Mittwoch(アッシャー・ミットヴォッホ)と呼ばれています。

 

今日から四旬節に入ります。

四旬節とは、灰の水曜日からイエス・キリストが磔になり、その後復活する前日までの時期で、伝統的には食事の節制、祝宴などの自制、祈り・断食・慈善が基本となる時期です。

 

復活祭の日が決まって、そこから日曜日を除いて40日間遡った日が灰の水曜日ということになっています。

この40日間というのはイエスが40日間の断食を行ったことからきています。

 

 

 


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今日は謝肉祭の火曜日(Fasching)

今日は謝肉祭の火曜日です。

その一環として街中では様々な所で舞踏会が開かれています。その中でも先日話題にした

国立オペラ座舞踏会はその最高峰でしょうか。


ウィーンで生活をしているとクリスマス等を始め様々な季節のいわゆる行事があり、

それが人々の生活に本当に自然に溶け込んでいるんですね。

たいていがキリスト教習慣がベースになっていると思いますが、この謝肉祭とはどういう

ものなのでしょうか?

 


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Weihnachtskrippe 2

先日のWeihnachtskrippe 1 が結構好評だったので、クリスマス習慣は終わりましたが、

もうひとつWeihnachtskrippe 2を紹介します。

 

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Weihnachtskrippe 1

1月6日は"Heilige Drei Könige"で、ベツレヘムからの星に導かれて3人の学者がイエスを

拝みにやって来るという有名な話からの祝日でした。

このシーンを表したジオラマが"Weihnachtskrippe"で、アドヴェント時期から教会や

クリスマス市、家庭などに多く見られます。

 

今日はそのWeihnachtskrippeをいくつか紹介したいと思います。

 

 

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1月6日は東方三博士の祝日です

元旦の次の祝日は今日1月6日の"Heilige Drei Könige" (ハイリゲ・ドライ・ケーニゲ)です。日本語では東方三博士、東方三賢者などとも呼ばれ、イエス・キリストが誕生したので東から星に導かれて三学者がやって来る・・・というよく知られた話です。



こちらではクリスマス時期によく登場するWeihnachtskrippe (ヴァイナハツクリッペ)という、イエスが生まれ、この3人がイエスを拝みにやって来るシーンを表すジオラマが多く見られます。

 

クリスマス時期でなくても美術館に行けばこれをテーマにした絵画がいくつもあります。

 

 

この東から来た三学者は、ヘロデ大王のもとへ行き「ユダヤ人の王としてお生まれになった方」について尋ねます。

 

ヘロデ大王が「幼子を見つけたらここに連れて来るように・・・」と言いましたが、

3人は王の所へは戻らず、そのまま帰って行きました。

 

彼ら3人には名前があり、それぞれ以下の物をイエスに捧げます。

 

カスパール (アジアを象徴)

没薬を渡し、将来の受難の死を意味する老人の姿で登場

 

メルキオール (ヨーロッパを象徴)

黄金を渡し、王権を意味し、青年の姿で登場

 

バルタザール (アフリカを象徴)

乳香を渡し、神性を象徴し、普通は黒人で壮年の姿で登場

 

 

新約聖書のマタイ書では「イエス・キリストが生まれ、ベツレヘムからの星に

導かれて東からやって来る学者」としか書かれていません。
つまり人数なども細かく描写されていないわけです。

 

しかしすでに3世紀ぐらいから「人数」と「王様」で登場していたようで、6世紀初頭にはそれぞれの名前も与えられたようです。

 

ちなみにこの1月6日の"Heilige Drei Könige"が過ぎるまではクリスマスツリーをまだ飾っておく習慣があるので、クリスマスが終わっても、クリスマスツリーも一緒に年を越して新年を迎えるわけです。

 

 

 

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Christbaum(クリスマスツリー)

先々週からウィーンはクリスマスツリーが街中で売られています。

11月半ばからクリスマス市が出始めてクリスマスの雰囲気が一挙に漂うわけですが、

この時期ツリーが街中に出て来ると、ますますクリスマスが近づいて来るんだな・・・

と思います。

今日は12月23日ですが、今日にツリーを買う地元の方もまだまだ多いんですね。


 

こちらでは毎年もみの木(Tannenbaum)が売られますが、特にこのクリスマスツリーのもみの木は、ここオーストリアではChristbaum(クリストバウム)と呼ばれています。地元では家庭に飾るクリスマスツリーとしてもみの木を毎年買うわけで、ウィーンの街中には至る所でChristbaumが売られています。背丈が高いものから低いもの、全体の形が整っている物など様々です。

オーストリアは林業も重要な産業であり、計画的な植林をしているため、もみの木がなくなることは絶対にありません。ちなみにここオーストリア産の赤松などは日本にも輸出されています。

ツリーを売る業者によってはもみの木の他にFichte (トウヒ)も売られます。

シェーンブルン宮殿市庁舎のように大きなツリーが必要な時には、もみの木ではなくトウヒが飾られます。30mを超えるもみの木はそのこまで成長する時間もかかります。

20m~30mを超えるもみの木はまず見たことがありません。

 

重要なことは常緑樹であるということで、この時期に緑であることが大事です。

 

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今日は無原罪の御宿り

先日マリア信仰について書きましたが、今日12月8日は"Maria Empfängnis" (マリア・エンプフェングニス)というカトリックの休日です。マリア・迎える・・・というこの

ドイツ語の表現から、マリアがイエスを授かった・・・つまり受胎告知の日だと思われている方がまだまだ多いですが、受胎告知とは全く違う祝日です。

 

Maira Empfänginis ・・・マリア・迎える・・・これは聖母マリア自身が穢れなくこの

世に宿されたことを祝うもので、日本語では"無原罪の御宿り"とか"無原罪懐胎"と呼ばれています。

 

マリアが宿されたのは、マリアのお母さんであるアンナです。

なのでむしろこのこの祝日はアンナにも関係するわけです。

 

マリア誕生以前の話として、

ナザレの街にヨアキムという、

イスラエルの血を引く裕福な人物がいました。この人物こそが後に

マリアの父親となります。

アンナと結婚して20年にもなるのに子供がいなかったという大きな悩みがありました。

 

ある祝日の日、信仰深い彼は神殿に捧げものを持参したら、祭司に

子供がいない理由で拒否されてしまいます。その理由は子のいない者は神の民を増やせないので資格がないということでした。

 

彼は絶望し、また一方アンナも

同じ悩みを持ち、悲しみに暮れていました。ある日、突然天使がアンナのもとに現れ、"神はあなた達の願いを聞き取って下さった。しかも世界中に知られることになる人を身ごもるのです" というお告げがあり、

その9か月後に高齢のアンナは無事に出産し、「マリア」と名付けられました。

 

 

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