ペットボトルや缶には容器代が含まれているのでなるべく返却しよう

観光中にミネラルウォーターやジュースなどの飲み物を買う機会は多いでしょう。

スーパーマーケットやソーセージスタンド、お土産屋さんなどではミネラルウォーターなど多くの飲み物が売られています。

この時購入するミネラルウォーターなどのペットボトルや缶ジュースの缶などには"Pfand"という容器保証金が含まれています。

多くのペットボトルがこれに該当し、レジでは1本につき本来の本体料金+0.25ユーロが加算されます。

オーストリアでは2025年1月1日から施行されています。


 

支払い時に気付かなくても購入したペットボトルをしっかり観察しましょう。

上に見られるような€マークがあれば1本に付き0.25ユーロ取られています。

使用済みのペットボトルを普通に捨てればそれで終わりですが、スーパーマーケットには必ず返却機が設置されていますので、返却後にその金額を寄付するかレシートのように貰って、次回の買い物額から引いてもらうことが出来ます。

買った場所で返却する必要はなく、どこでも大丈夫です。

ただしシェーンブルン宮殿のショップで売られているペットボトルはシェーンブルン宮殿にある返却機で返さないとダメと店の人は言っています。

街中では無意識で捨てたペットボトルをゴミ箱からあさっている人を多く見ます。

たいていは身なりが良くない物乞い的な空気を醸し出す人がやっていますね。

 

街中には多くのMistcontainer(大きなゴミ箱)が、住宅地などにはペットボトルや缶専用の大きなゴミ箱も置かれていて、今までは構わず捨てていましたが、使い終わったペットボトルを潰させるために1本0.25ユーロという課金制度にして、潰さないで捨てる状況を少なくしようということです。

返却機に入れるとペットボトルはすぐに潰されて奥に運ばれます。

うちはいつも潰して大きなMistcontainerに捨てていましたが、1本0.25ユーロとなると気軽に捨てることが出来なくなり、ある程度まとまってから返却し、その時の買い物額から引かせています。

潰すことが出来ないペットボトルや缶が溜まりに溜まっていくので非常に迷惑な取り決めになりました。

地元でも同じように感じる人は非常に多く、評判はよろしくありません。

 

ソーセージスタンドなどで売られているミネラルウォーターなどはスーパーよりかなり高いので、返却機はなく、瓶以外であればそのまま持ち帰ってどこかで返却しても問題ありません。