栗のケーキ Maroniblüte(マローニブリューテ)

ウィーンは宮廷文化が栄えた街ですから食事はおいしく、日本人の口に合う料理が多くあります。

ハプスブルグ王朝が健在だった頃には王宮にも専用の厨房があり、しっかりと組織されていて色々な部門に分かれていました。ハプスブルグ家ではすでに15世紀から"銀器保管室"があったことが確認されています。19世紀になると。銀器保管室と食卓調度保管室が一緒になり、"王宮銀器・食卓調度保管室"という名前で運営されていて、デザート部門もありましたからウィーンにはおいしいケーキが食べられる店がたくさんあります。

王宮には銀器博物館がありますから時間があれば訪れてみて下さい。いかに大掛かりで、でもしっかり統率されていたことがわかり、お皿や銀器類、デザートの型など色々なものが見られます。

 

おいしいケーキが食べられる店というとたくさんありますが個人的にはハイナーが好きですが、ウィーンの有名なカフェハウスで食べるケーキはどこもそれなりにおいしいです。

冬のこの時期は秋から登場している栗のケーキが色々なカフェで提供されていて、それぞれ個性があって食べ比べてみるのもおもしろいです。

一昨年まで話題にしていた栗のケーキを今年はシーズンが終わりになる前にまた登場させたいと思います。

 


 

こちらはMaroniblüte(マローニブリューテ)というケーキで、栗の花盛り・・・何て意味になるのでしょうか。 

いわゆる日本のモンブランですが、味は全く違っています。

見られる通りかなりのボリュームがありますが、見かけよりは甘くないです。

栗の濃厚な味と微量なラム酒が絶妙な味を演出していて、 口に入れた瞬間にう~ん、これはいける!って感じになります。

ひとつ個人的に残念なのは中のクリームの部分にさくらんぼが今年から入れられましたので、甘さの中にちょっと酸っぱさが感じられます。でもたまに食べたくなる味です。

 

これが食べられるのは、Café Landtmann, Café Mozart, Café Museum, Café Hofburg, Café Residenz です。

 

 

 

 

 

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