ウィーン 楽友協会ホールのライトアップ

楽友協会ホール、ドイツ語では、「Gesellschaft der Musikfreunde」・・・

ゲゼルシャフト・デア・ムズィークフロインデと言いますが、何と言っても、世界一音響がいいホールのひとつであること、ウィーンフィルのニューイヤーコンサートの2つで有名です。

 

この建物は、テオフィル・ハンセンという有名なリンク道路時代の建築家により、1870年にこの場所に建てられましたが、「楽友協会」自体はもっと前の1812年に設立されています。

当時は音楽が宮廷から貴族層、そして少しずつ一般庶民に入ってくる時代であり、より多くの演奏会を皆さんに提供しよう・・・というコンセプトで組織されました。

当時はウィーンの旧市街地の一角に彼らは、演奏会ホールを含めて拠点を持っていましたが、時と共にそこは狭くなってきました。

そこで広い所に・・・ということで検討され、そしてこの場所に1870年に移ったというわけです。

 

この楽友協会ホールは、Großer Saal・・・大ホールのいわゆる黄金の間、Kleiner Saal・・・小ホールのブラームスザールが当初から作られ、更に2004年にはこのホールの地下部分に、(実際には地下でつながっているだけで、これらは正面広場地下に作られています)

メタルのホール、木のホール、ガラスのホール、石のホール・・・という4つのホールが新たに建設されました。

今日はこの建物がライトアップされている様子をお届けします。