ウィーンの「最後の晩餐」

ウィーンにはダ・ヴィンチの「最後の晩餐」のコピーが見られるのを御存知ですか?

 これは13世紀 1224年レオポルド6世にウィーンに呼ばれたミノリーテン修道会の教会にあります。

(ミノリーテンはフランシスコ会の始まりであった小さな兄弟会)

 

イタリアのミラノにあるオリジナルの最後の晩餐と同じサイズで、ナポレオンI世が依頼し、1809年Giacomo Raffaelli がこの仕事を請け負いました。 

このコピーは当初パリに運ばれるはずでしたが、完成した時点でナポレオンはすでに皇帝ではなくなっていたため、マリア・テレジアの孫、フランツI世オーストリア皇帝が買い取ってウィーンに運ばせました。

近くで見るととても精巧に作られています。

それぞれのモザイクは数ミリで、全く隙間なく敷かれています。

原寸大9.18m x 4.47m、重さ20トンです。

世界で最も美しい複製でしょうか。