オーストリアでひとつの観光スポットとして最も多くの方が訪れるのがシェーンブルン宮殿です。
シェーンブルン宮殿はヨーロッパで重要なバロック建築であり、世界遺産にも登録されていて、宮殿見学、庭園見学、動物園など幅広く楽しめます。
団体ツアーではシェーンブルン宮殿に入らないことは僅かの例外を除いてまずありませんし、個人で旅行される方もウィーンが初めてであれば必ず訪れるでしょう。
そのシェーンブルン宮殿が最近毎週末にディナーやコンサート、9月26日からは乗馬大会が開かれます。
その関係で宮殿正面の前庭と宮殿すぐ後ろのエリアは9月15日~10月3日まで関係者以外立ち入り禁止となっています。
そのため宮殿正門付近から宮殿後ろの庭園に行くためには、宮殿の右側から回り込む一番早いルートは使えず、ずっと右へ奥へ奥へと進み、ぐるっと回り道して宮殿後ろの庭園へ行くか、宮殿左側から少し遠回りして、後ろへ行って、さらにクローズエリアの外側を通って庭園奥へ行くかになります。
以下見取り図を掲載しますので参考にして下さい。

Haupttor が正門で、薄い赤に塗られたエリアが立ち入り禁止です。
前庭も立ち入り禁止エリアを取り囲んで進む必要があります。
右回りルートはめちゃ遠回りになりますから、左側ルートを使いましょう。
後ろに出ても宮殿に近づけないのが残念です。
しかしそれ以外は制限がないので、問題なく散策することが出来ますし、グロリエッテも行けます。
シェーンブルン宮殿には6つの入り口があるので、庭園だけ行くのであれば例えば地下鉄4号線 (U4) のシェーンブルン駅のひとつ先にあるHietzing駅で下車してそこからHietzing Torから庭園に入るのもいいでしょう。
いずれにしても観光的には迷惑なことです。