ウィーンの路面電車はリンク道路完成と同時の1865年から現在に至るまで活躍しています。
最初は鉄道馬車、そして蒸気機関車、20世紀初頭には電化された路面電車はウィーン市民の重要な足として、また
観光でお世話になる方も多いでしょう。
この歴史ある路面電車に9月1日から12番という新しい路線が登場しました。

この路面電車12番 (Linie 12) はHillerstraße~Josefstädter Straßeを結ぶ7.2kmで、ウィーンの2、8、9、20区の4つの区を走り、地下鉄の乗り換えが現時点で5か所、 将来的にU5も乗り換え可能となり、さらに国鉄2か所の駅も含んで路線地域250.000人に便利になるということです。
地図で見る通り、新しく建設された部分は2.2kmあり、残り5kmはすでに使われている線路を利用しています。
停留所の数は25か所、新しく建設されたエリアは100本の木が植えられ、2km以上の自転車ゾーンも作られました。
この路線を観光で乗車することは少ないかもしれませんが、使い方によっては便利になりそうです。