ウィーンによく見られるこの時期の花 265(マルバウツギ)

30℃を超える日が続いています。

ウィーンは夏です。

今年の夏はかなり暑くなると専門家は言っています。

実際に天気予報は連日30℃を超える予報です。

ハイナーのイチゴFrappeeが毎日飲みたくなりますね。

昨日も実はこれを飲みました。

 

さて、前回はこの時期ウィーンの色々な場所に見られるセイヨウバイカウツギについて書きましたが、今日の花も別のウツギでやはり色々な場所に見られます。

 

こちらはドイツ語では

Raue Deutzie、

学名ではDeutzia scabra、

日本語ではマルバウツギとかツクシウツギと呼ばれています。

アジサイ科、ウツギ属の落葉低木です。

原産は日本の本州の西側、九州、四国です。

こに見られるマルバウツギには学名を始めとしたInfoの札が付けられていて、そこには

"Japan Riukiu Inseln"と書かれています。

琉球諸島原産ということになります。

      


 

開花時期は5月~6月で、白くて細かい特徴的な形をした花が密集して咲きますので、遠くからでもよくわかります。

花の先は細かく立つように咲きます。

日本でのマルバウツギとは学名がいっしょでもちょっと違うように見えます。

 

花の咲く部分は6cm~12cmぐらいでしょうか。

花ひとつは1.5cm~2cmぐらいの幅です。

全体的な高さは2.5m~3mぐらいでしょうか。

学名の"scabra"はドイツ語では"rau"(=rauh)とか"krätzig"で、ザラザラした、ガリガリした・・・なんて意味があります。

こちらでは観賞用として庭や公園などによく植えられています。

 

写真は2019年5月26日11:10頃 Botanischer Gartenで撮影したものです。

 

 

 

 

 

 

 

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