アルプスの一角を流れる Schwarza 川

オーストリアは国土の63%が山岳地帯で、ヨーロッパアルプスが国内に横たわっています。

そのアルプス一帯には多くの谷が存在し、長閑な美しい街が点在しています。

ウィーンはかつての帝国の都であり荘厳な建造物が多く立ち並び、華麗で重厚な街並みですが、ウィーンを離れてちょっと郊外に行くと豊かな自然が作り出した美しい風景が広がっています。

先日Wiener Alpenのひとつに数えられるRaxでハイキングをしました。

この辺まで来るとチロルやザルツブルク地方ではないNiederösterreichであっても、アルプス2000m級の山が見られ、だいぶ景色が違います。

前述したようにオーストリアは"谷" の地形が特徴的で、たくさんの川がオーストリアアルプスを縦横しています。

その川のひとつをお届けします。

 

 

この川はScwarzaという名称で、NiederösterreichのGrüne SchwarzaとDürre Schwarza 川が共に交わる標高694mのTiefentalを水源とした66km程の長さの川でWiener Neustadt南側のBad Erlachまで続き、その後はLeitha川となり、ドナウ、黒海まで流れています。

 

 

このSchwarza川はRaxSchneebergの間であるHöllentalという景勝地を流れています。

そのちょっと先にはこの写真に見られるKaiserbrunn界隈で、この地域からウィーンの上水道が2本の水道管によって運ばれています。

厳密にウィーンの上水道はこのKaiserbrunnが当初の水源ですが、ここだけでなくここからSteiermark州に延長されていて、そこからここを経由する2本と、延長されたSteiermark州からLunz、St.Pöltenのそばを通過する別ルートの2本、計4本の水道管によって供給されています。

 

この辺りは静かでのんびりできて、景色を見てるだけでホッとします。

 

 

水質も非常にいいです。

この透明感ある水を見て下さい。

 

この日は30℃以上の暑い日でしたので、しばらく川の中に入って涼んでいました。

 

 

 

 

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