ウィーンのちょっと珍しいアングル 78

一昨日までは春の陽気で、青空が広がるいい天気で日中20℃ぐらいに(太陽の下では体感的にそれ以上に感じた)なっていたウィーンですが、昨日から気温が下がり、10℃を下回り、週末は朝方マイナスになる予想となっています。

今日日曜日の朝は青空のいい天気ですが、冷え込んでいます。

自然を見ていると春なのですが・・・。

 

さて、今日はウィーンのちょっと珍しいアングルをテーマにしましょう。

前回のウィーンのちょっと珍しいアングル77ではレッカー移動の場面をお届けしました。

今日は建物です。

 

 

こちらはウィーンに詳しい方であればどこだか見当がつくでしょう。

手前にある大きなアーチの中に、2段にわたってアーチが見られるというアングルです。

下のアーチはガラスがはめ込まれていませんが、2階部分はガラスが入っています。

街灯的な照明も素敵です。

ここは有名なカフェ、Café CentralがあるPalais Ferstel (フェルステル宮殿)の正六角形の中庭的空間です。

ここには"Donaunixenbrunnen" (ドナウニクセンブルンネン)が置かれていて、人々が通り抜けられるPassageになっています。

ルネッサンス様式の美しいアーチ空間です。


こちらの奥に見える建物は何でしょうか?

この角度から見ていると一瞬イタリアのヴェネツィアなどによくあるルネッサンススタイルの教会に見えます。

もちろん十字架などは立っていません。

この建物はリンク道路沿いにあるブルク劇場で、このアングルはブルク劇場の裏側になります。

後ろから見ると正面とは全く違った印象を受けますね。

ブルク劇場は1874年12月16日に建設が始まって、1888年に完成しています。

14年かかってしまったのはこの建物を担当した2人の重要な建築家が考えの違いから喧嘩をしてしまったからです。

 

 

 

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