シェーンブルン宮殿横にある飲料水スタンドの大混雑

ウィーンは今年5月31日に初めて日中の気温が30℃を超え、昨日まで30℃を超えた日が29日あります。

一昨日までは連日30℃を超えていましたが、昨日からやっと30℃を下回りました。

昨日の朝は久しぶりにウィーンらしい爽やかな朝でしたね。

今日も朝は16℃と涼しく、日中は27℃ぐらいの予報です。

30℃を超える中での徒歩観光は本当に体力を使います。

そんな時に有難いのが街中にある飲料水スタンドですが、暑くなることに比例して飲料水スタンドを利用する人が多くなり、先週まではかなりの行列となっていました。

 

 

こちらはシェーンブルン宮殿横にある飲料水スタンドです。

一昨昨日の13:20頃で、暑くて35℃を越えていました。

フリータイム中に自分も水を補給しに来たのですが、こんなに並んでいるとは思いませんでした。

自分の番が来るまで15分ぐらいはかかったでしょうか。

飲料水スタンドは両側から使えるようになっていて、その両方が行列となっています。

1回行列ができると中々行列が終わらないのは、単に水を飲むだけでなく、空のペットボトルに水を入れている人が多いからです。

 

飲料水スタンドは2013年から毎年4月からウィーンの特定の場所に11月頃まで設置され、冬は撤去されてまたシーズン開始と共に登場していましたが、今では年中無休で見られるようになり、冬の間は水が止められています。

王宮の英雄広場市立公園前、シェーンブルン宮殿など当初は限られた場所に設置されましたが、一昨年ぐらいからベルヴェデーレ宮殿やプラター駅、ウィーンの外側の区などにも多く見られるようになっています。

 

ウィーンの上水道はアルプス山脈の湧水であることはよく知られています。

ウィーンから90km程離れた所に水源があり、1秒間に、250L~2500Lという大量の水が湧いていて、4本の水道管によって、2本ずつ、それぞれ別ルートで直接ウィーンに供給されます。

その良質な上水道を街中を歩く地元の人やウィーンに観光に来る皆さんにも・・・ということで飲料水スタンドが設置されています。

この飲料水スタンドは水を飲むだけでなく、横のボタンを押すと上からミストが噴き出してきます。

暑い時にはこのミストが顔に当たるととても心地いいです。

 

仕事は楽しいですが、30℃を超えた時の徒歩観光では体力を使いますね~。