毎年楽しみにしているSchilcher Sturm(シルヒャー・シュトゥルム)が今年も来ました。
昨日9月25日が初日で、観光中、昼食前にフリータイムがあったので皆さんにもお勧めして、一緒に飲みに行きました。
お馴染み、グラーベンに出てるトーマスさんの屋台です。

Schilcher Sturm(シルヒャー・シュトゥルム)は同じSturm(シュトゥルム)でも特別なSturmです。
"Schilcher" (シルヒャー)とはオーストリア産の"Blauer Wildbacher"という赤ワインになるぶどうの品種からできたワインの名称です。
特に"Wildbacher"という品種からできたワインは明るい赤色になることからオーストリアではロゼとも言われます。
グラーツを州都とするシュタイヤーマルク州の南はロゼのワインが作られることで有名で、"Schilcher" はシュタイヤーマルク産のワインだけに用いられる登録商標です。
そのロゼワインになる途中の発酵中の飲み物ももちろんシュトゥルムと言われますが、特にこの場合のシュトルムは"Schilcher Sturm"(シルヒャー・シュトゥルム)と言われています。
その辺で簡単に飲めるものではありませんが、近年はかなりのカフェやレストランなどでもSchilcher Sturm を提供している所が増えてきた気がします。

今年最初のSchilcher Sturmはコクがあるとても美味しい味でした。
大満足です!
このスタンドでは白ワインになる途中の一般的なシュトゥルムも提供されていますが、やっぱりSchilcher Sturmです。
この屋台が出されているのは木、金、土の3日間で、5週間、一杯4.70ユーロです。
この時期にウィーンに来られたら絶対飲みに行きましょう!
本当に美味しい!