食事の時にスープを飲む方は多いでしょう。
日本だとスープに変わるものとして味噌汁がもっとも浸透していると思いますが、味噌汁はごはんと一緒という感覚がありますね。
でもこちらはスープは前菜になるため、通常はメインの前に出されます。
こちらのアジア系レストランでもMisosuppe として提供されていることがほとんどで、こちらの習慣に合わせて味噌汁だけが最初に出されることがよくあります。
味噌汁だけ最初に飲むという感覚は私には理解できません。
さて、今日はウィーンで定番なスープのひとつを紹介します。

こちらはFrittatensuppeと呼ばれ、たいていのレストランにはある定番スープのひとつです。
基本は牛コンソメ味にクレープの薄切りが入っているものです。
卵焼きが入っていると思われる方が多くいらっしゃいますが、知らなければそう見えてしまいますね。
こちらは多くのスープがありますが、同じコンソメでも何を入れるかによって呼び名が違っています。
Fritattensuppe(フリターテンスッペ)は家庭でも作られ、地元で好まれているウィーン料理と言えます。
同じFritattensuppeでも、場所によって味の違いがかなりありますね。
写真のFfritattensuppeはCafé Sperl (シュペルル)のものです。