クリスマスツリーを買ったこととクリスマスツリーを飾る習慣(2018年)

クリスマスがあと何日したら来るんだろう・・・とわくわくしながら待つAdvent(アドヴェント)習慣ももうすぐ終わりです・・・ということはクリスマスがもうすぐそこまで来ています。

今週の日曜日にAdventskranzに4本目のロウソクが灯されます。

ウィーンの街にクリスマスツリーを売る業者が出始めると、何となく慌ただしさを感じると同時に、まもなくクリスマスがやって来ることを実感します。

ウィーンには300のクリスマスツリーを売る業者が活躍し、多くの人がクリスマスツリーを買って行きます。

こちらは毎年新しい自然のもみの木を飾ります。

おもちゃのツリーを飾る人はほとんどいないでしょうか。

でも傾向的には次の年にも使えるプラスチックのツリーを買う人も増えているとか・・・。

でもクリスマスはちゃんとしたもみの木です。

うちも毎年クリスマスツリーを買って、家に飾りますが、今年は昨日2mぐらいの形のいいもみの木を買い、24日まで庭に置いてあります。

装飾をするのは12月24日です。

 

さて、このクリスマスツリーを飾る習慣についてちょっとまとめてみます。

 

もみの木はTannenbaum(タンネンバウム)とドイツ語で呼ばれますが、特にこのクリスマスツリーのもみの木は、ここオーストリアではChristbaum(クリストバウム)と呼ばれています。

クリスマスプレゼントを持って来るのはサンタクロースではなくChristkind(クリストキント)ですからね。

背丈が高いものから低いもの、全体の形が整っているものなど様々です。

オーストリアは林業も重要な産業であり、計画的な植林をしているため、もみの木がなくなることは絶対にありません。

毎年時期になると選ばれたもみの木が切られて売られるために運ばれてきます。

 

うちは毎年家の近くに出る業者からクリスマスツリーを買いますが、その業者はNiederösterreichのWaldviertelに広大な林業地を所有する地元で有名な業者で、家族経営ですがウィーンを始め周辺にいくつかの販売スポットを出しています。

毎年ここで買うのでうちはもう顔を覚えられていて、ちょっとした世間話になります。

 

 

この時期が年間を通して一番忙しい時期で、1月6日が過ぎると彼らは休暇に入るそうです。

でもその後、何もしないかというとそうではなく、切り取ったもみの木の根を掘り起こして、新しいもみの木を植える作業が待っていて、さらに成長しているもみの木も当然管理しなければいけないので、

非常に大変だということです。

平均的に植えてから10年前後のもみの木が一番需要があるということです。

そのぐらいのもみに木が普通の家庭に飾る高さに適しているんでしょうね。

 


 

こちらはグラーベンでクリスマスツリーが売られている光景です。

ツリーはネットに包まれて運ばれ、ネットが外されてKreuzと呼ばれる十字型の木に立てられて売られています。

クリスマスツリーが売られている場所には、右上の写真で見られるように円形の物が必ず置かれています。

 

クリスマスツリー(もみの木)の形はどれも一緒なので適当に大きさと値段で選んですぐに買う・・・ということにはなりません。

実際に飾ることを思い浮かべて、どのくらい緑が密集しているか、真っすぐであるか、均等であるか、ツリーの先が美しいか、全体のシルエットが美しいか・・・などポイントがいくつもありますので選ぶのは結構時間がかかります。

どれを買うか決めたら、Kreuzが欲しいか欲しくないか聞かれますが、どこの家庭にもたいていKreuzの代わりにクリスマスツリーを支える専用のものがあるので普通はKreuzは要りません。

 

このままツリーを運ぶのは不便ですし、しかもクリスマスまではまだ時間がありますから緑が乾いてはいけないのでもう一度ネットに包むわけです。

そこで前述したこの円形の物が大活躍をします。

ツリーの根本部分からこの円形の中にツリーを通していくと、狭くなっていく円形の中を通りながらツリーの葉が折りたたまれて、同時にツリーがネットでくるまる・・・という中々便利な物です。

 


 

このような品質保証を示すラベルが巻かれています。

Niederösterreich産で、写真の物は230ユーロもするのでかなり高いですね。

 

 

これは昨日のグラーベンです。

ここには毎年この時期にいくつかの業者がクリスマスツリーを売ります。

もうクリスマスまで秒読みです。

 


<クリスマスツリーを飾る習慣>

 

 

11月25日付でクリスマスの習慣について触れています。

その時に現在のクリスマスの原型となった3つの習慣を書きましたが、そのひとつである北欧に住んでいた古代ゲルマン民族の「ユール」という冬至の祭りで使われていたのがもみの木です。

冬でも葉を枯らさずにいる・・・これが生命の象徴とされていました。

 

こうした「祭りごとを行う時に、もみの木を飾る」という行為は今のドイツにも伝わり、キリスト教の普及と共にキリスト教でもその習慣を引き継いで行きました。

 

1419年にドイツのフライブルクで、パン職人の信心会が精霊救貧院にツリーを飾ったことが最初の、クリスマスツリーをクリスマスに飾った記録とされています。

常緑樹を飾ったのはなぜでしょうか?

 

日が短い冬の暗い闇と戦い、闇を追い払うために人々はその時日が短い太陽を元気づけるために火を燃やし、大地のなかの生命が生き続けていることを示すために、冬でも葉を枯らさずにいる、生命のシンボルでもある常緑樹を飾ったということです。

 

そのような歴史的背景から現在に見られるクリスマスツリーを飾る習慣があるわけです。

 

 

 

 

 

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