飲料水スタンドの中の構造

ウィーンの街には3年前からグラーベン、英雄広場、市立公園の前、カールス教会前などに飲料水スタンドが出ていますね。ウィーンの街の上水道はアルプス山脈からの良質な湧水であるという贅沢な街で、そこからカフェの文化も根付いています。その上水道の宣伝も兼ねた飲料水スタンドは地元から観光客まで幅広く利用されています。

この飲料水スタンドは春から10月終わりまで提供されていて、夏の30℃を超える暑い時にはペットボトルを持った人がたくさん並んでいます。

今年からはシェーンブルン宮殿の横にもこの飲料水スタンドが設置されました。このシェーンブルン宮殿の飲料水スタンドが先日11月8日に撤去される場面に遭遇しました。

 

この日は朝9:00にグループの皆さんとシェーンブルン宮殿でミートして観光が始まるということだったので、だいたい15分ぐらい前にシェーンブルン宮殿の正門に着くように地下鉄を降りてからのんびり歩いていました。朝、シェーンブルン宮殿から仕事が始まるということが年間を通して圧倒的に多いです。朝の冷え込みを感じながらシェーンブルン宮殿の横を歩いていると係が飲料水スタンドを開けて何かやっていました。直感で飲料水スタンドを撤去すると思ったので時間がまだ早かったですからこの方に話しかけてみました。

「お早うございます! お仕事中申し訳ありませんがちょっとお伺いしてもよろしいでしょうか?」という内容をもちろんドイツ語で尋ねたら快く話をしてくれました。案の定、飲料水スタンドを撤去するちょうどその時でした。その時に中を覗かせてもらいました。

 

 

だいたい想像はしていましたが、飲料水スタンドは路上にある消火栓にかぶせてあったのです。消火栓にこの飲料水スタンドが上下で固定されているのが見えますね。そして消火栓にある送水口からさらに延長させて飲料水スタンドの外から水が出るという構造とミストが噴き出す構造になっていました。

 

この時は係がちょうど飲料水スタンドを開けた時で、これからねじを緩めようとしていました。

係の方によればこの飲料水スタンドの設置は20分程、逆に撤去も20分ほどで完了するということでした。

 

冬場は街中にある噴水の水も止められます。この飲料水スタンドだって来年の春までお休みです。

今年もこの飲料水スタンドには大変お世話になりました。個人的にこのシェーンブルン宮殿の飲料水スタンドでは毎日のように水を飲みましたし、また観光中にもグラーベンや英雄広場ではたくさんの日本からのお客様が喉を潤しました。

この飲料水スタンドには来年もまた活躍をしてもらいたいです。

 

 

 

 

 

 

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